トスカーナのワイナリー

トスカーナで買ったモンテプルチアーノ

2014年8月31日
 パスタにイタリアワインを合わせて飲んだ。2012年にイタリアのトスカーナ地方を訪れたときに購入したワインだ。ヴィーノ・ノーヴィレ・デ・モンテプルチアーノという赤ワインだ。2007年に作られた赤ワインなので、だいぶ熟成が進みまろやかな味わいだった。鶏肉の軽いパスタにはちょっと重さを感じるほどだったが、ワインそのものはとても美味しくて、メインの肉料理である回鍋肉にはぴったりだった。豚肉の脂肪の旨みと甜麺醤のコクとよくあった。ラベルを眺めていたら、トスカーナでのワイナリーツアーを思い出した。
 フィレンツェから地元の日本人案内人に丸一日トスカーナのワイナリーを巡ってもらった。フィレンツェからしばらく車で走るとすぐに緑豊かな田園地帯になる。映画「トスカーナの思い出」であこがれた風景そのままだった。
トスカーナの葡萄畑
 優雅なワイナリーに入り、ワイン倉などを見学した。様々なワイナリーを訪問したことがあるが、いずれも葡萄作りへの敬虔な気持ちと醸造への情熱を語ってくれる。ここもそんなワイナリーだった。
トスカーナのワイナリー
 一通り見学がすむと、いよいよ試飲タイムである。昼食も兼ねたツアーだったので、前菜にたっぷりのサラミ、その後土地のパスタであるピッチ(日本のうどんに近い)のトマトソース和えをいただいた。そしてワイナリーで作っている3種類のワインを試飲した。
試飲のとも、サラミとチーズ
パスタ ピッチのトマトソース
ワイナリーの試飲ワイン
どれも美味しくて買いたくなったが、まだまだ旅の途中であり、ハーフボトル一本で我慢した。そのワインを大切に保管しておき、今回いただいたわけだ。懐かしい思い出がよみがえる。
 帰路はトスカーナの有名ワイン、キャンティ・クラシコのワイナリーにも寄った。こちらも試飲したがふくよかな赤ワインを楽しむことができた。この夜は案内人に紹介してもらったレストランで、キャンティをいただいた。日本では滅多にキャンティを飲むことはない。軽くて酸味が強くて妙に水っぽいというイメージがあるからだ。キャンティとキャンティクラシコは異なるのだ。だがフィレンツェでいただいたキャンティは、フィレンツェ風ステーキによく合っていた。やはり土地のワインと郷土料理はよく合う。
フィレンツェテでキャンティ
 日々のご飯で、楽しい異国の旅を思い出しながら夫と会話する。旅のあとの楽しいひとときだ。旅の時間も楽しいが、旅を思い出す時間もまた楽しい。


 

金曜日のパスタ9 鶏挽肉のゆず胡椒風味スパゲティ

2014年8月29日
 冷蔵庫の中にあるもので、ぱぱっと作ることができたスパゲティ。ゆず胡椒は大分名産の調味料である。ゆずの皮と青唐辛子のすり下ろしを混ぜ合わせた香り高く、ぴりっと涼しげな辛さを持つ調味料。最近は東北や関東のスーパーでも簡単に買うことができるようになった。
 鶏挽肉は普段から炒めて日本酒を振りかけたものを冷凍しているので、それを活用。今日はナスも追加した。オリーブオイルで乱切りしたナスを炒め、酒、半解凍した挽肉を加える。ゆず胡椒をパスタのゆで汁で溶きながら加え、軽く煮詰めてソースの加減を整える。そこにゆであがったスパゲティを加えて混ぜる。青ネギをたっぷり加えてできあがり。ゆず胡椒のぴりっとしたさわやかな風味が鶏肉とよくあうパスタ。材料さえあれば簡単にできてしまうのも金曜日には嬉しい。
 今週も仕事でクタクタ・・・お盆あとの忙しさが一気にこの2週間でやってきた。司会進行をつとめた勝負所の会議もあり、精根尽き果てた。夜9時に帰宅してぱぱっと作り、イタリアワインと共にいただいた。旅の計画話とこのメニューにより、疲労回復である。


鶏挽肉のゆず胡椒パスタ

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テーマ : パスタ
ジャンル : グルメ

廃屋に咲く葛

2014年8月28日
 ここ数日、ぐっと涼しくなった。夜にはリーリーと虫も鳴くようになり、秋の気配を感じる。秋の七草のひとつ、葛の花が近所に咲いていた。花の色は薄紫から葡萄色のグラデーション、一件地味だが魅力的な花だ。

ま葛延ふ夏野の繁くかく恋ひばまこと我が命常ならめやも 万葉集 巻10・1985 作者未詳

夏の野に繁る葛の花が繁るように強く恋していれば、本当に私の命は長くは続かないことでしょう。恋のエネルギーは強いもの、そんなにも強い感情は命さえ奪うほど私を消耗させてしまうわ。そんな恋歌だろうか。万葉人らしい、素直で力強いおおらかな歌だ。 
 旺盛な繁殖力を持つ植物だ。近所の廃屋は、この夏、ほぼ全ての壁面を葛に覆い尽くされた。窓ガラスは破れ、トタンでできた壁面も風によく揺れている。寂しい限りの廃屋だ。今、日本各地では住人がいなくなり、手入れされないまますさむ廃屋が増えている。最近見聞する身近で大きな問題だ。景観も悪く、何より防災・防犯上危険である。http://digital.asahi.com/articles/DA3S11273014.html?_requesturl=articles/DA3S11273014.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11273014 我が家の近所にも複数の廃屋がある。全く人間の生活している気配がない廃屋に、ひたすら力強く生い茂る葛の花には、なんだか恐ろしいまでの力さえ感じる。

廃屋を飲み込むごとく蔓伸ばし葛の花咲く青いトタンに aya




葛の花

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

トルコの青と銀細工

2014年8月27日
 横浜みなとみらいの路上で、トルコのアクセサリーを売っていた。トルコはいつか旅したいあこがれの国、特にイスタンブールには必ず訪れたい。ブルーのモスク、ボスポラス海峡の黒ずんだ海の青、そしてなんといってもトルコ石の明るい空のような青。色、特に青色に関心がある私は、トルコの様々な青色にも惹かれている。
 じっくり眺めていたらトルコ石と銀細工を組み合わせたネックレスが目に入った。青みが濃いトルコ石を精緻な銀細工が囲んでいる。トルコから来たという青年が、もうこんな銀細工を作ることができる職人はそんなにいないのだと言う。約7千円と路上で買うには高価だったが、悩んだ末に購入してしまった。
 折しも、昔読んだ小説「聖マルコ殺人事件」(塩野七生 朝日新聞社 1988/「緋色のヴェネツィア」朝日文芸文庫)を読み返していたところだった。この中には、16世紀にオスマントルコ帝国を治めたスレイマン大帝やその宰相イブラヒム、愛妾から皇后になったロッサーナ(ヒュッレムという別名前もある)が登場し、ヴェネツィア人の主人公達と交流するエピソードがある。最近読み返してトルコへの想いを高めていたときだったので、この青い石のネックレスと出会ったことが妙に嬉しかった。
 トルコ人青年にそんな話をした。「トルコで一番いい時代ですね」そう言われた。スレイマン大帝は法と秩序を重んじた賢帝として有名だ。そんな賢帝も通例を破り(トルコ皇帝は結婚しない決まりだった)ロッサーナと結婚し皇后にした。ハレム・トルコ宮廷は大混乱したという。古今東西の歴史では、どんな賢明な君主も女性との関係が国を動揺させることがしばしばだ。
 ネックレス部分はイタリア製の銀だという。物語だけでなく、ネックレスもトルコとイタリアが繋っていた。そんな偶然もまた楽しく、最近毎日装着している。瀟洒な花模様の青いネックレスを見ると、遠い昔のトルコの恋物語を思わずにはいられない。ちなみにトルコ石は、現在のトルコでは産出されない石だ。オスマンの時代にトルコの版図であったアフリカから採石され、イスタンブールから十字軍を経てヨーロッパに運ばれたことが、「トルコ石」の名の由来である。そんなエピソードも歴史好きとしては楽しい。
トルコ石のネックレス

みなとみらいでホテルブッフェランチ

2014年8月26日
 横浜まで出かけた。みなとみらいのランチブッフェをいただきながら、友人とおしゃべりを楽しむためだ。みなとみらいにあるホテルの中でも、横浜ベイホテル東急のランチブッフェ(バイキング、という呼び名は好きではない)がお気に入り。昔はパンパシフィックホテルという名前だったベイホテル東急、ホテルの名前は変わっても楽しく美味しいブッフェは変わりない。たっぷり食べようと朝食をごく軽く済ませた。友人も朝食を抜いてホテルに来たという。打ち合わせずともブッフェへの意気込みは同じだと、待ち合わせでまずは大笑い。
 テーブルは海側で、みなとみらいの観覧車がよく見える。観覧車には時計もついている。
みなとみらい観覧車
 たっぷりいただいた。スパゲティカルボナーラは、大きなパルミジャーノチーズをくりぬいて、その中で仕上げる名物だ。ローストビーフもクスクス(粒状パスタ)に乗ったチキンも美味しかった。それ以上に美味しかったのはいろんな色のミニトマトとローストした大きなアスパラガス。野菜好きなので野菜が美味しいとすごく嬉しい。肉・魚に比べ、新鮮な野菜には生き物としてのエネルギーを感じることができるから。昼間からスパークリングワインもいただいて、友人と近況をいろいろと話した。
トスカランチ2
 選ぶのにも食べるのにも忙しく、話したいこともたくさんあってさらに忙しい。あっという間に1時間半が経過していた。レストランの人に観覧車を指さされて「あと10分です」と言われたが、デザートをまだ食べていなかった・・残念。 それでも気の合うひとと「わ~美味しい」「お腹いっぱ~い。でももうひと皿・・」などと言いながら過ごし、楽しいひとときだった。
 癒やされた時間でもあった。最近の苦労話を吐露して慰め合った。美味と心のこもった共感により、カタルシスが図れた。「楽しく生きていくのが一番」別れた後のメールの一言にちょっと涙した。親しい人との楽しい時間の共有は、大きな苦難も払拭してくれる。また朗らかに生きていけそうな気がした。

テーマ : 美味しいもの
ジャンル : グルメ

つくば市民憩いの場、洞峰公園

2014年8月25日
 昼間の暑さも和らぐ日がちらほらと出てきた。真夏は休止していた買い物ついでの公園散歩を再開した。よく来るのはつくば市にある洞峰公園である。以前近所に住んでいたのでなじみ深いし、お気に入りのパンとコーヒーを買いにほぼ毎週訪れる。3、4周、大体30分歩く。スタートは、件のパン屋さんの裏地から。歩道は古タイヤの再生で柔らかくて歩きやすい。たくさんの木があり、並木を眺めるのも、見上げて木漏れ日を楽しむのもよい。
どうほうこうえん (1)
 たくさんのテニスコートや野球場、サッカー場、プールもあるつくば市最大の公園だ。テニスコートは学生時代毎週のように使用していた懐かしい場所。泳ぎが得意な私は、プールもよく使用した。混んでいるので最近は来ない。
どうほうこうえん (2)
 ハロウィン?市内の子ども達もたくさん訪れる公園。楽しませる企画が時々ある。
どうほうこうえん (4)
 バラ園もあり、よく手入れされているバラが元気に咲いている。夏の盛りだが、私の知らない品種もよく咲いていた。
どうほうこうえん (8)
コティヨン
どうほうこうえん (10)
好みの色、フレグラントアプリコット
どうほうこうえん (17)
マルコポーロ。名前が好み。白にごく淡いピンクも優雅な感じ。
どうほうこうえん (25)
名前に笑っちゃった、その名も「つくばエクスプレス」。なぜこの名前・・?作出者はつくばの方だろうか?
どうほうこうえん (27)
大きな池がある。
どうほうこうえん (34)
池には様々な水生植物もあって楽しい。これはがまの穂だろうか。ぷりっとしたソーセージのような穂が可愛い。
どうほうこうえん (36)
ミソハギかな・・?漢字ではみそぎのはぎ、禊萩と書くらしい。古くから祭事に頻用され、お盆の頃に咲くので、墓前に供えたりしていたらしい(森昭彦「身近な雑草のふしぎ」サイエンス・アイ新書 2009)。
どうほうこうえん (32)
公園にはたくさんの鳥も生息中。鴨もたくさんいる。岸辺にいたので近寄ったが、すぐに逃げられてしまった・・。食べませんって・・
どうほうこうえん (41)
と、ばさばさっとたくさんの白い大きな鳥が来襲。公園にいる多くの人が注目していた。白鷺・・?よくわからないが、茨城にはよく田んぼによくいる。
どうほうこうえん (45)
公園にはたくさんの木も植樹され、いつもきれいに手入れされている。広大なので造園業の方も大変だろうなと思う。大きなサルスベリがきれいに咲いていた。
 毎週、当たり前のようにお散歩しているこの公園。一時横浜に住んでいたときには無性に懐かしかった。特別なにがあるというわけでもない公園だが、ふんだんの植物と鳥、なじんだ運動場、幸せな家族達が笑いさざめく芝生、犬がご主人を連れて歩道をお散歩・・そんな日常の中の光景こそが、振り返ると大切な思い出だった。今また日常の一コマとなっているが、このように写真に収めておけばもう少し年を取ったときにまたしみじみと振り返ることができるかもしれない。第二の故郷だから。

テーマ : 茨城
ジャンル : 地域情報

刺身に合う白ワイン リアスバイシャス 

2014年8月24日
 日本の白ワイン以外で日本食、特に刺身や寿司に合うワインというのは、結構探すのが難しい。だが、最近この難問に該当するスペインワインを見つけた。スペイン北西部、ガリシア地方はリアスバイシャスの白ワインだ。「リアス」とはリアス式海岸の語源となった言葉だそう。アルバリーニョという葡萄品種から作られるこの地方の白ワインは、この地方でたくさんとれる魚貝類とよくあう辛口ワインだ。
 たまたま輸入食品店で買ったリアスバイシャスのワイン「ペドラロンガ」をいただいた。軽い柑橘の香り、果汁というより皮のほろ苦さも混じった香気が漂う。味は辛口だが、なめらかさもある。イカ、タコ、マグロの赤身などの刺身と合わせてみた。よく刺身をワインで味わうと、生臭さを強調させることがあるが、このワインは決してそんなことはなく、和やかに調和していた。
 ワインに含まれる鉄分のために魚貝類が生臭く感じることがあるそうだが、リアスバイシャスの葡萄は鉄分が少ない花崗岩で作られるため、ワインにも鉄分が少なく、よって魚貝と合わせても生臭くないとのこと(ワイン王国81 2014 July)。もっとも土壌の成分がワインにそのまま反映するかどうかは確かではない。
 うんちくはともかく、確かに生臭さはなく、しかも、白身のイカだけでなく赤身のマグロにもしっかりと負けずに調和したこのワイン。再び店頭で確認すると、あのスペイン有名レストラン「エルブリ」のリストに載っていたらしい。納得の美味しさだった。デイリーワインは2000円位を目安に購入する私だが、この1.5倍するやや高めのこのワイン。リピート買いしてしまった。
 刺身にもよく合ったが、三陸産のワカメを使ったサラダにも合った。これはたぶん、リアス式海岸という共通項に自己満足したせいだが。石の写真という珍しいラベルもおしゃれ。スペインワインには、ラベルが面白いのも多くて楽しい。

ペドラロンガ

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

金曜日のパスタ8 アサリとジャガイモ入りリングイネ ジェノベーゼ

2014年8月23日
 夏の定番パスタ、ジェノベーゼを作った。バジルと松の実のソースで和えたジェノバ風パスタのことだ。私流なのはジャガイモが入っていること。ジェノベーゼのソースには、ジャガイモがよく合うのだ。
 松の実たっぷりをミキサーで細かくする。フードプロセッサーではペースト状になりすぎてしまうので、ミキサーが良い。バジルの葉っぱをたっぷり加えて更にすりつぶす。塩、エキストラバージンオリーブオイルを途中で加えて適度な柔らかさにする。ここでいったんこのソースは空き瓶などに入れて数日以上おいておく。瓶の上部にはオリーブオイルを加えてソースが直に空気に触れないよう蓋がわりにしておく。作ってすぐでは草臭いので、少し時間をおくことがポイント。
 さて、いよいよパスタを食する日。パスタ用の鍋に湯を沸かすときに、ジャガイモも水から入れて一緒にゆでる。パスタはちょっと太めのリングイネがこのソースに最も合う。ジャガイモと一緒にリングイネを茹で、先のソースとよく和える。ゆで汁少量を加えてソースの固さは調整して和える。
 バジルの香り高い、夏限定のパスタのできあがり。このパスタにはよく茹でて少し崩れかけたジャガイモがよく合う。イカ・タコなどの魚貝類も合うので、パスタに加えても良い。ソースは冷凍もできるが、香り高いバジルはやはり夏の暑い日に良く似合う。我が家の夏の定番パスタ。イタリアの辛口白ワインがよく合うが、最近スペインワイン贔屓のため、先週はスペインのスパークリング、カヴァで、昨夜はアサリも加えて仕上げて、リアスバイシャスの白ワインでいただいた。大満足。

ジェノベーゼ


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テーマ : イタリアン
ジャンル : グルメ

虹色カラフルミニトマト

2014年8月22日
 我が家のポタジェでは今、ミニトマトが鈴なりだ。だが、皮が固くて甘みも少なく、美味というほどでもない。来年は品種や土作り、肥料を再考せねばと思っている毎日だ。枝も伸び放題で姿が見苦しくなってきた。元気いっぱいに育っているものの、美的観点からすると今ひとつである。
 そんな悩みを抱いているときに、恰好のガーデニング本を見つけた。「花咲くポタジェの庭 花と野菜のガーデンスタイル」(難波光江 世界文化社 2013)、野菜と花の混植を美しいデザインで作り上げている。この中に7食のミニトマトを植え付け、鮮やかな青いオベリスクに絡みつけて育てているシーンが紹介されていた。なんて素敵なのだろう。のびのびと育つミニトマトは、濃いピンク(子桃)、真っ赤(イライザ)、クリームイエロー(ピグマリオン)、淡い緑(エトランゼ)、オレンジ色(トロカデロ)、紫(プリュネル)、黄色(イエローピコ)の七色(括弧内は品種)ということだ。七色は虹のようでもあり、可愛らしくて見た者は思わず笑顔になってしまう。よし、来年はこんな素敵なトマト栽培を目指そう、そう思っている。
 そんなことを考えていた昨日、職場の上司がカラフルなミニトマトをくれた。自分で早朝に収穫したのだという。オレンジがかった赤、黄色、緑がかった黄色、楕円の小さなオレンジ色の、みずみずしいミニトマトだった。白い器にとりどりの色がよく映えてなんとも可愛らしいサラダになった。私の作ったミニトマトよりも甘みがあり、皮も薄くて美味だった。
 そんな上司、私はかわいがってもらっているが、それでも仕事には厳しいことで有名なひとだ。一体どんな表情でミニトマトを作っているのか想像しながら食べるのも一興だった。きっとニコニコと職場ではあまり見せない笑顔で収穫したことだろう。今日は部下のミスを報告せざるを得なかった私だが、「昨日はごちそうさまでした」と伝えたら、何とも嬉しそうだった。これでミスのことも忘れてくれたらラッキーだが、そうはいかないだろうな。


カラフルプチトマト

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テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

ボルドーの焼き菓子 カヌレ

2014年8月21日
 華麗な有名パティシエによるスイーツも楽しく美味しいものだが、フランスの郷土で愛される素朴なお菓子もまた良い。なかでも大好きなお菓子はボルドー地方のお菓子、カヌレ。ボルドーはワインの街としてあまりにも有名だ。このボルドーの修道院が発祥とされるのが、外側がカリッとして中身はもっちりしたカスタードクリームのようなお菓子。ボルドーを旅したときに、このカヌレ専門店バイヤルドランでカヌレを買って味わった。何種類かあったが、「良く焼き」「中くらい焼き」「軽い焼き」みたいな、単に焼き方の加減で種類が分けられていたような気がする。こんな専門店が成り立つのかと驚いたが、もちっとした生地とバニラの香りが何とも美味しいカヌレだった。
 20年ほど前にボルドーに住んでいた友人は、お菓子つくりを紹介する番組(http://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/118.html)で、このカヌレの作り方をみてびっくりしつつも、奥様に作ってもらったそう。バターを澄ましにしたり、生地を寝かせたりと3日がかりのお菓子だった。しかも型はカヌレ専用のものを新たに購入しなければならなかった。苦労してできたカヌレ。ご夫婦で懐かしい味を楽しんだようだ。
 お菓子作りが苦手な私は、3日がかりのカヌレなどとても作れない。ひいきのタルトの店、FLOで簡単に買うことができる。手作りしなくても、素朴なフランス郷土菓子が食べられる幸せを享受している。

カヌレ

テーマ : スイーツ
ジャンル : グルメ

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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