FC2ブログ

茶碗の存在感


2018年11月24日
先日、新桃山のの茶陶と題した美術展に出掛けた。志野のどっしりした茶碗がとても良かった。なぜ、時に圧倒的なオーラのある陶磁器があるのだろう?土という大地の恵み、土をこね形作る人のエネルギー、使う人の愛情が相成って、存在感が生まれるのだろうか?
国宝の志野茶碗に、そんな圧倒的な存在感を感じた。
秋の庭園が美しい根津美術館。作品を鑑賞したあとは、ゆっくりと庭園を散策、そして庭を眺めながらランチ。まだまだ公開時期があるので、また訪れたい展覧会だった。

冬支度 青色スワッグ


2018年11月18日

昨年に続き、庭木でスワッグ作りに挑戦。いや、挑戦というほどの難しさはない。ごく適当に剪定したコニファーを束ねてリボンを結ぶだけ。
昨年は赤っぽい色彩でまとめたので、今年は青でシックに。
なかなか良く出来た。

→昨年のスワッグ
昨年のスワッグ

フジタの一生 藤田嗣治展


2018年10月8日
日本に生まれ、フランスに生きた画家、藤田嗣治の一生を眺めつつ、その作品を味わう充実の展覧会を鑑賞した。フジタの作品はこれまでも幾多の美術館で鑑賞してきた。中でも圧巻は国立近代美術館のアッツ島玉砕で、乳白色の裸婦や変なネコの絵などよりも、ずっと心に残る絵だった。また、フランスのランスにあるフジタの礼拝堂も良かった。不思議な髪型の日本とフランスを往き来した画家。

今回の展覧会で、切れ切れだったフジタの一生を追いながら、その作品を鑑賞した。高名な陸軍医師の次男として生まれ、黒田清輝、モディリアーニ、ピカソなどの影響を受け、良く似た画風を転々とし、そして有名な乳白色の裸婦へと至る・・。その後二度の大戦や南米の旅をへて、カトリック洗礼。様々に変わる画風とその背景にある激動の時代に生きたフジタの変化かがありありと感じられた。
ちょっと冷淡に見えていた、フジタの作品が、これまでよりも味のあるものに変化して見えてきた。良い展覧会だった。

今年の収穫

2018年9月30日
 今年の夏は、庭に出るのが本当に嫌な暑さだった。だから、ほとんどお手入れ出来ずにバラも伸び放題、しかも暑さで枯れてしまったようだ。
 そんななかで元気に育ったのが、シカクマメ。春先に植えたらどんどんのびて、まるでジャックと豆の木を彷彿させた。隣のジューンベリーの木に絡みつき、遙か天を目指してのびていった。これは完全に蔓ぼけで、窒素肥料のやり過ぎ、豆がならないだろうとあきらめていた。ところが8月を過ぎた頃からどんどん豆が成っていく。ひらひらとヒダの付いたユニークな形だ。
 茹でて鰹節と醤油で簡単に食べるのが美味しい。今年の夏のヒット作だ。

しかくまめ

ブルゴーニュ記念の旅⑤ ワインの街 ボーヌ


2018年9月18日
 ディジョンから美しい葡萄畑のコートドールを眺めながら電車で30分ほど、ワインの街ボーヌがある。15世紀に貧民救済のために建てられたカラフルな瓦屋根が美しいオテルデューが中心の街。貧しい人々の病気を癒やすために、病室や薬品調剤室、キッチンなどが、これまた美しく展示されている。昔の車いす、介護用品なども展示され、興味深い。

IMG_8530.jpg IMG_8540.jpg IMG_8551.jpg




 街中にあるワイン博物館は、20年前も10年前も訪れた思い出の場所。当時はタストドヴァンと呼ばれる金属製小皿のようなテイスティング用品で試飲したが、今回は普通のワイングラスになっていた。その変化を半分嘆きつつ、やはりワインはグラスが、色も香りもよく味わえてよいとも思う。グラスは、博物館で包装紙と紙バックをもらって、後生大事に手で日本まで持ち帰った。
 IMG_8514.jpg

 ワインの街だから、街中にワイン関係のお店があり、そぞろ歩きが楽しい!
IMG_8521.jpg

 そしてボーヌ最大の楽しみ、ベルナールロワゾーのレストランにやってきた。日本で予約しておいて、ちょっぴりおしゃれしてやってきました!店構えも美しい。
IMG_8574.jpg

 たくさんのブルゴーニュワインが、グラスで楽しめる。少量・普通量の二種類が、多数のワインそれぞれに値がついていて、沢山の種類を楽しみたいワイン好きに嬉しい配慮。私も少量ずつ、たくさん頼みたかったが、夫が「暑いし、ロゼをボトルで頼もうよ」(日本ではロゼを余り好まない夫だが、湿気が少ないフランスではロゼを好み、この機会にとよく頼むのだ・・・)と言う。ワインリストの最初にあった、お得なロゼワインを注文、結果美味しかったし、隣のご夫婦も同じものを楽しんでいて良い雰囲気だったし、成功セレクトだった。ムニュも美味しくて、食後のフロマージュもデセールもたっぷり。大満足だった。
 ロワゾーのことは、10年ほど前のNHKのドキュメンタリー番組で知った。野菜の素材を大事にした革命的なフランス料理、そして、子ども達に素材の味を大切にした食育を試みていることなど、尊敬に値する料理人だと思った。その直後、レストランがミシュランで格下げになったことを苦にロワゾーが自殺。丁度そのニュースをフランス旅行中のフィガロ紙で知り、ショックを受けた。だが、10年前にこのレストラン前を偶然通りかかり、ロワゾーが亡くなった後も、その遺志を継いだレストランがあることを嬉しく思ったものだった。変わらず、いや、むしろ10年前よりも賑わうこのレストランで味わって、ますます嬉しく感じた。ちなみに、ディジョンを歩いていたら、大公宮殿前に姉妹店が出来ていたのも今回の旅で発見、嬉しくなった。
IMG_8585.jpg

IMG_8591.jpgIMG_8592.jpg



小さな、しかし、ワイン関係のものがまばゆいばかりにひしめく街、ボーヌ。いつまでも輝いていて欲しい街だ。

過去記事→ディジョン、ボーヌなど
プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR