レマン湖の思い出ワイン サンサフォラン

スイス土産 ラヴォー
2017年4月30日
 日本ではなかなかいただけない、スイスのワイン。スイスの出張土産に、サンサフォランという白ワインをいただいた。夫の部下が、スイスを訪れ、ボスがワイン好きですと言ったら夫にも下さったのだという。土産だから、どんなワインかわからないよと言って、夫が持ち帰った。だが、ラベルを見れば、ラヴォー、サンサフォランという地名がしっかりと書いてあり、すぐさまレマン湖北側にある、スイスリヴィエラとも呼ばれる美しい葡萄産地のワインであることがわかった。何度も旅した、大好きなところだ。
 三日月の形をしたレマン湖は、その北側を西はジュネーブ、中央辺りをローザンヌ、東をモントルーといった有名都市で繋ぐ鉄道が走っている。湖と斜面には葡萄畑が一面に拡がる、誠に美しいところ。特にローザンヌから東へ入ったあたりがラヴォーと呼ばれ、サンサフォランを始めとするスイスの銘ワイン産地がたくさんある。いつかこのラヴォーを、ワイナリーめぐりしたいと願いつつ、まだ実現していない。だが、鉄道で何度も通ったことはある。太陽の光もたっぷりと注ぐこの辺り、レマン湖に照射する太陽光、斜面に築かれた石塀に蓄積されるあたたかさにより、葡萄が良く育つと言われている。
 モントルーレマン湖沿い シヨン城近くの葡萄畑エーグルと葡萄畑 
 写真はモントルー近くのシヨン城、シヨン城近くの葡萄畑、モントルーからもう少し東に入ったエーグルという街の葡萄畑。ローザンヌから、北の首都ベルンを目指していく葡萄畑の合間を登る線路もあり、拡がる緑の葡萄畑と眼下のレマン湖を車窓に旅するのも素晴らしいのだが、その写真がなくて残念!
 いただいたサンサフォランのワインは、香りも少なく、味も穏やかな、個性は少ないワイン。だが、サンサフォランという地名と、なにやら古風な男性のイラストが、ラヴォー地区のワインつくりの歴史と文化を示しているようで、ウキウキしてくる。ラベル裏には、
1552年にこのワイナリーを作ってからの当主の名が13名、記されていた。ピエールさん、アーバンさん、シモンさん、・・・そして現在のパトリックさんにより、連綿とこのワインが作られてきたのだろう。こういうラベル、いいなあ・・・
 お土産ワインで遠いスイス、レマン湖に思いを馳せることができた。穏やかな味のワイン、タケノコ煮物とカルボナーラ、お浸しという和洋折衷メニューを静かにまとめてくれた。サンサフォランのワイナリーめぐり、実現したくなった。
 

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

共に年を重ねる レフィエドラグランジェ

2017年4月13日
 ○年目の結婚記念日、ちょっと良いボルドーワインを開けた。レフィエドラクランジェ。サンジュリアン村 シャトー・ラグランジェのセカンドワインだ。ブルーベリーやカシスの香り、なめらかな飲み口。牛肉をぱぱっとオイスターソースで調味した簡単ご飯と、夫の手土産、ベリーのタルトと合わせた。
 上品でコクがあるこのワイン、ラグランジェの優雅な感じを醸し出しながら、お安く手に入れることが出来るセカンドワインなので、若いときに見つけては、まとめ買いしている。数年寝かせてから、ゆっくり味わうのが、また楽しい。初めてまとめ買いしたのは、たまプラーザにあるデパ地下酒屋で、2000年以前のものを6本。我慢できずに、2年くらいで飲みきってしまった。今は、2011年と2007年のものが睡眠中。ゆっくりと楽しんで開けていきたい。
 2011年は、家を建てた年だね、と夫が言う。もう、なのか、まだなのか、6年が経過した。1月に引っ越し、3月に震災があった年。その年に芽吹き、実った葡萄のワイン。熟成の間、本当にいろんなことがあった。しみじみ味わいたかったが、仕事で忙しく、帰宅後たった2時間で料理・入浴・食事の慌ただしいディナー。最後の一杯は、ソファでうたた寝しながら、飲み干した。一生懸命働いて、ひたすら頑張っていく。またこうして年月を経ていくのかな。ストックしているワインが熟成する間、また様々なことがあるのだろう。
 
レフィエドラグランジェ

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

さくら色の微発泡ワイン

2017年4月2日
 昨年旅したポルトガルのリスボンで購入したロゼワイン。市内のレストランでは、魚料理によく冷えたこのマテウスをいただいた。ほんのりシュワッとする微発泡性のワイン。少し甘口、と紹介されることが多いが、まろやかな飲み口といった印象で、いわゆるデザートワインのような甘さはない。
 微かな桜色のワインは、春に桜を思いながらいただくのにぴったり。今年は三寒四温の寒さが厳しくて、桜の花も少し開いては一休みして、なかなか満開にはならない。待ちわびながら、桜色のこのワインをたっぷりといただいた。

マテウスロゼ

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

ハートのエチケット カロンセギュール

2017年2月20日
 2017のバレンタインデイ、私から夫へ奮発プレゼント。ボルドー、メドック第三級ワイン、カロンセギュール。ハートのエチケットという可愛らしさから人気の高いワインだ。最近はご無沙汰していたが、今年は清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した。
 愛らしいエチケットとは異なり、このワインはどっしり、ずどーんと重い。メドック地区、サンテステフ村のワインは、私には重厚すぎる・・・このワインは長期熟成型で、今回購入の2010年のものは、まだまだ飲み頃ではない。ということで、今年購入したこのワインは、向こう10年のバレンタインデイにテーブルでもてはやしつつ、2027年頃までは飲まないでとっておこうと思う。
 ハートのエチケットを眺めながら、普段の安赤ワインを飲んだ。おお~、なんだか高級格付けワインを飲んでいるかのような錯覚が起こり、香りも味も格段に良く感じられた。落語の「しわいや」に、梅干しを眺めてご飯を食べる吝嗇家の話があるが、そんな小話を思い出す。ナイスアイディアと二人で喜んだ、けちなワイン飲み夫婦。愛を語るには年を重ねすぎたが、楽しい笑いで包まれたバレンタインとなった。

カロンセギュール

テーマ : ワインとチーズ
ジャンル : グルメ

安らぎネーミング 安心院スパークリングワイン

2017年1月25日
 大分にはワイナリーがあり、名を安心院(あじむ)ワイナリーという。高品質とはまだまだ言えないが、大分に行くたびに新たなボトルが販売されていて、頑張っているのがよくわかる。今回は、この安心院ワイナリーのスパークリングワインを味わった。
 シャルドネ100%のスパークリング。大分県宇佐市にある安心院の葡萄で作られたようだ。私好みのふくよかさやコクにはやや欠けている。ただ、やわらかく爽やかな味わいではある。香りも穏やか。泡も控えめ。瓶内二次発酵という、シャンパーニュと同じ正統派の製法だが、葡萄の持つ力は、さほどないように感じられた。それでもエチケットには上品な金色の風景と、「安心院」の文字。安心、という字が心を穏やかに、癒やしてくれる印象だ。院、とつくと、寺社のような雰囲気さえただよう。
 先月、空港で購入して、実家に一月ほど冷やしておいた。法事で慌ただしく訪れた大分。イベントを終えて人心地の夜、気持ちを穏やかにしてくれるワインだった。

安心院スパークリングワイン

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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