ほくっとした食感のチーズ クラックビトウー

2015年1月31日
 山羊乳のチーズ、シェーブルの美味しい季節はいつか?山羊の乳がでる季節は限られており、初夏に緑の牧草をふんだんに食べた乳から作られるシェーブルには、微かにハーブのような青草の香りを感じることができ、旬の味を楽しむことができる。
 だが、冬に食べるシェーブルだってなかなか美味しい。さすがに青草の香りを感じることはないが、代わりに熟成したほくっとした食感や、ナッツのような風味を感じることができる。先日初めて購入したシェーブル、クラックビトウーにもそんな食感を感じた。外皮に近いクリーム色の組織が堅く締まって、ここにホクホクした食感が生まれる。真ん中の白い部分からは酸味が消え、軽いコクがある。店員さんからは外皮のカビは取り除いてもいいと言われたが、ここもまた美味しくいただけた。大体、このチーズ1本100グラム程度で約1800円もしたのに、外皮を食べないなどもったいない。そんな気持ちもあり、まるまる一本、綺麗に食べ終えた。最近食べたシェーブルの中で、ダントツ一位の美味しさだった。軽いブルゴーニュのピノノアールと合わせていただいた。
 フランスのブルゴーニュ地方で作られるチーズらしい。手持ちの「チーズ図鑑」(文藝春秋社編 1993)には紹介されていないから、ちょっぴりマイナーなチーズかもしれない。ショップでもらった情報誌(Le Journal du Fromage vol 12 株式会社久田 2013)には、チーズ会社社長さんがクラックビトウーを訪れる旅が紹介されていた。小さなチーズ工房を訪ねる旅なんて、楽しそう。ブルゴーニュには2回、訪れたことがある。2回ともワイナリー巡りだったけど、今度行くときにはチーズ工房巡りもいいかなと思いを馳せた。

ブルゴーニュのシェーブル、クラックビトウ

テーマ : フレンチ
ジャンル : グルメ

健康で素朴な用の美 -砥部焼の皿と蕎麦猪口-

2015年1月29日 
 銀座のデパート松屋の催事場で、砥部焼展を眺めた。展示されていた深い藍色の小皿と、露草の絵柄の蕎麦猪口に一目惚れした。小皿は夫の分もと2枚、蕎麦猪口は自分用に一つ、うきうきと購入した。
 砥部焼は、四国は愛媛で生産される素朴な磁器で、藍色を基調にしているため一見伊万里焼きの染め付けにも似ているが、ぽってりと厚めの地肌と、たとえば飯椀などは真横からみると円錐形に近いような直線のフォルムをもち、よりぐっと素朴な日常使いの器である。昔、宇和島の友人に砥部焼を土産に頼んだが、にべもなく断られたことを思い出した。以来いつか砥部焼の器が欲しいとずっと思っていた。
 会場には多数の砥部焼が並んでいた。初めてみる砥部焼は、やはりぽってりと、そして潔いほどの白磁だった。呉須の深い藍色も美しい。ゆっくりと眺めていたら、黒に近い藍色が刷毛目で塗られたような小皿に目がとまった。闇よりは青く、なんとも魅力的な色だった。こちらの作品→陶房 遊 更に眺めていると、大好きな露草を描いた蕎麦猪口があった。真っ白な地肌に、清々しく美しい藍色、ほんの少しの明るい黄色で描かれている。緑光窯というところで作られた蕎麦猪口らしかった。小皿は一枚1000円程度、蕎麦猪口は1400円程度と、普段使いに手頃な値段である。
 さっそく自宅で使ってみた。芸術的というわけではない。あくまで素朴な感触で、手に持てばいかにも丈夫な感じ。無性に心ひかれる藍色、清々しい白磁。緑茶も美味しさが映える。取り皿や醤油皿として手軽に、かつ心浮き立つ使用感。
 柳宗悦(やなぎむねよし)は、健康な素朴な活活とした美を日本の民芸に見いだした。砥部焼の素朴で親しみやすい雰囲気は、まさに用の美だと悦に入った。私にとって露草の色や、瑠璃をも思わせる深い藍色は特別な色である。新しい器でまた毎日楽しいときめきを感じて過ごせそうだ。


過去の関連記事
1)はかない露草色
露草
2)花と犬のお散歩
花と犬のお散歩


砥部焼小皿と蕎麦ちょこ

テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

オーストラリアのスパークリングワインで全豪テニス観戦

ジェイコブスクリーク

2015年1月27日
 テニス全豪オープンを毎日楽しんでいる。もちろん錦織選手のプレイをみて大興奮である。クルム伊達公子選手だって、同年代ながら現役でプレイし続けていて、素晴らしい。結婚して精神的に安定してからの伊達が大好きだ。これまでずっと公式ブログを愛読しながら応援してきた。→伊達公子公式ブログ だが、今はなんと言っても錦織のプレイが魅力的。昔のプレイは、若さというか力に任せた感があって、いつか身体を傷めるのではないかと心配でならなかったが、ここ最近のプレイは、地道な筋トレの効果なのか、とにかく強靱な身体のしなやかさを感じて、心から安心してみていられる。
 めでたくベスト8入りを果たし、勝手にスパークリングワインでお祝いすることにした。全豪オープンを観戦していると、オーストラリアのワインメーカー、ジェイコブスクリークの広告を何度も目にする。普段はあまりのまないこのオーストラリアメーカーのワインを開けることにした。シャルドネとピノノアールで作られた、いかにも新大陸のワイン。微かにオレンジの甘くてさわやかな香り。味わいもふっくらやわらかな甘みがある。シャルドネ75%、ピノノアール25%、トランスファー製法で作られたワイン。フランスのシャルドネはすっきりしっかりとした酸味が美味しいが、やはりオーストラリアの太陽をさんさんと浴びて、天真爛漫に育ったシャルドネなのだろう、フランスのシャルドネとは明らかに異なる陽気さを感じた。
 豚肉のスペアリブをたっぷりのコアントローと伊予柑、マーマレード、豆板醤と共に、ホロホロとなるまで煮込んだ得意料理とともにいただいた。→ワイン好きのお総菜1 豚のオレンジ煮込み サラダはトマトとアボカド。
豚スペアリブの伊予柑煮込み
オレンジの風味があるこのオーストラリアワインとよく合った。なめらかな食感のアボカドともよく合う。夫も満足げにうなずきながら、美味しいとつぶやいている。
 試合はますますヒートアップしていくだろう。このまま勝ち進んでいく毎に、スパークリングワインで祝おうかなと思った。勝利と泡モノ、期待に胸が膨らむばかりだ。

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クレマチスの剪定

2015年1月26日
 寒さが厳しい日、そして今日のようにほんのり温かさを感じる日が交互にやってくる冬の日々。落葉樹は裸ん坊、草花もあまりない寂しい庭だが、それでも植物たちは少しずつ春の準備をしているようだ。毎日観察していると、ちょっとずつ蕾が大きくなっていたり、球根の芽生えがあって、わくわくしてくる。
 昨日はクレマチスの剪定・誘引を行った。なかでも旧枝咲きの麻生という品種の枝は、慎重に剪定を行った。旧枝咲きとは、冬に枯れたように見える茶色い枝に、春からぐんぐんと芽が伸び、開花するのだ。クレマチスには他に新枝咲きや新旧枝咲きといって、春に枝が伸びた先に開花するのもあり、それらは秋に枝をばっさりと切っても春先にちゃんと伸びて開花する。旧枝咲きは、枯れた様な枝を大切に大切に取って置くのだ。間違って切れたりしないように慎重に枝を確認し、枝先をちょっとカット。枝は周囲の木やフェンスに誘引して止めた。周囲の木にまとわりつくようにして、花が咲くのを想像して。よくよくみると、茶色い枝の節々に、ちっちゃな芽吹きが確認できた。
 茶色とグレーが支配する冬の庭に、春先の美しさを想像した。じっくり、じっくり、クレマチスの生命力を信じて、今は待つしかない。新緑の芽生えと開花が待ち遠しい。

クレマチス麻生の剪定

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テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

金曜日のパスタ18 ちりめんじゃこのオリーブオイル風味フェデリーニ

2015年1月25日
 ちりめんじゃこと合うパスタの太さを研究中。いまのところ、フェデリーニという細麺が一番ぴったり合うように思っている。極細カッペリーニも試したが、カッペリーニは素麺みたいな細さだから冷たいパスタが合うとのたまう夫の意見を尊重し、フェデリーニに軍配を上げた。
 フェデリーニを茹でて、お湯を切ったらちりめんじゃこと万能ネギの小口切り、そして青っぽい香りのオリーブオイルを和える。簡単だ。七味唐辛子を風味づけにかける。ゆで時間も短ければ、和えるだけという調味時間も短い。ちりめんじゃこは先日訪れた大分の佐賀関でたっぷり購入してきたもの。パスタの1/3量くらいたっぷり入れた。簡単なのでオリーブオイルは風味がよいものを使う。バルセロナで買ったアンダルシア地方、BAENA地区のもの。緑のハーブと軽いスパイス香のあるオリーブオイルだ。愛飲するカヴァ(スペインのスパークリングワイン)モンサラと一緒にいただいた。
 簡単なのに、ちりめんじゃこの旨みで美味しい。この太さが丁度いいでしょと夫に言ったら、「で、カッペリーニとフェデリーニ、どっちが細いんだっけ?」とはなはだ頼りない発言があり、がっかり。ディチェコ社のカッペリーニは0.9mm、フェデリーニは1.4mm。カッペリーニは天使の髪の毛という意味を持つ。今後はいろんな太さのパスタを饗して、クイズ形式で夫の味覚を鍛えることにした。

ちりめんじゃこのフェデリーニ




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テーマ : 麺・パスタなど
ジャンル : グルメ

ワイン好きのお総菜22 簡単ビーフストロガノフ

2015年1月22日
 安い牛肉の薄切り肉を使った簡単ビーフストロガノフ。10分程度で出来てしまうので、仕事で遅くに帰った時でも気軽にワインと洋食が楽しめる。
 牛肉はあらかじめ多めの赤ワインと香味野菜、オリーブオイルでマリネして保存(冷凍)しておく。フライパンでバターとタマネギ薄切りを炒める。あればキノコ類、赤ピーマンも炒める。フライパンのはしに炒め野菜を追いやりつつ、マリネした牛肉を入れてよく焼き色をつけながら炒める。焼き色がついて裏返したら、香味野菜を肉に載せるようにして肉に火を通す。大体火が通ったら、マリネ液の赤ワイン、市販のデミグラスソースを加えて軽く煮込む。器に盛りつける。今回はサフランライスを添えた。
 市販のデミグラスソースは、缶詰め臭かったり、味が濃すぎたりするので、好みの味を探すのが課題だった。最近、フランス高級総菜屋であるフォションのソースが好みに合った。控えめに市販のデミグラスソースを使い、赤ワインをたっぷりにするのが、私好みの味である。軽めの赤ワインと一緒にいただく。

簡単ビーフストロガノフ
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テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

東京駅八重洲口の秘密の抜け道

2015年1月20日
 東京駅八重洲地下街に通じる、秘密の抜け道を知った。通常はなかなか通り抜けられないような、まさに怪盗用といっていいような道だった。
 羽田から東京駅までちょっと贅沢をしてタクシーで向かった。荷物があまりにも多くて、混み合う電車を乗り継ぐのがいやだったのだ。東京駅八重洲南口からは、茨城に向かう高速バスが出ている。車を駐車してある職場のすぐ前までいくバスもある。普段は早く着くつくばエキスプレスで東京を行き来するのだが、大荷物を気兼ねなく預けて確実に座れるバスで帰ることにしたのだ。タクシーに乗ると、首都高速から羽田界隈、そしてビル街をすいすい抜けて快適だった。銀座界隈まで来たとき、ふと運転手さんが「八重洲口で降りればいいですか?」と聞いてきた。八重洲に高速の降り場があるなんて初めて聞いたが、あらかじめ東京駅八重洲口に行きたいと告げておいたし、「おまかせします」と夫が答えた。すると高速から降りないまま、八重洲口と記された建物の地下口に静かに到着した。
高速八重洲降り場
 首都高速のまま、東京駅八重洲口の地下に横付けしたらしい。降り口正面にあるドアを開けると、登り階段のみ存在する小さな空間があった。階段の上にはまた小さなドアがあり、果たしてそのドアが開くのかも、外側に何があるのかもわからない。ずんずんと登っていくと東京駅八重洲地下街にでることができた。ドアは地下街からは開かないようになっているらしい。私がさっさと階段を上って確認した。慎重(臆病?)な夫は、階段下でドアを開けたまま私の確認を待ち、しかるのちに階段を上ってきた。「いや、だって閉じ込められて二人ででられなくなったら大変でしょ?」
八重洲南口地下
 八重洲地下街の南口通り前にでた。すぐ前にワイン食堂旅する子ブタとやらがある。まさに八重洲口バス乗り場の直下。こんな道があるなんて、初めて知った。逆の八重洲地下街からタクシーの降車場には、行けないようになっている。この抜け道の存在は、ほとんど知られていないのではないか。夫と二人、秘密の抜け道を知ったような、楽しい驚きを共有した。
 自宅で調べると、ちゃんとウィキペディアに紹介されていた。→東京駅八重洲乗客降り口 タクシーで、そして首都高で東京駅に向かわなければ知らなかった抜け道だ。たまに贅沢をしてみると、驚きの発見があるものだ。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

西日本を空から眺める

2015年1月19日
 大分から羽田まで晴天の日に空を旅した。窓側の席から日本列島の半分がよく見えた。大興奮!
 まずは大分空港から飛び立つと、四国は愛媛の佐田岬がよく見えた。風力発電の巨大風車が連なっている。細長い半島が一望できた。
佐田岬
 佐田岬の北部の入江もよく見える。あとで地図で確認すると、突き出た半島海岸は、向かって左が番匠鼻、右は赤崎鼻というらしい。せと風の丘パークとやらがあるようだ。いつか地上から旅したい、そう思った。
 佐田岬半島 赤崎鼻
  四国を過ぎると、淡路島と明石をつなぐ橋も見えた。阪神淡路大震災のことを思い出す。
淡路島から明石
 神戸のポートアイランド、空港、六甲アイランドも丸見え。昨年秋、急に神戸に転居したまま会えずにいる友人を思い出す。この街のどこかにいるのだろうか。
神戸 ポーアイ 六甲アイランド

 大阪の淀川もよく見えた。一昨年、仕事関係の会合で訪れたことを思い出す。四天王寺をお参りしたっけ。大阪の南は堺。茶の湯で有名な街である。いつか必ず訪れたい。
大阪 堺
 京都が見えないかと期待したが、雲のためによく見えなかった。そして航路は南に向かうよう。名古屋あたりがよく見えた。中部国際空港もよく見える。
中部国際空港から名古屋
 次いで信州の山々が雪に覆われているのが遠くに見えた。御嶽山も見えたと思う。コックピットの機長から、挨拶と富士山がそろそろ見えるとアナウンスがあり、期待が膨らむ。いつ、何度みても富士山はいいものだ。
富士山と三保松原
 なだらかな田子の浦もよく見える。百人一首のうた
 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
を思い出さずにはいられない。空から眺めているのだ。感動。富士山の雪もしみじみ美しい。
富士と田子の浦
三島や清水あたりもよく見える。三島も昨年訪れた。清らかな小川が流れる静かな街。かわいがっていたもと部下がこの地に嫁に取られてしまった。この日も三島にいるに違いないと、懐かしむ。
三島・清水から富士山
 伊豆半島が見えてきた。と、伊豆半島に小さな富士山のようなはげ山を発見。何だろうか。手持ちの地図には載っていない。
伊豆半島のプチ富士?
 三浦半島も見えてきた。そこを過ぎると、鎌倉、横浜だ。ちょっと昔に住んでいた横浜。茨城のカントリー生活に慣れて久しいが、田園都市線沿いのこじゃれた生活を懐かしむ。友人も多く居住している。今もしょっちゅうお出かけする鎌倉と横浜が、ぼおっとかすんで見えた。
三浦半島
 いよいよ短い空の旅も終わりに近づく。東京湾が見えてきた。
東京湾 (2)
東京湾を千葉側まで行って、羽田へと旋回する。アクアライン、湾岸の工場地帯、湾内の船などをじっくり眺めることができた。
アクアライン
 しょっちゅう仕事などで飛行機に乗る方などにとっては、よく見る風景かもしれない。だが滅多に飛行機で国内旅行しない私にとっては、とても刺激的な旅だった。地図そのままの眺め、過去に旅した楽しい思い出、土地ゆかりの親しい友人たち。そんなことを思い出す。心が浮き立つ楽しい1時間半だった。また乗りたい。

テーマ : 国内旅行記
ジャンル : 旅行

佐賀関 九州先端から四国を眺める

2015年1月17日
 親族の集まりのため、夫の故郷である大分市を訪れた。用事を済ませて空いた数時間を使い、佐賀関までドライブした。佐賀関は大分市から瀬戸内海に突き出る小さな半島である。ブランド魚で有名な関鯖、関鰺はこの佐賀関で水揚げされる。
 晴天だが強風が吹き荒れる午後、レンタカーで海沿いの道を走った。途中、早吸日女(はやすひめ)神社にお参り。朱塗りの総門や神楽殿が華やかで美しい。神武天皇の紀元前時代に創祀された由緒ある神社ということだ。
はやすひめ神社
はやすひめ神社鳥居

 近くには製錬所の赤白煙突がそびえ立つ。銅を製錬するパンパシフィックカッパーの佐賀関製錬所とのことだった。紅白の煙突は発電所の印とのことで、夫は発電設備もあるのだろうと言う。青い海、キラキラ白く輝く波と、工場の景色が交互に織り成して面白い眺めだった。
 しばらく山道をクネクネ行くと高台から灯台、そして四国が見ることができた。手前に小さな島、牛島と、その向こうにうっすら四国が見える。対岸は宇和島。ワクワクした。
佐賀関から四国
佐賀関・佐田岬地図

短い時間のドライブだったが、小さな半島の歴史と自然を垣間見た旅だった。

テーマ : 国内旅行記
ジャンル : 旅行

東信さんの松 JAL羽田ラウンジにて


2015年1月16日
私用のため、羽田空港の国内線JALラウンジを利用した。ラウンジに入ってすぐ、正面に素晴らしい松が飾られていて、思わず歓声を上げた。太い木がくるんと一回転して横たわり、その両脇に濃い緑の松葉が繁っている。形の妙もさることながら、全体に生き生きとした力を感じた。そしてユニークな木の姿の中に、調和と自由奔放という真逆のものも感じた。
フラワーアーティスト、東信さんの作品らしい。シャンパンのペリエジュエのボトルデザインや、昨年はパリのグランパレで行われたイベントで、有名宝飾ブランド、ブシュロンのブースを真っ白な花で飾った事をテレビ番組で見て、注目しているアーティストだった。思いがけず、生でその素晴らしい作品に出会うことができた。
慌ただしい空港でのひと時、素敵な作品に出会って豊かな気分になった。作品の前では、佐賀のお菓子を配っていて、ほとんどの人が松よりお菓子に引き寄せられていたのが、ちょっと残念。私だけが何度も松を眺めに近づいていた。もちろん、お菓子も美味しくいただいたけど。

テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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