車庫入れを邪魔するユーパトリウム

2014年9月30日
 最近自宅での車庫入れがうまくいかない。運転は下手ではない方だと思う。ずっとマニュアル車を操り、縦列駐車と坂道発進が得意。地図が読めないし方向音痴なのでよく迷うが、運転自体はまあまあのはず(反対意見が約一名、夫からあるが・・)。ところが最近どうしても駐車場にバックで愛車をいれると曲がってしまう。駐車場脇に植えたユーパトリウム・チョコレートのせいだ。
 宿根草のユーパトリウム・チョコレートは、茶色と紫の茎と葉をもつ。庭のグリーンは様々な色合いのグリーンを組み合わせるのが好きだ。淡い緑、深い緑、赤っぽい葉っぱ、シルバー、そして紫っぽい葉っぱ。ユーパトリウム・チョコレートは、そんなグリーンのコーディネートにぴったりだ。丈夫で植え付けてからどんどん育っている。白い花は夏から少しずつ咲き始めた。小さいポンポンのような、なんとも愛らしい控えめな花。愛おしいなと思っていた。
 ところが開花と共に、どんどん100センチほどの高さの茎がしなだれてきた。それが駐車場に50センチほどせせり出てきたというわけだ。このためどうも車庫入れすると、ユーパトリウムに気をとられて曲がってしまうのだ。だんだん愛情とともに苦々しい感情が混在してきた。控えめな存在が素敵だったのに、なぜ私の行動を邪魔しようとするのか?愛憎が交錯する日々だった。
 そんな私とユーパトリウムの関係を、苦笑してみていた夫。いつのまにかちゃんとユーパトリウムをヒモでくくって邪魔にならないようにしてくれていた。おそらく私への気遣いとか、ユーパトリウムへの愛ではない。単に、きっちり駐車場にまっすぐに車がはいっていないのが気持ち悪いだけなのだ。夫の行動の動機づけとは所詮そんなものである。

車庫入れ邪魔するユーパトリウム

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金曜日のパスタ⑫ かぼすのクリームスパゲティ

2014年9月29日
 涼しくなってきて、夏は避けてきたクリーム系のパスタも食べたくなってきた。ただしあまりにクリーミーだとまだまだうっとうしい。本で見たレモンクリームリングイネ(久保香葉子 美しいパスタ 自信を持って出せる決めの一皿 主婦の友社 2011)をアレンジして、私風の秋の味にしてみた。
 かぼすは白い部分を避けて1/2個分皮をそぎ取るように剥き、千切りにしてさっと洗っておく。フライパンでタマネギみじん切り1/2個分をオリーブオイルで透明になるまで焦がさないように炒める。その日飲む予定の白ワイン100mlほど、かぼすの皮を加えて汁気がなくなるまで煮る。パスタのゆで汁100ml、生クリーム50mlを加えてフツフツと煮詰める。固めに茹でたスパゲッティを加えてよく和える。すり下ろしたパルメザンチーズを好みの量加えて混ぜ合わせる。くし形に切ったかぼすを添えてできあがり。
 ゆで汁を加えて煮詰めるので、クリームは少なめである。そしてかぼすのさわやかさが、クリーム味をさっぱりさせる。好みで添えたかぼすを少量パスタに搾ってもなかなか美味しい。前述の参考本ではレモンを使うが、皮を使用するレシピに農薬やワックスが心配。本ではレモンの産地、イタリアのアマルフィの市場で教えてもらったレシピとあるので、ふんだんにもぎたてのレモンが使えるのだろう。ちょうど大分の義母からかぼすが段ボールいっぱい届いた。庭で何の手入れもせずにとれたかぼすだから、農薬やワックスとは無縁のかぼすだ。思い立ってかぼすと生クリームを合わせてみたら、なんともさわやかで新しい味の発見だった。
 試作で摩訶不思議な食べ物の被害に遭うこともある夫は、新メニューは出張で自分が不在のときにするようにと言うが、一口食べるなり「おっ!これイケるね!!」と新しい味の発見に喜んでいた。

大分の味を活かした他の「金曜日のパスタ」

鶏挽肉のゆず胡椒風味パスタ



かぼすのクリームパスタ


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コドーニュ 極上ワイナリー見学

2014年9月28日
コドーニュ玄関

 スペインで初めてカヴァを作り出したワイナリー「コドーニュ」を訪ねた。楽しい見学だった。訪れたのはバルセロナの旅二日目である9月15日。バルセロナ市内のホテル前で待ち合わせし、日本人ガイド、他の見学者二組とともにバンでこのワイナリーに向かった。コドーニュは1551年に創業したが、1872年にシャンパーニュで製造方法を学んだホセ・ラベントスが伝統葡萄品種を用いて瓶内二次発酵でカヴァを製造した。これがスペインのカヴァの始まりだそう。普段カヴァを愛飲しているが、この由来を今回の旅計画で初めて知った。いくつかのワイナリーが見学会を行っているようだったが、最も歴史的に価値のあるワイナリーを見学した。1897年には王室御用達に認定されている。
 コドーニュ建物
 門をくぐると、素敵な建物が目に入る。この建物は、スペイン近代主義三大建築家の一人であるプッチ・イ・カダファルクの作品ということだ。一部の窓はワインボトルの底のような円が積み重なったようなガラスになっている。天井も素敵。コドーニュ天井


 見学は計画的に行われる。まずは見学者の証である札を腕につける。見学は時間毎に予約制で、何組めかこの札の色で分けられるようだった。私たちの前の組は青い札をつけていた。
コドーニュ見学札


小さな試写室のようなところに見学者総勢30人くらいがはいり、コドーニュの歴史についてまずはお勉強。そして庭に出て広大な敷地内をトラムで巡りながら解説を受ける。
コドーニュトラム2

コドーニュトラム
広大な美しい庭を眺めながら、別館の博物館に到着する。
コドーニュ博物館

建物の一部には、ワインボトルのかけらを貼り付けた外壁が見受けられた。
コドーニュ建物瓶のかけら使用


 ワイン醸造に用いられていた古い機械や道具を鑑賞。建物の地階は貯蔵庫にもなっているようだが、訪問した日は近々予定されているという結婚式の会場準備を行っていた。なんでも近くの貴族の結婚式だとか。豪勢な印象だった。
ワイナリーパーティ準備

これは発電機だとか。私は興味なかったが、発電機の品質管理に携わる夫が、貴重だと叫んで撮影していた。
発電機

 葡萄品種ごとに香りを確認できる機械があった。カヴァはマカベウ、チャレッロ、パレリャーダの3品種から主にできるが、常々それぞれの葡萄の違いを知りたいと思っていた。ここではこの3品種の他に、シャルドネ、ピノノアールなど、カヴァに認められている葡萄品種ごとに聞香することができた。
葡萄品種の聞香
見学用の機械だから、どこまで本物に近いのか不明だが、マカベウはバニラ、パレリャーダはジャスミンのような香りがした。
マカベウの香り

 地下に進んで、大量のステンレスタンクや木樽、そしてボトルでゆっくり醸造されているのを見学した。世界最大級の、総延長30キロの5層からなる地下カーブがあり、約100万本が貯蔵されているのだとか。
コドーニュステンレスタンク

コドーニュ木樽

地下カーブ

地階から地上に運ぶための機械もあった。
コドーニュ地上持ち上げ機
昔の梱包や木箱・ラベル作成の様子なども見学できた。
コドーニュ博物館ボトル梱包
 いよいよ試飲の時間。コドーニュはカヴァの創始者であると同時に、変革も積極的に行っている。ワイン法が改訂され、シャルドネとピノノアールも使用できるようになったのは、コドーニュの働きかけがあったから。今回の試飲では、このシャルドネとピノノアール単独で作られたカヴァを味わうことができた。シャルドネの方はミネラル感豊か、ピノノアールは軽いコクとチャーミングな赤いフルーツの香り。
コドーニュ試飲
 試飲室のシャンデリアは、なんとワインボトルを組み合わせて作成されたもの。ユニークでおしゃれだった。
コドーニュシャンデリア

 カヴァが作られる過程をゆっくり見学できたのは楽しい経験だった。常々、なぜシャンパーニュと同じ製法であんなにもリーズナブルに味わえるのか不思議だったが、コドーニュに大量にストックされているカヴァを間近で見て、なんとなく納得できた。本当は葡萄畑も見て、どんな葡萄作りをしているのかも見たかったが、上記ワイナリーツアーだけでしっかり2時間以上経過した。十分な時間だった。
 これからますますカヴァを愛していくことになりそうだ。ちなみに宿泊したホテルの朝食には、コドーニュのカヴァ1551が振る舞われていた。前述のようにコドーニュ創業の年を題したカヴァ。コドーニュの長い歴史とカヴァつくりへの強い思いを毎朝味わうことができた。朝から飲む人などあまりいないよと夫に苦笑されたが、味わうのは長い歴史ではぐくまれた貴重な味なのだ。誇りをもっていただいた。
朝食のカヴァ コドーニュ1551


過去の関連記事
どんな日も泡モノで良き日となる
刺身にあう白ワイン リアスバイシャス
思い出のスペインワイン プロトス

参考
ワイン王国75 2013 July 特集「CAVA 人気の秘密」
ワイン王国81 2014 July 特集「ディスカバー CAVA」


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福岡VS宮城

2014年9月27日
 福岡市の大濠公園を写真で見る機会があった。http://ameblo.jp/perusha2/entry-11930719371.html福岡市は夫の故郷であり、大濠公園のすぐ近くに住んでいた。だから私にとっても懐かしい公園である。近くの福岡市美術館にも何度か訪れたが、なかなか素敵な絵があって好印象の美術館だった。常設展は200円で見ることができた。(写真は大濠公園の池をバックにした福岡市美術館)
 私も故郷の宮城を愛しているが、夫の福岡愛はもっとこう、熱烈なものがある。本当は生まれは隣県の大分市なのだが、小さい頃に福岡市中央区に転居し多感な頃を過ごしたため、故郷は福岡なのだという。同じ日本でも、福岡と宮城では言葉や文化が結構異なる。出会って間もない頃、やはり福岡市出身の私の同級生に夫を紹介したところ、それまで標準語だった二人は早速博多弁で話し始めた。「高校どこ?」「あたしチクジョ」「シュウユ」ちんぷんかんぷんだった。「今度いつキフクすると?」「夏かな~」キフク?キフクとは「帰福」すなわち福岡に帰省することを指すらしい。帰京なら聞いたことはある。しかしたとえば宮城や仙台に帰省することを「帰宮」とか「帰仙」とか言うだろうか?聞いたことがない。ちょっとしたカルチャーショックだった。
 福岡の地方新聞は西日本新聞。なぜ西日本?西日本で一番大きいのは大阪のような気がするが、夫はこの名は当然のものであり、福岡こそが西日本の雄であるといって譲らない。宮城の地方新聞は河北新報という。河北とは諸説あるようだが「白河以北」から来ているとか。東北の雄を自認する宮城県らしい由来だが、さすがに東日本とは名乗れない。スケール感ではちょっと負けている。ちなみに福岡には西日本シティ銀行もある。豪放なものである。宮城はせいぜい、東北放送とか「東北」レベルに終わる控えめさ。謙虚なのだ。
 結婚前からしょっちゅう故郷自慢で喧嘩してきた。もちろんお互いの故郷が随一と譲らない。結果の出ない喧嘩である。それでも何度も行き来しているから、実はそれぞれの故郷にも愛着を持つようになった(はずである)。私は福岡と聞けば大いに親近感を抱くようになってしまった。
 ところで何人かで重い物を持ち上げたりするときに、「せえの」とかかけ声を上げるものだ。地方によってかけ声が異なるということに学生時代、特に夫とつきあうようになってから気づいた。茨城南部あたりは「せいのっせ」など。大阪の友人は「せいのっで」。他に「せいの!」とか「いちにっさん」などは比較的どこでも使うようだ。私は「せいのっし」。結構変だと笑われる。そして福岡では「さんのーがーはい!」。私や関東圏の友人は大笑い。これでは力がはいらない、そう言ってかれこれ20年。あまりに真似しすぎて、今では私は「さんのーがーはい!」と迷わず言ってしまっている。イントネーションは違うらしいが。

宮城+福岡の関連記事
被災地への旅行 

福岡市美術館

お部屋に紛れ込んだカマキリ

2014年9月26日
 世間では何かといろんな虫がニュースに出ることが多く、騒がしい。その姿や毒が人間を脅かしたりして嫌われることの多い虫たち。庭に出没する様々な虫に親近感を抱いている私としては、一概に虫が嫌われることはなんだか嫌なものである。もちろん蚊や蠅は大嫌いだし、蜘蛛も怖い。ユーモラスな姿を愛でるカマキリだって、実は怖くて触れない。
 最近我が家の室内には、様々な虫たちが急な訪問をしてくれて、びっくりさせられることがある。さあ寝ようと思った夜中に、白い壁に踏ん張って留まっていたカマキリを見たときもびっくりした。一体どこから紛れ込んだのか、通気口のわずかなスキマか、ドアを開けた一瞬だったのか。えっ、どうしてここにいるの?と話しかけてみた。こちらも怖かったが、カマキリも怖かったのか、微動だにせず、さりとて確かにこちらの気配を伺っている様子だった。きっと冷や汗をたらりとかいていたのだろう。とりあえず放っておいた。すると朝にはいなくなっていた。窓を開けているわけではないから、どこかに隠れているのではと、おそるおそる数日過ごしたが、どこにもいなかった。やはり通気口あたりから室外に逃げたのだろう。怖かったけど、ちょっと残念。
 朝の散歩の時、近所の道路でカマキリの屍をみた。羽色がこの室内に遊びに来たカマキリと同じ薄茶色だった。同じカマキリではないかもしれないが、ちょっと寂しくなった。
 
 
お部屋に蟷螂2

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秋に似合う優美なシュウメイギク

2014年9月25日
 庭のシュウメイギクがちらほらと咲き始めた。和の趣と優美さを持つ大好きな花だ。日本風なのに、なんだか洋風の華やかさも持っている。不思議な美しさだと思う。初めてその美しさに感動したのは、鎌倉の東慶寺と瑞泉寺だった。秋に訪れた質素な寺に、控えめながら優美にその存在感を放っていた。お寺の清廉さ、人を悼む場によく合う。東慶寺は不幸な女性をかくまう寺でもある。ひっそりと咲くその姿は東慶寺に良く似合うと思ったものだ。
 ところでペリエジュエのシャンパン、ベルエポックのボトルには、エミールガレによるアールヌーボーの美しい花が描かれている。2年前にその花がこのシュウメイギクだということを知った。「日本のアネモネ」、ジャパニーズアネモネがシュウメイギクの別名である。1902年、3代目ペリエ ジュエ社長がボトルデザインをガレに依頼したという(http://www.faust-ag.jp/sense/sense/sense200.php)。非常にお高いので、1回しか買ったことがないが、白くて優美な花が、アールヌーボー様式によってさらに優美に描かれていた。
 10年ほど前退職するときに、学生時代からずっとお世話になった昔の上司に奮発して購入したのだ。ベルエポック、すなわち美しい時代をあなたと共に過ごすことができました、そんなメッセージを添えて喜んでもらった。遠い昔の思い出だ。その方はその後、職場のパワハラで精神的に参ってしまい、尊敬していた頃の仕事ぶりは見る影もなくなった。再びこの職場に戻った時に「ベルエポック」の響きは、衰退を経験するからこそより美しく感じるのだと知った。
 シュウメイギクは優美な美しさを持つが、もの悲しい秋にこそ良く似合う花だと思う。

ペリエジュエ ベルエポックはこちら

シュウメイギク2014

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美味 シャインマスカット

2014年9月24日
 山梨に住む友人が葡萄の箱詰めを送ってくれた。毎年恒例となったプレゼントだ。私も夫も葡萄が大好きだ。友人は葡萄農家の孫、果物問屋の娘という恵まれた環境に育ち、舌が肥えている。もちろんワインやチーズの味比べも上手。その彼女からの贈り物だから、毎年絶品の葡萄を送ってくれる。
 昨年は甲斐路、巨峰という王道の葡萄だった。今年は何とも美しいマスカット色の葡萄が詰められていた。マスカット・オブ・アレキサンドリアという品種は皮に透明感があるが、この葡萄は乳化したような雰囲気の黄緑色である。シャインマスカットという初めて食べる品種だった。ひとつつまんで皮を剥こうとするが、薄くてあまりよく剥けない。試しに皮ごと食べると、薄い皮は甘いし薄いので全く気にならない。むしろ皮ごと食べる方が甘みと旨みがあるようだった。夢中になった。巨峰の持つ強い甘みと異なり、さわやかな甘みだった。かといって酸味が強いわけでもない。黄緑色と微かな香りがさわやかさを際立たせているのだと思った。
 友人とはたった3年間一緒に働いただけだったが、かなりの苦楽を共にし、価値観を共有、心から信頼しあえる仲になった。10数年経ち職場が離れた今でも、親しくつきあっている。一緒にロンドン緩和ケアの研修やフランス美味の旅をしたが、その他は滅多に会わないし、彼女は筆無精なのでメールも滅多にくれない。それでも彼女は私のことを姉のような存在と慕ってくれるし、私は彼女のことを一生大事にしたいと思っている。できることなら私のもとにきて死ぬまで一緒に働いて欲しいと願っている。
 親御さんのもとに帰り、現在の職場で能力を発揮している友人だから、私の願いは叶いそうもないが、葡萄を介してのつきあいは一生続くと確信している。さて私も、葡萄に匹敵する素敵な贈り物を考えなければならない。

葡萄2014シャインマスカット

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金曜日のパスタ⑪ 豚挽肉とキュウリのピリ辛スパゲティ

2014年9月23日
 キュウリは加熱しても美味しい。夏も終わり、庭でやや大きくなりすぎたキュウリを使って、ピリ辛スパゲティを作った。
 キュウリは5mm角のさいの目切りにしておく。みずみずしいキュウリなら塩を振って少し身を引き締めてからさっと洗っておく。フライパンで豚挽肉を炒める。オイルを使うならごま油で。肉の色が変わったらキュウリを加えてさっと炒める。豆板醤少々と醤油で味付けする。固めに茹でたスパゲティを入れてよく和える。汁気が少なければパスタのゆで汁少量で整える。
 旅の間に放置していた庭のキュウリがだいぶ太く育っていた。サラダには不適だが、さいの目に炒めたら丁度良い歯ごたえだった。夏を偲びつつ、さわやかさを残したピリ辛味のキュウリを楽しんだ。


豚挽肉とキュウリのパスタ

パリのガーデンショップ トリュフォ

2014年9月23日
 パリで楽しみにしていたことの一つは、ガーデンショップ、トリュフォに行くことだった。ガーデン雑誌BISES No77 2012年4月号で紹介されていた店である。「フランスでは最もポピュラーなガーデンショップです」とのこと。フランスに57店舗、英国にも7店舗展開していると記されている。2年来、パリに行ったらぜひ訪ねたいと思っていた。面倒がる夫に場所を覚えさせ(私は地図が読めない女である)、ウキウキとメトロを乗り継いで13区にあるトリュフォに出かけてみた。
 雑誌と同様の多彩な色、デザインの鉢やジョウロが並んでいる。盆栽もある。何より目当ての小鳥の巣箱がたくさん並んでいた。2年前の雑誌に紹介されていた風景と全く変わっていないとおぼしき店内だった。「わっ、素敵な作業靴!」「アルミ製の鉢なんておしゃれ~」興奮してうろうろする私を、夫は「そうかな~?」と冷ややかな様子。もっともっと眺めていたかったが、だんだん夫が「早く帰ろうよ」といった雰囲気になっていく。道具には機能性のみを重視する人間には、おしゃれガーデングッズは興味をそそられないものらしかった。やはり買い物に夫連れはふさわしくないと、焦りながら店内を巡る。素敵な鉢を買いたかったが、所詮旅行者ゆえ、大きな物はあきらめざるを得ない。ちっちゃな名札をたくさん、そして冬の小鳥用にバードフィーダーを購入したのみだった。
 冷静に振り返ると、日本の大きなホームセンターだって鉢などの品揃えは結構豊かだ。ネットでこじゃれたガーデングッズも容易く購入できる。それでも以前から行きたかったパリのガーデンショップに出かけて大満足だった。


トリュフォ1

パリ徒然歩き②


2014年9月21日
 今回の旅で大変な思いをした。エールフランスのストのせいだ。バルセロナからパリへの移動、そしてパリから羽田までの飛行機がエールフランスだった。
 バルセロナ到着の翌日に、「パリ行きの便はキャンセルされました」とそっけないメールが届いた。とにかくパリまでは行かねばと、急いで連絡し、イベリア航空でマドリード乗り換えというパリ行きを押さえ,、なんとかパリまで移動した。次に日本に帰る便をどうするか。ストは帰国予定よりも後まで続く見込みだったが、ギリギリ前日までキャンセルされなかった。JALとの共同便だったため、日本語で交渉できたが、連日のように電話をして変更便の確認をしなければならなかった。結局、予定日のJALに振り替えることができたが、毎日ヒヤヒヤの思いで過ごし、旅にストレスをもたらした。帰国当日のJAL便のチェックインを待つ人々も同様の苦労をしたようだった。
 またパリのグランパレでは、エールフランスの展示会を行っていた。見学に行こうとしたのだが、入場制限を行っているのか、建物の前は長蛇の列。しかも少しずつしか入場できない。一時間近く待ってもまだ入場できなかった。結局入場は諦めた。
 フランス贔屓の私は航空会社もエールフランス贔屓だったが、今回の旅をきっかけに、エールフランスはもう選ばないと決めた。

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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