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2022年の思い出

ブログさん、お久しぶりです。
忙しさを理由にしばしブログから離れていたが、その間に新型コロナウイルスの蔓延、ウクライナへの軍事侵攻等があり、世界の様相がすっかりと変わってしまった。
今年の3月には故郷宮城県に大きな地震もあった。実家の2階窓枠がガラスごと落下するという被害があり、老体で独居する母も、そして私も衝撃を受けた。幸い、夫が休みを取って同日のうちに訪れ、後片付けをしてくれて、助かった。その後、私もコロナの状況を見ながら、毎月帰省して、あれこれ用事を済ませてきた。壊れた窓の修復には数ヶ月かかり、その間はずっとブルーシートで覆われていて、帰省中の寝室に多少の苦労があった。もっともそれを理由に、県内の温泉旅館に滞在できた。近年、コロナ渦で控えていた国内旅行だったが、実家に寝泊まりできないなら、旅館に泊まるしかない、と良い言い訳になった。
作並、遠刈田と、たっぷりの温泉で疲れを癒やした。昨年の父の死後、そしてこの地震ですっかり不眠症となった母が、温泉旅館で寝息を立てて眠っているのを見て、安堵の気持ちが押し寄せる。今は少し、平静な毎日に戻りつつある。

心を落ち着けるためにも、また少しずつ、日々の大切な気付きを記せたらいいと思う。
写真は、NHK宮城のニュースでも取り上げられた、沢端川の梅花藻(バイカモ)。清らな流れにゆったりと身を委ねる可憐な白い花である。

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20220711/6000020022.html




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蒼いうみとカラフルな小舟



2020年2月26日
霞ヶ浦の向こうにあるゴルフ場に行った。快晴の朝日に、霞ヶ浦が蒼く輝いていた。湖岸には、小さくてカラフルに小舟。
ふと、昨年のバカンスで立ち寄ったマルタ島の小さな漁村、マルサシュロックの風景を思い出した。写真を並べると、やっぱりちょっと似ている。
新型コロナウイルスで混乱の毎日。予定していたイベントが、ことごとく変更となり、心も荒んでくる。脳天を突くような真っ青なうみと空が、心を癒すようだ。カラフルな小舟は、微笑みを誘う。

春を告げる福寿草


2020年2月25日
2月とは思えない春のような温かい日が続く。今年の庭は、いつもより早春の花達が咲き急いでいる。
真っ先に咲いたのは、福寿草。可愛らしい黄色い花を、枯れ葉の茶色の中で開かせた。愛しい。
お世話になっている茶道の先生が、がんの闘病のために入院された。生徒たちで心配の治療情報交換会をメールで繰り返す。 コメントし、先生の回復、生徒仲間の癒しを祈り、福寿草の写真を添えた。姉弟子も春の訪れを感じてくれたようだった。

桜島




2019年12月8日
先月、鹿児島に出掛けた。初めての鹿児島で楽しみにしていたのは、やっぱり桜島を眺めること。ところが、行きの羽田空港で、噴火のため鹿児島に着かないかもしれない、熊本か、場合によっては羽田に引き返すかもしれないが、承知の上乗車せよとアナウンスされた。仕事の都合でたった一泊だけ行くのに、羽田に引き返したらショック、とひやひやしながら飛行機に乗った。杞憂なおわり、無事に鹿児島空港到着。しかし、曇っているのとわずかな噴煙で、桜島は良く見えない。わずか一泊二日の仕事旅、このまま桜島を見ることなく終わるのかと危惧したが、翌日はゆっくりと雲が晴れ、ステキな姿を見ることができた。ゆったり、ふっくらした稜線。美しかった。
ホテルは、この桜島を眺めながら最上階でお風呂に入れるサンロイヤルホテル。向田邦子がそのエッセイで綴ったホテルの風呂だ。朝、桜島を眺めながら近くを散歩して、その後、桜島を見ながらお風呂に浸かった。海沿いの散歩コースは、ずっと桜島を見ながら歩くことができる。湾に浮くゴミには、軽石が混ざって浮いていて、さすが噴火山明日と感激。鹿児島市内だけの慌ただしい旅だったが、桜島をたっぷり眺めて、満喫気分となった。ホテルには、前日降った火山灰が小さな袋に入れられ、粋なプレゼントとなっていた。

黒米ガパオ


2019年10月1日
休日のランチは簡単に。けれどちょっと変化球を楽しみたい。という事で、バンコクで買ってきたタイの黒米を炊いて、あとは冷凍のものでささっとガパオを作ってみた。タイ語ばかりの説明で、水加減もよくわからなかった黒米だが、玄米と同じに炊いたら、なかなか美味しく炊けた。ジャスミンライスも良いけれど、ちょっと変わった、旨味ある黒米で、タイの一皿ご飯ができた。
鶏挽き肉を炒めてスープで味付けし、冷凍しておいた、簡単鶏のラグー(軽い煮込み)。解凍して炒め玉ねぎと合わせた。しっとり炊けた黒米に、この鶏挽き肉を添え、たっぷりのオイルで揚焼きした目玉焼きを乗っける。これも冷凍のパクチーをかける。出来上がり。
ご飯を炊くのも、冷凍鶏ラグーを解凍するのも、休日の買い物前に準備。あとは帰宅後に、ちゃちゃっと炒めて簡単ランチ。
今年の5月に訪れたバンコクのレストラン、ブルーエレファントでは、美味しい料理に白米、黒米2つのご飯がたっぷりと添えられていた。それに惹かれて、バンコクのスーパーでタイ黒米を買ってみた。恐る恐る炊いたが、美味しく出来て
満足満足。
プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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