土佐 初夏の味

2017年6月4日
 初夏の爽やかな柑橘類を楽しんでいる。高知県産のその名も土佐小夏。グレープフルーツのような色合いだが、もっと甘みがあり、とっても美味しい。白いわたをつけたままいただくようだ。最初にリンゴを剥くように外皮を剥く。それを切って、わたごと食べる。わたは全然苦くなくて、微かな甘みがあり、ふんわりしている。解説を読んだときは、えっと驚いたが、今ではすっかりこの食べ方がお気に入り。ただし、夫は苦手のようだ。この美味しさは、私が一人で独占している。
 江戸時代の終わりには、すでに土佐に生まれた品種のようだ。2月に訪れ、空港から送った文旦も美味しかった。その縁?で、今回案内状が届いた。試しに買ったら、なんと素敵な初夏の味。南国土佐は、遠いようで近い。また今度、光をたっぷり浴びたフルーツを注文しよう。

土佐小夏

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

にわか果物屋さん

2017年1月13日
 冬の帰省ドライブでフルーツをたくさん手に入れた。我が家が、ちょっとした果物屋さんのようになって、楽しい気分。
 九州の義母から送られたみかん。甘くて皮が剥きやすくて、とっても美味しい。みかんはそのまま職場のランチに持参できるのも嬉しい。段ボールで送られてきたが、堪能して、今はもう残り少ない。りんごと洋なしは、年末年始の東北帰省時、山形の高畠にある道の駅で箱買い。りんごは少しキズありだが、十分甘くてしゃりしゃりしていて、美味しい。姿が今ひとつのものは、庭のバードフィーダーに置いて、冬鳥の餌にもなる。洋なしは、シルバーベルという、ラ・フランスを大きくしたような形。お正月に洋なしをいただく幸せを味わっている。そして、茨城の八郷で購入したいちご。大粒で甘くてふんわり柔らかい食感。
 冬という、昔ならば食料が少ない時季、ましてやフルーツは世が世なら贅沢品。毎食、何を食べようかと悩む幸せが訪れる。我が家の天然冷蔵庫、西の和室はにわか果物屋さん。明日は、リンゴを赤ワイン煮にしてみようかな。

果物屋さん20171月

テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

桃感の洋梨 ル・レクチュ

2016年12月27日
 親しい後輩から毎年プレゼントしてもらうフルーツ、ルレクチェ。洋なしの一種だ。日本で洋なしと言えば、ラ・フランスが最も有名だが、こちらのルレクチェは生産量も少なく、幻の洋なしとも言われるという。長野出身の後輩が、実家から送られるこのレクチェをお裾分けしてくれる。貴重なこの洋なし、毎年心待ちにしているのだ。新潟県に次いで、長野で生産されているよう。
 病気に弱いうえ、追熟に40日程度かかるので、保管場所も必要。そのため生産量は少ないようだ。貴重な味である。
 ラフランスと比べても、ねっとり甘めで香り高い。後輩によれば、その香りと味は桃に近いという。確かにそうかもしれない。ラフランスには爽やかな香りが漂い、それはリンゴに近い。後輩は、ラフランスはレクチェに比べたら、まだまだ日本なしに近いと主張する。まあ、私はラフランスも好きだけど・・・
 洋なしも品種が増えて、嬉しい。後輩自慢のレクチェ、来年も密かに楽しみにしている。

ルレクチュ

テーマ : 美味しいもの
ジャンル : グルメ

会津みしらず柿

2016年12月17日
 会津若松出身の友人が、美味しい柿を贈ってくれた。みしらず柿という、渋柿を渋抜きした柿だ。その名に諸説あるが、足利将軍家に献上したとき、「未だかかる美味な柿を知らず」と褒め称えられたという説を私は信じている。それほど美味で、高貴な人に献上するにふさわしい品ということだろう。
 さすがにとっても美味しい。甘くて甘くて、とろけるよう。カットして食べると、その食感はフレッシュフルーツというより、上質なコンポートのよう。甘くてしっとり、焼酎で渋抜きするせいか、微かにシェリー酒のような典雅な香りさえする。見た目も輝くような美しさ。毎日たっぷり食べた。そろそろ最後の1個が近づく。さよならを告げる日が近づき、寂しくてならない。
 会津は小学校の修学旅行で訪れてから、何かと縁のある土地。親しい友人も多いし、職場にも会津出身の人がいる。そろいもそろって、みんな一途な頑固者。一度決めたら何事も絶対に曲げない。だから、時々苦労している。それゆえ、信用できる、愛すべき人々。同封の手紙には、最も美味な一級品は売れ切れていた、来年はもっと美味しいみしらず柿を贈るね、と添えられていた。ふふふ、とほくそ笑む私。絶対にこの約束を忘れることはないだろう、誠実で頑固なひとの一言。来年もこの美味しさを、確実に味わえそうだ。

aizu mishirazu aizu mishirazugaki

テーマ : 美味しいもの
ジャンル : グルメ

柿 味比べで風邪知らず

柿 夕紅
2016年11月26日
 11月に雪が降り、例年にない寒い霜月だ。ぼちぼちインフルエンザもはやりはじめ、風邪ひきさんも増えてきた。滅多に風邪を引かない私も、用心しながら日々すごしている。
 そんななか、心強い味方は季節のフルーツ、なかでも柿が今年はとみに美味しく感じられる。馴染みのフルーツ直売所では、数種類の柿を並べて試食が可能。それぞれが異なる味わいである。
 先週買った夕紅という品種は、果実もその名の通り赤味が強く、柔らかめの果肉と甘さが美味しい。馴染みの品種、次郎はサクサクした食感、富有はしっとり柔らかく甘い。果物作り名人の直売所には、大きく太った美味しい柿が山のように積まれていて、見ていても楽しい。
柿三種 次郎、夕紅、 出荷前の柿 柿 夕べに (2)
 柿が赤くなれば、医者は青くなる・・・そんな言い伝えができるほど、栄養も豊富。ビタミンA、C、βクリプトキサンチン、カロテン、カリウムなどが含まれている。なかでもビタミンCは100g中70mg。中くらいの柿1個は150グラムくらい。ビタミンCの推奨量は100mg/日だから、柿1個食べれば、一日の必要量は軽く摂取できる。確かに、風邪予防にぴったりのフルーツではないだろうか。
 でもこんなサプリメントみたいな、栄養だけを重視した食べ方は無粋だ。侘びていく秋の風景によく映える素朴な果物。元気をくれるきれいな色と、品種それぞれの美味しさを愉しみながら、秋の味覚を楽しみたい。

テーマ : 果物
ジャンル : グルメ

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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