清らかな流れと福の彩り、大前神社

2015年8月30日
 栃木県真岡市にある大前(おおさき)神社を訪れた。愛用の武光誠著「地図で巡る神社とお寺」(2012年帝国書院)には「全高20mの恵比寿さまがある」と紹介されており、楽しくお参り出来そうな予感だ。
 小雨の中で訪れた神社は、たっぷりと清らかな流れの川に沿うように建てられ、豊かな恵みや力強い浄化を感じされるものだった。下の写真は、神社のすぐとなりに流れる五行川。平将門が戦勝を祈願し、勤行したといういわれがあるそう。
 大前神社 五行川

 本殿は極彩色の華やかなもの。思わず目を奪われる華麗さ。名工の技が光るものばかりである。あとでリーフレットを見ると、重要文化財だ。日光東照宮の彫刻家直系の名人によるものとのこと。
本殿2
本殿
 真っ青な水のなかを泳ぐ龍の姿。

 こちらの御祭神は、大国主神と恵比寿さまだそう。大国主神は、古事記にでてくる因幡の白ウサギを助けた慈悲深い神。皮をはがれて苦しんでいたウサギを助けたことから、健康や病気平癒に御利益がある。最近珍しく風邪気味なので、元気になるよう祈る。また、前述の地図本にあったように、巨大な恵比寿さまも祀られている。地元有志により、巨大な恵比寿像が贈られたそう。
大黒さま 全体像
 なんとも朗らかな、笑える像である。五行川にちなんで、鯉がこの神社の神の使いだそう。金ぴかに光る鯉を手に持ち、にやりと笑う恵比寿さま。ちょっとやせ気味?
大黒さま像
 縁起の良いものにあふれた、楽しい神社。一歩、神社から離れると、清らかな水がたっぷりと流れている。最近、体調も今ひとつで仕事もぱっとしないことが多いが、なんだか朗らかな気分でお参りすることが出来た。来週はいいことが続くといいな。

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黄緑のぼんぼり フウセンカズラ

2015年8月27日
 真夏から最近にかけて、愛らしい形と色で花壇を彩るぼんぼり、フウセンカズラ。米粒みたいに小さかった白い花が、いつのまか、明るいさわやかな黄緑の風船のような形になる。その変化の妙がまた、楽しい。
 葉っぱも三つ葉のような切れ込みが多いもので、さわやかだと思う。蔓は細くて細やかに巻き上がり、これまたさわやか。今年は庭の目立つところにたくさん種を蒔いた。ほとんど発芽して、元気いっぱいに庭を飾っている。
 もう少し経つと茶色く変化して、ぼんぼりの中にいとも可愛い種ができる。お猿の頭のような可愛い種だ。過去の関連記事→ハート?お猿さん?フウセンカズラの種 さわやかで愛らしくて、変化に富む生長ぶり。晩夏の庭にぴったりの植物だ。
 
フウセンカズラ2015夏

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フランス人永久のアイテム プチバトーのTシャツ

2015年8月26日
 暑くても寒くても、毎日一年中愛用しているのが、フランスブランド「プチバトー」のTシャツである。プチバトーとは、1893年に創業したフランスのコットンニットを中心とした服飾ブランドである。→プチバトーの歴史。Tシャツは、シンプルで飽きの来ないデザイン。柔らかく丈夫なコットンで作られているので、着心地も良く、長持ちするし、毎年定番色を買い足すのはもちろんなのだが、流行色を買い足して、色の変化を楽しむ。
 もとシャネルの伝説的ファッションモデル、イネス・ド・ラ・フレサンジェもパリジェンヌの殿堂入りアイテムとして大絶賛。「フランスを代表するブランドでパリジェンヌのマストアイテム」とまで言う。シャネルやサンローランと同列ということだ。けれど決して値段は高くはない。現地で大体16~19ユーロぐらい。セールで50%引きの時もある。日本の路面店やオンラインショップでも3000円前後で購入できるようだ。セールならもっと安いときもある。
 毎年、少しずつ買い足す。定番の黒、ネイビー、グレー、白はやはり使いやすい。部屋着にパジャマがわりにすれば、柔らかいコットンが肌になじんで心地よいし、型崩れせず綺麗なシルエットは、カジュアルなアクセサリーも、ブランドもののスカーフもよく合う。今年はマリンブルーも買い足した。猛暑の時に、さわやかに着こなすことが出来て、友人にも褒められた。
 フランス各地はもちろん、ヨーロッパの街でもよく見かけるプチバトー。パリのシャンゼリゼ通り、リヨンやビアリッツ、ニースのデパート内、チューリッヒ。今年はブリュッセルの街で見かけて購入。日本の青山やインターネットでも買えるのだが、旅先で買い足していくのがお気に入り。
プチバトーのTシャツ

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ワイン好きのお総菜33 キュウリのXO醤和え

2015年8月25日
 庭のキュウリが恐ろしいほど元気いっぱい。蔓を伸ばして、どんどん開花して、次々とちびキュウリとなる。だがそこで油断しては駄目。ちびだと思っていると、あっという間に生長して、お化けキュウリとなっている。うっかり葉っぱの影に隠れているお化けキュウリを、今年は一体何度収穫しただろうか・・・
 お化けキュウリはごま油で炒めるのが、最近のマイブーム。そしてちょうど良い大きさの優秀キュウリは、その美味を味わうために生で様々にいただく。塩味、梅味、塩とレモンかかぼす和え。いずれにしても、すりこぎで叩くようにしてから大ぶりに切ると、味が絡みやすくて柔らかく、好きだ。
 赤ワインの友にする時には、ちょっぴり濃い目の味付けにする。切って少し塩もみして、軽く絞ってからXO醤と和える。簡単なのに、立派な酒のつまみとなる。キュウリはもともとさっぱりした味なので、辛口しっかりとした白ワインにも合う。
 そろそろ庭のキュウリも片付けを考える時季である。スーパーで一年中簡単に入手できる野菜ではあるが、我が家の土で育ったキュウリの味は、やはり格別なもの。ちびもお化けも目一杯味わって、そしてワインと共に楽しんでいきたい。

キュウリのxo醤和え

キュウリ栽培 関連記事
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野菜作り 今年の成績

XO醤風味の料理記事
ペニンシュラのXO醤
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ワイン好きのお総菜32 鶏ささみとカシューナッツの甜麺醤炒め

2015年8月24日
 カシューナッツはちょっぴり甘みのある、お総菜にしても美味しいナッツ。やはり微かな甘みのある鶏ささみと肉厚なピーマンと共に、これまた甘みとコクのある中華調味料、甜麺醤で味付けした、お総菜。北京料理の代表である、鶏肉の甘味噌炒め(醤爆鶏丁ジャンバオジーティエン)を、簡単・色よくアレンジしたメニュー。ウー・ウェンさん「中華調味料&スパイスのおいしい使い方」高橋書店(2011)を参考に、色よい野菜をたっぷり加えた。
 鶏ささみは筋を取って、一口大に切り、塩・お酒をまぶしてしばらくなじませておく。カシューナッツは軽くオーブントースターでから焼きしておく(これは我が家の安売りナッツがやや湿気っていたから)。赤・緑ピーマンは一口大にカット。中華鍋かフライパンにごま油とカシューナッツを入れてから火をつけ、ゆっくりと揚げるように炒める。軽く色づいたら取り上げておく。次にピーマンをさっと炒めて取り出しておく。鶏ささみを次に入れて火を通す。火が通ったところで、甜麺醤を大さじ1くらい、日本酒を少々入れて良くまぶすようにして炒める。カシューナッツ、ピーマンも加えてさっと和えるようにして炒める。お皿に盛りつけたら、胡椒を挽く。
 鶏ささみはさっぱりした味わいだが、甜麺醤とカシューナッツのコクと甘みで赤ワインにもよく合うお総菜となる。この日は酸味の少なくコクのあるスペインのスパークリングワイン、カヴァと合わせた。それもまた、夏の暑い日のお総菜にはよく合って、箸が進んだ。

鶏ささみとカシューナッツの

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ほんのり火照る白グラジオラス

2015年8月23日
 春植え球根植物のグラジオラス。丈夫で手間いらずなので、毎春に植えている。今年は白い品種を植えた。初夏を迎えてもなかなか開花しなかったので心配していたが、8月に次々と開花した。背丈も高く、豪華な印象で庭を飾ってくれた。
 グラジオラスとは、葉っぱや蕾の形から、ラテン語の剣 Gladiusを名の由来に持つ。結構勇ましい名前である。一方では、忍ぶ仲の恋人達がその花の数で逢瀬のタイミングを合わせていたことから、花言葉は「密会」だという。
 この品種、ホワイトプロスペリテという名で、花心がほんのりと薄紅色である。蜩がカナカナカナと切なげに鳴く時季に、なんとなく忍ぶ逢瀬の情熱と切なさを感じさせる。


グラジオラス ホワイトプロスペリテ

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みずみずしさにあふれた幸水

2015年8月21日
 毎年夏から秋にかけて、毎週末に梨農家の直売所にでかける。減農薬で丹精込めて作った美味しい梨を、仲良しで朗らかなご家族で売りに出している。いつも明るい声を出す奥様と、寡黙に梨の選別作業をするご主人、そして娘さん達がお手伝い。本当に素敵なご家族なのだ。ところが昨年は、奥様が入院中とのことで、ほとんど会えずじまい。心配していた。関連記事→梨の味 移り変わり
 今年は元気な奥様の声を聞くことが出来た!すごく嬉しい。2年ぶりに会うと、相変わらずの笑顔ととまらないおしゃべり。いつものように、試食の梨を勧められ、楽しく買い物できた。
 奥様は、入院して抗がん剤の治療をずっと続けていた。抗がん剤の目的は、がんの治癒をめざすもの、縮小をめざすもの、症状緩和を目的とするものなど、病気や病状によって様々だ。詳細は聞かなかったが、おそらく完治をめざして強力な抗がん剤治療に取り組んでいたのだと思う。点滴が刺さらなくて大変だった、とか、副作用はたいしてなかった、とか、気持ちが落ち込んだときもあった、と止めどなく語る。梨を食べながら、私はうんうんと耳を傾ける。現実的な対処のアドバイスをしながら、がんサバイバーに必要な”なるようになるさ”といった、ゆったりした心持ちも大事だと伝えた。いつもは寡黙なご主人が、「今は本人に何でも話すのね。がんだ、とか治療のこととか・・」ちょっと複雑な表情でつぶやく。明るい奥様を落ち込ませたくない気持ちで一杯だったのだろう。様々に苦悩していたことがその表情でよくわかった。副作用がいろいろあるし、よくわかっていてもらわないとね、と私。どんな人にも、衝撃から立ち直る力はある、その過程ではうつうつしたり、悲しんだり、気持ちは揺れるのだが、それにつきあって、支えていくことが大事なのだ。
 そんなご主人を尻目に、どこ吹く風の明るい顔で奥様が言う。「でもくよくよしても仕方ないしね!渡辺謙さんだって10年以上頑張ってる。あたしも頑張るわ~」 久しぶりに会う奥様、お肌のつやもよく、頬もふっくらしたまま。食欲もばっちりあるそう。みずみずしいお肌、そしてしなやかでみずみずしい精神力。折しも今の時期に出回るのは、水分たっぷりの「幸水」という品種。これからもずうっと私は、皆さんからみずみずしい元気をいただいていくと確信した。


幸水 2015

マダム・ジュリア・コレボン 夏の二番花

2015年8月20日
 真夏の暑さ、ジメジメとした湿気があふれる今日この頃。生きとし生けるものには過酷な毎日なのだが、我が家の庭でとにかく元気いっぱい咲き乱れているのが、クレマチス、マダムジュリアコレボン。春に咲いたあと、短く剪定した枝が、もう私の背丈よりも高く伸びて、美しいワインレッドの花をたくさん咲かせている。昼間はしおれ気味の植物が多いなか、数え切れないほど咲いていていて、とても嬉しく、愛おしい。
 壁面に植えているので、壁一面に広げるように誘引すれば良かったのだが、ついついサボって伸びたいがまま、地上からまっすぐ上に向かって数本の枝が伸びた。それはそれで、太陽に向かって一目散に伸びているようにも見えて、可愛いものだ。今咲いているのは、高さ1メートルほどの蕾たち。更に伸びて1.5メートルほどの高さにも新たな蕾がついていて、一体何個咲いてくれるのかと期待が膨らむ。
 園芸書を読むと、秋の三番花のためには、二番花の最初に咲いた花が散り始めたら、もう剪定しなければならないらしい。そんな・・まだまだたくさんつけている花や蕾をカットするのはしのびない・・・。夏の花をめいっぱい楽しむか、秋の三番花のために切ってしまうか、今夜は苦悩の夜となりそうだ。

春の開花記事→バラとクレマチス

夏前の剪定記事→ちゃっかり挿し木のクレマチス

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コレボン二番花

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フロマージュを楽しむ⑧ オールドアムステルダム 旨みあふれるオランダチーズ

2015年8月19日
 オランダではたくさんチーズ屋さんを巡って楽しかった。大好きな白カビチーズはほとんどないが、シンプルで馴染み深いハードチーズがたくさんあった。一番最初に、あっという間に食べきってしまったのが、オールドアムステルダムという品。アムスの街中でうっていた、その名もアムステルダムのチーズ。オレンジに近い黄色が、いかにも熟成している感じを醸し出し、実際コクと旨みのある大変美味しいチーズだった。夕暮れのアムスだろうか、黒いヨーロッパの街並を描いているような、シックな包みも好印象である。
 オランダで最も有名なのはゴーダチーズ。そのゴーダを更に熟成させたハードチーズだから、コクがあるのも当然かもしれない。ゴーダは日本に最も早く入ってきたチーズだ。江戸時代、鎖国下でも長崎にはゴーダチーズが輸入されていた。日本とオランダの長い親交を思わせるのが、ゴーダチーズ。だがオールドアムステルダム自体は、1980年代に作られた、比較的若い品種だそう。オールドの名がついても、オールドではない。それでも日本とオランダのオールドな親交を思わせる名で、更にうまみアップの印象である。
 うまみはたっぷりでも、変なクセはない親しみやすい味。古くから、そしていつまでもオランダと日本が仲良しであるように願いつつ、また食べたいチーズである。カットされたもの以外にも、一口大のオールドアムステルダムをたくさん買ってきた。オランダの旅情をかみしめながら、大切に食べていきたい。

オールドアムステルダム

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暑さに合う南仏ロゼワイン タヴェル

2015年8月18日
 しっかりめの赤ワインを好む夫が、珍しくロゼワインを買ってきた。「暑いからなんだかロゼが飲みたくなった」と言って。ワインクーラーで冷やしながら、ゆっくりといただいた。最初はなめらかさが強く、冷えが強まると共に、しっかりとした辛口の中に凝縮感が強まる。ロゼの中では濃い目のピンクで魅惑的。渋味もあって、なるほど、赤ワイン好きの人に好まれる辛口ロゼなのだと思った。美味しくて、瞬く間に一本、いただいてしまった。
 蒸し茄子とツナマヨのパスタに合わせたが、もう少しスパイスの効いた中華やエスニックに合わせても良かった。オレンジのサラダ、サーモンのグリルと、色合いは楽しめはしたものの、やっぱりベストマッチではない。優しい味よりは、スパイスが効いた料理や豚肉の方が合いそう。
 南仏、コートデュローヌで作られる、質の高いロゼワイン。アルル、ニーム、ポンデュガールなど、古代ローマ遺跡のある暑いところ。暑い季節に訪れて、やはりロゼワインを楽しんだ記憶がよみがえる。また、このタヴェルロゼは、学生時代にフレンチレストランでアルバイトしていた夫が、ワイン事始めの頃によく楽しんだワインでもある。様々な思い出も一緒に味わった。

タヴェルロゼ

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プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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