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一保堂のふきん

2017年12月23日
 急いで丸の内に向かった。目的は、一保堂でお買い物して、布巾をいただくこと。毎年暮れに買い物をするとくれる、使い勝手の良い布巾だ。正月に向けた大福茶、抹茶などを買い、無事にいただくことが出来た。
 一保堂は京都にあるお茶屋さん。ここのお茶が大好きだ。特に、茎玉露とほうじ茶を欠かすことはない。年末にだけ、京都の本店と丸の内店で配布する毎年恒例の布巾。毎年色を変えていると、今年初めてテレビか雑誌かで知った。昨年もらった布巾は紺色で一保堂と記されていた。なるほど、今年もらったものは朱色である。
 ワッフル生地の木綿は、吸水性が高くて使い心地がとても良い。頻回に漂白して使っているから、一年経つとぼろぼろだ。来年もしっかりと料理をして、使い込んでいくのだろう。

一保堂ふきん
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素朴でしなやかな味わい、阿闍梨餅

2017年3月25日
 日本橋三越の和菓子売り場では、全国の有名和菓子がいとも簡単に手に入れることが出来る。かねてより欲しかった、仙台九重本舗の霜柱、長野開運堂の真味糖、島根の松平不眛公ゆかりの茶菓子などなど・・・夢のような世界だ。
 京都の有名菓子もたくさんあり、なかでも阿闍梨餅が個包装から購入できるのには驚いた。阿闍梨餅とは、京都の菓子店満月が大正時代につくりはじめた菓子だ。餅粉をベースにした生地を皮とし、粒あんを包んだ素朴な菓子。今では京都みやげの定番となっているようだ。ややもっちりとした皮、控えめな甘さの粒あん。このたび初めていただいてみたが、小さめの菓子だから、ひとつ、またひとつ、と手が伸びてしまうような美味しさだ。素朴ながらも後を引く美味しさ。
 比叡山で修行する高僧がかぶっていた編み笠の形、そして厳しい修行に耐えるとき食した餅からイメージして創作されたとのこと。千利休はその昔、ふのやき、というごく素朴な菓子を茶会で多用したという。小麦粉を水で溶き、焼いた皮に、胡桃と味噌餡を包んだものを手作りして茶会に出したとか。戦に、政治にと疲れた人々をもてなすほっとした味。材料は異なるが、阿闍梨餅の素朴な味わいは、このふのやきに近いのではないだろうかと感じた。素朴ななかに、ほっとさせる甘さと柔らかさ。信念を持ちつつ苦行をこなし、周囲の人々を寛がせる。そんなしなやさをこの菓子から感じた。

阿闍梨餅

テーマ : スイーツ
ジャンル : グルメ

曲げわっぱの弁当箱

2017年1月31日
 大体二日に一回使用中。曲げわっぱの弁当箱。簡単ご飯が、なぜか高級?弁当に見えなくもない、魔法の弁当箱だ。
 秋田の曲げわっぱは伝統工芸品。杉の白木で作られた器は、ご飯の水分を程よく吸収し、かつ、固くならない。抗菌効果もあるそうだ。なにより、姿が潔く、美しい。樺細工で継ぎ目が軽く彩られているのも粋な感じ。黒豆を一緒に炊いた雑穀三分づきご飯と、簡単な肉・野菜を詰めるのが定番ランチ。お湯で洗ったら、午後の仕事の間、良く乾かしておく。
 夫が秋田に出張という時、軽い冗談でお土産リクエストをしたら、買ってきてくれた。以来、かれこれ10年近く使用中。お手入れが難しいと言う人もいるが、お湯と洗剤でよく洗って乾かし、そして、隔日程度の頻度で使うことが、お手入れ。実は時々電子レンジにも入れちゃっているが、結構平気。いつか形がゆがむかもしれないから、本当に温めたい時だけにしているが。
 なんとなく、素敵気分で簡単ランチがいただける、優れもの。周囲の同僚にも大好評。自慢の道具である。

曲げわっぱ弁当

テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

宮中雑煮 初釜の菓子、花びら餅

2017年1月16日
 お正月吉祥の菓子といえば、花びら餅だ。薄い餅で白味噌餡、薄紅色の餡を半月様に包む上品な菓子。ゴボウの甘煮を挟んでいる。裏千家の初釜で用いられる、正月限定の和菓子だ。今年は3日の初釜で先生が用意したものを、そして13日に水戸の老舗和菓子屋で購入したものをいただいた。いずれも柔らかく、甘いゴボウが不思議な味わい。抹茶と共に、静かにいただいた。
 京都、宮中でいただく雑煮に見立てた茶席の菓子。東北生まれで粗野な私は、関東に出て茶道を習って、初めてこの菓子の存在を知った。ゴボウはやはり宮中行事、歯固めに使う固い押し鮎を模したものだそう。何から何まで典雅な由来である。正月の菓子といえば、田舎の祖母や伯母がつくるずんだ餅しか知らなかった。だから、花びら餅をいただくときは、なんだかとてもかしこまった気持ちになる。
 求肥で出来た白い餅は、柔らかい。薄紅色の餡が透けて見えるのも、重ねの色合わせ、桜重ねのようで、やはり高貴な感じ。典雅なお正月気分を味わう、2017年の睦月である。
 

花びら餅

テーマ : 和菓子
ジャンル : グルメ

鮮やかテキスタイル マリメッコ

2017年1月8日
 久しぶりに渋谷まで足を運んだ。文化村ミュージアムで開催中の「マリメッコ展」のためだ。すでに食器やクッションで自宅にあるデザインだが、美術館で眺めたらどんな感じなのだろうと、ワクワクしながら出かけた。清々しく明るい気持ちになる展覧会だった。
 代表的なデザイナーの感性・価値観を解説しながら、マリメッコのブランドポリシー、歴史を知りつつ、壁に大きく展示されるテキスタイル。いずれも大胆な図柄、明るい色調で楽しい気分になる。マネキンに着せたドレスも多数展示され、おしゃれ感漂う会場だ。でもやっぱり馴染み深いウニッコのひなげしが可愛い。
 渋谷のあと、銀座の松屋に入り、マリメッコのお店を眺めた。ここには、マリメッコのテキスタイルやグッズが販売されている。ふと、最近悩んでいる食卓の椅子を、このウニッコのテキスタイルで包み直し、リメイクしたら素敵だなと考えついた。寸法を測って出直すこととした。
 美術館でみるのも面白いが、マリメッコの鮮やかで明るく楽しい柄は、自宅で身近に愛でるのがやっぱり素敵。

過去記事→
マリメッコのクッション
フィンエアのお土産
フィンエアで北欧アート

マリメッコ展

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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