シジュウカラと一緒に冬のガーデニング

2016年1月31日
 昨日に比べてあったかい日曜日、春に向けたお庭の地味な作業を行った。芝の穴開けとサッチとり、薔薇の植え替えや葉っぱむしり、クレマチスの芽や茎の点検、土の掘り起こし・・・。花や果実はほとんどないから、本当に地味な仕事ばかりだ。しゃれっけもない衣装で、軍手をはめて、腰痛や膝の痛みを気にしながら、それでも春以降のさまを思い浮かべて、がんばった。
 そんなとき、ピチュピチュ、ひゅひゅっと可愛らしい鳴き声で、シジュウカラがわが庭に降り立つ。バードフィーダー-のピーナツをつまみにきたのだ。ヒヨドリやスズメも訪れるわが庭だが、彼らは人間が庭にいるときには決して近寄らない。ところがシジュウカラだけは、ちょっと警戒しながらも、嫌がらずに近づいてくる人なつっこさがある。今日など、一メートル程度しか離れていないというのに、一生懸命ピーナツをついばんでいた。ひゅひゅっという鳴き声も、もはや私にねえねえと声をかけているようにしか聞こえない。か・・・可愛い・・・。妄想だということはわかっているが、それでも嬉しくてつい、笑顔で声をかけてしまう。
 地味な作業だらけの、冬のガーデニング。シジュウカラのおかげで孤独感なく、夢のような気分で遂行できた。
 
シジュウカラと一緒に芝の手入れ


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のんびり土曜日

2016年1月30日
 雪が心配された今日。幸い積雪には至らず、ちょっぴり庭の芝生を覆う程度の雪だった。ほとんど雨だったように感じる。そんな天気の週末は、ゆっくり起きてだらだらと家事をするのが常だ。だが、出張に出かける夫を送るため、朝7時に起きて、8時には車に乗っていた。
 開店しているか心配だったが、そのままパン屋とコーヒー屋を訪れた。幸い8時半から営業しているようだった。パンを買い、豆を買う。いつも昼近くに訪れるお店は、ふだんよりぐっとお客が少ない。静かにゆっくりとコーヒーを飲んだ。豆を買えば一杯サービスしてくれる。丁寧に泡を装飾してくれる、香り高いカプチーノ。
 心ならずの土曜の早起き。だがそのおかげで、慌ただしさのない、カフェの静かな時間を楽しんだ。
 
 

カフェでカプチーノ

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真田幸村 ゆかりの寺 宮城県白石市当信寺

当信寺

2016年1月29日
 不振続きのNHK大河も、今年は好発進のようである。やはり大河は戦国ものが面白い。ましてメジャーなヒーロー、真田幸村の大河ドラマ、三谷幸喜さん脚本で堺雅人さん主演とくれば、いかにも楽しそう。今のところ、父、真田昌幸役の草刈正雄さんの剛胆ながら諧謔混じりの演技と、おとぼけ役者、大泉洋さんのまじめくさった演技に魅力を感じている。
 真田幸村には格別の思いが私にはある。なんとなれば、故郷、宮城県白石市には、幸村の娘、阿梅(おうめ)の墓があるからである。白石のかつての城主、片倉小十郎の後妻なのだ。大阪夏の陣で死期を察した幸村が、大切な娘阿梅らを、なぜか敵方である伊達政宗一の家臣、片倉小十郎に託した。阿梅とその妹、そして幸村の息子である大八は、ひっそりと上田から離れた白石市で生き延びた。その墓が、白石市当信寺にある。
 阿梅の墓は、如意輪観音像を形作っている。立ち膝にほおづえをついているような恰好だ。生きる人々を救うために苦悩する姿を表すのが、この如意輪観音像である。苔むし、風雨と信仰する多くの人の手によって削られた石。像の表情はもはやほとんどみえない。上田に焦がれるように、街道近いこの寺に阿梅の墓は作られたという。父を戦で亡くし、遠い東北の地で、それでも阿梅は片倉小十郎と幸せな人生を過ごしたらしい。一体どんな女性だったのだろうか。歴史の記述は少ないが、美しく、聡明でしなやかな女性を彷彿せずにはいられない。
 そんなゆかりのため、白石には真田幸村の墓がひっそりと佇んでいるらしい。まだ行ったことはない。大河ドラマ「真田丸」で盛り上がる2016年。上田や高野山あたりはきっと混雑するだろう。私はひっそりと、白石にある真田幸村ゆかりの場を巡ってみようと思う。

阿梅・大七の墓

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上田と白石の繋がり

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ゴルゴンゾーラ ドルチェでブランチ

2016年1月26日
 休日のブランチ、お腹が空いたと夫がつぶやく。冷蔵庫の中にあったイタリアブルーチーズ、ゴルゴンゾーラをパンにのっけて、軽く焼いたら、とろりと美味な大人向けチーズトーストの出来上がり。パンはお気に入りの店の、ドライバナナが少量混ぜ込まれた甘めのパン。ブルーチーズとよく合った。
 ゴルゴンゾーラには、ぴりりと辛口のピカンテと、マイルド味のドルチェがある。普段はピカンテを買うのだが、店員さんから「日本人はピカンテが好みの人が多いようですが、イタリア人はドルチェが好きですよ」と聞いた。なるほど、これまでは通ぶって辛口を購入していたが、たまにはドルチェを買ってみよう。熟成が効いて、とろとろのゴルゴンゾーラドルチェを買った。味わうと、ほろ苦さがなくて青カビも良い感じ。あー、やっぱりこっちの方が美味しい。これからはドルチェ派になろう。
 ブルーチーズが大好きな夫も大喜び。濃い目のエスプレッソを淹れて、のんびりと庭を訪れる小鳥たちを眺めつつ、味わった。豊かな気持ちの日曜午後となった。

ゴルゴンゾーラのっけバナナパン


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宝石のごとき、いちご

2016年1月25日
 旬のいちごを買いに、ビニールハウスが林立する茨城県石岡市にでかけた。本当はいちご狩りも楽しみたかったのだが、残念ながら、今年はやや不作気味とのことで、いちご狩りは2月から予定しているらしい。それでも小さな直売店には、様々な大きさのいちごがお行儀良く並んでいる。
 試食すると、とても甘い!お店のおじさんに確認すると、とちおとめということだった。こんなに甘くて美味しいとちおとめは初めてだ。数あるいちご店でも、有機栽培で甘さと濃厚な味が自慢のお店らしかった。摘みたてなのだろう、ツヤツヤと輝く姿はまさに宝石のようだ。スーパーのいちごとは雲泥の差。美しくて、キュートで、艶めいている。直売所だから、4パックで1500円。食費のなかでは高価だが、本物の宝石に比べたらうんと安い。魅力的な容姿と、爽やかな味と香り、そしてたっぷりのビタミンCは、美容と健康、そして心の癒やしに繋がり、長い目で見れば、値段に見合った価値のある存在である。
 厚労省の調査によると、年収と果物の摂取量には有意差があるらしい。年収600万以上世帯に比べ、200万以下の世帯では果物の摂取量が少ない。生活が厳しければ、まずは炭水化物が購入されるのは仕方のないこと。収入格差が栄養格差に、というのが厚労省の談だ。ビタミン・ミネラル、ファイトケミカルなどが豊富な果物は、健康のために積極的に摂取してほしいもの。貧困や格差が拡がるこの世相が、果物の世界にも大いに関係している。寂しさを感じずにはいられない。
 甘くておいしいだけでなく、宝石のような煌めきのいちごたち。スーパーや高級フルーツ店では、まさに宝石のように手が届きにくい値のこともある。直売所で安価に購入して、たっぷり味わえる幸せを甘受した。

いちご2016

剪定枝を焚き付けに

2016年1月23日
 雪が危ぶまれた今日。ひやひやしていたが、結局杞憂に終わった。それでも底冷えするような寒さが強まってきた。
 寒がりの私は、帰宅するとまずは全ての暖房器具をつける。温まってきたら、エアコン、ファンヒーター、お湯を沸かすガスコンロ・・・と段々に暖房を減らしていく。最後に残るのは、薪ストーブと石油ストーブ。薪ストーブは、空間に見合ったエネルギー放出量のものならば、それひとつで家中が温かくなるはずだが、我が家のものは、あくまで補助的なもの。とてもこれひとつでは、リビングは暖まらない。手間もかかるし、焚き始めが特に大変。薪の入手だって大変である。結構面倒な暖房器具だ。それでもオレンジ色の炎は、気持ちをリラックスさせてくれるから、やめられない。
 薪ストーブの焚き付けに、最近気に入っているのが、庭の剪定枝である。エゴノキ、イロハモミジ、ジューンベリー、ミモザ、オリーブなど。夫が剪定する度に、大雑把にカットしてもらい、保管しておいた。本当は、もっときちんと太さごとにまとめたり、蔓で使いやすく縛ったりした方がいいのだろう。適当な私は、適当に庭の片隅に置いておいた。夫が見かねて、整理してくれた。写真は、夫が整理してくれる前の、私らしい適当なストックである。見事に太さも長さもバラバラだ。それでも、よく燃えてくれて、焚き付けとして良い働きをしてくれた。来年度は、もう少し使い勝手良く、蔓でまとめてストックしておこう。
 庭の剪定枝を燃料にする、燃え尽きた灰は、少しずつ庭に撒いて肥料がわり。そんな循環型の生活、結構気に入っている。

剪定枝とストーブ

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上野東照宮の牡丹

2016年1月22日
 憧れの花といえば、牡丹。大きくて、華やかで、妖しい雰囲気さえただよわせる花。庭で育ててみたいが、気むずかしそう・・・。基本的に丈夫な花木しか育たない我が家には、まさに高嶺の花である。冬のこの時季、各所で行われる牡丹園で眺めるのがせいぜいだ。
 先日は上野の東照宮で遠く牡丹の花を見た。有料だったのと、少し急いでいたために、花苑はあきらめた。だが、入り口からなんとも優美で趣のある姿を垣間見た。美しい赤紫、雰囲気のある藁囲い。大切に育てられた、品格あるたたずまい。まさに女王の風格。
 実物も美しいが、絵画に描かれた牡丹も、それ以上に魅力的なものが多い。速水御舟の黒牡丹→速水御舟 黒牡丹、福田平八郎の牡丹→福田平八郎 過去記事春の花展 山種。多数の薄い花びらが揺らめき、妖しさが漂う。傾国の美女、楊貴妃は牡丹に例えられたという。古代の大国さえも脅かす美しさ。そんなオーラを漂わせる美しい花。中国では、百花王、冨貴花とも呼ばれる。
 上野東照宮では、この時季だけ、御朱印に牡丹のスタンプが足される。墨色の美しい文字と朱色の御朱印と共に、小さく牡丹色の牡丹の花がスタンプされた。気軽に良く訪れる上野東照宮だが、この日だけは、特別感を味わうことができた。
上野東照宮 (44)

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もちもちリボン型のモッツアレラ

2016年1月21日
 可愛らしい形のモッツアレラチーズを味わった。モッツアレラ・ノディーニ・プーリアという名だ。よくある球形ではなく、リボンを縛ったような形である。味はモッツアレラそのままだが、縛った箇所はちょっときゅっと締まっている感じ。もちもちとしたモッツアレラのあじわいと、ちょっと引き締まった食感が味わえて、楽しい。
 プーリア、というから、イタリアの南にあるプーリア州のチーズなのだろう。ネットで検索したら、プーリア州にお住まいの方がブログで紹介していた。→モッツアレラチーズ ノディーニとは、「小さなリボン」の複数形ということだ。なんとも可愛らしい。パスタといい、チーズといい、イタリアの食材には遊び心がある。プーリア州は、オリーブの栽培がさかんな陽気な南イタリア。いつか旅したいところである。
 新年パーティに、お餅の代わりとして、ワインに合わせた。旅の話と笑い声に満ちた、陽気なパーティになった。

モッツアレラ

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幸せを祈るフランス菓子 ガレットドロア

2016年1月20日
 フランスの正月お菓子であるガレットドロアをいただいた。昨年、新年パーティで友人が持参してくれた、美味しいガレットドロア。今年も御願いして持ってきてもらった。パイ生地がサクサクとして、甘さは控えめのナッツペーストが入っている。通常はアーモンドクリームが多いが、これはピスタチオで、大人びたしゃれた味わいである。昨年の記事→ガレットドロア2015
 フランスでは1月6日、キリスト教のお祭でいただくお菓子。切り分けた時、フェーブとよばれる陶器製の人形にあたったひとが、王様になって王冠をかぶり、みんなでお祝いをする。今年まもなく家が建つ友人に当たった。わーいと悦び、みんなで幸せを祈った。
 持参してくれた友人が、このガレットを購入したお店の人とのやりとりを事細かに何度も語っていた。友人自慢の美味しいお店なのだ。宇都宮にあるこの店は、他にマカロンやクロワッサンも自慢なのだとか。→le coffret 味にうるさい、しかもスイーツには興味のない夫も、美味しいと顔をほころばせた。
 夜遅くまで、たっぷりのワインとこの美味しいガレットドロアで楽しく語らった。今年一年、大切な友人ひとりひとりが、幸せに過ごせますように。心から祈りつつ、余ったガレットをもう一きれ、夜中につまんでお腹に納めた。
  

ガレットドロア2016

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笠間稲荷の繭玉

2016年1月18日
笠間稲荷3

 茨城県笠間市にある笠間稲荷に出かけた。日本三大稲荷の一つであるが、境内は比較的こぢんまりしている。車で一時間ほどの場所にあるため、年に1,2回訪れる。新年も10日以上過ぎた平日は、人も少なく、のんびりと詣でることが出来た。
 農業県である茨城は養蚕が盛んな土地でもあった。境内には繭玉が飾られている。よくよくみると、本物のお餅で作った、素朴な形の繭玉である。豊作とカイコの成長を願って作る正月飾り。今年は我が家でも、本物のお餅で作ってみようか。なんとなれば、我が家の冷蔵庫には、昨年の正月用お餅が今年の餅と共に、未だ冷凍されているのだ。実家からたっぷり持たされたお餅なのだが、たべきれずに一年間、冷凍庫に入ったままだった。さすがにもう、食べるのには気が引ける。解凍・着色したら、飾りに使えるだろう。食べ物を食べないでしまうことには、一抹の罪悪感を感じるが・・・。
 食べ物、作物を大切にしなければと思いつつ、私は糖質を摂取し過ぎる不健康さも気になる。お餅は美味しすぎて、ついつい食べ過ぎるから、控えてしまった昨年・・・。夫には、ケーキやチョコを控えて、米や餅はちゃんと食べることが、真っ当なのではないのかと言われる。ごもっともな意見である。
 飢餓を怖れる時代なら、豊作を祈るのは至極当然のこと。むしろ肥満を怖れる、この恵まれた平成日本の時代。世界には、飢餓に苦しむ人もたくさんいるというのに。いびつな世の中だ。せめて飾る時には、ごくごく素朴に、単純に、豊作を祈りたい。そしてきちんとお米を少量ずつ食べること、代わりにスイーツはやめること、を今年の抱負としたい。

笠間稲荷 繭玉


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プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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