金曜日のパスタ33 山盛り2種の蕪のスパゲティ

2016年2月29日
 冬に甘みが増して、煮ても焼いても、生でも美味しい蕪。こんがり焼き目を付けた蕪と、茹でた蕪、そして葉っぱも余さず使用して、蕪尽くしのスパゲティを堪能した。炭水化物であるパスタの分量を減らすため、野菜を山盛り入れた、ダイエットメニューでもある。
 ベーコンをフライパンでカリッと焼いておく。フライパンの油を拭き取って、蕪は6等分に切って、半分はオリーブオイルでこんがり焼き目をつける。蕪の葉っぱは茹でてみじん切りにして加え、さっとオリーブオイルで炒めておく。スパゲティを茹で、ゆで時間最後の1分ほどの時に、残りの蕪を一緒に入れて茹でる。茹で上がったスパゲティをフライパンに入れて、さっと和えて出来上がり。塩胡椒で味付け。
 山のように美味しい蕪を入れたパスタ。茹でて少しとろっとなった蕪と、焼いて少し歯ごたえが残る蕪、どちらの味わいも楽しめた。淡泊な蕪はコクのあるベーコンと好対照。蕪尽くして、蕪大好きな人間にはもってこいのパスタとなった。ワインも進んで、うふふと思わず笑顔。でもまあ、ベーコンとオリーブオイルで、結局はカロリーオーバーかな・・・?

蕪のスパゲティ


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テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

フランスの地方菓子 ガトーバスク

2016年2月28日
 パン屋さんでガトーバスクを見つけて、即買いしてしまった。「パンで巡るフランス地方の旅」と題した企画を、メゾンカイザーで行っている。そこにあったガトーバスク。スペインとの国境近い美食の街、バスク地方のお菓子だ。
ガトーバスク

 タルト生地にバターケーキがのっかったような素朴なお菓子がガトーバスク。現地を旅した時は、アーモンドクリームやダークチェリーが入ったものや、チョコレート風味のものも店にたくさん並んでいた。本当は、ラウブルと呼ばれるバスク地方の十字架が描かれるが、メゾンカイザーのにはもようはない。
ガトーバスク
 
 フランス菓子には、とっても上品で繊細なケーキも多いけれど、パン屋で売っているような、こんな素朴な地方菓子が好きだ。

テーマ : スイーツ
ジャンル : グルメ

薄雪かぶりの花たち

2016年2月26日
 寒い如月の朝、うっすらと雪が積もっていた。道路に積もるほどではない、ほんの薄い雪。庭の花の色彩を、しっとり静寂に包んでいた。わあ・・・とその美しさに感嘆したものの、その日は職場の「挨拶運動」とやらで早く出勤しなければならず、慌ただしい朝だった。のんびり、昼からご出勤の夫に、写真に撮っておくよう指令をだした。今日、カメラを確認したら、ちゃんと写してくれていたよう。

雪かぶり梅
 今が満開の紅梅。
雪かぶり沈丁花
 そろそろ開花。沈丁花。
雪かぶりミモザ
 剪定が失敗し、今年はほんのちょっぴりの様子・・・春を明るく告げるミモザ。

 春を告げる庭の花たち。真っ白な雪が、美しさを際立たせていた。

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

幕張から横浜を慕う・・・

2016年2月24日
 週末、千葉県の幕張に宿泊した。土曜日は風雨が強く、電車も間引き運転するほどだったが、翌日曜日は快晴。ホテルの窓から真っ青な海と神奈川と思われる対岸が見えた。眼下には、テニスコートやプールも見えて、ちょっとしたリゾート地を思わせる。
 一緒に宿泊した姉貴分の友人が、最初は「綺麗!」「海が見えるわ~」と大喜び。だがしかし、すぐに「やっぱり横浜とは違うわね~」といささかの侮蔑?がこもった口調でぽつりつぶやく。横浜に長く勤務する姉さん・・・そりゃあみなとみらいの華やかさとは違います・・・。
  先日、この横浜が舞台の名(?)刑事ドラマ、あぶない刑事最終編を見た。しかも初日に見に行った。すると姉さんも同じだというではないか!話が弾んで、盛り上がった。格好良くて軽やかなドラマには、なるほど横浜が似合う・・・ちばらきとか北関東の土地柄には、今ひとつおしゃれ感は少なすぎる。本当は住むと便利が良い土地なのに・・
 晴天の日曜日、千葉から神奈川の海を見て、ちょっとした愉しさを見つけることができた
 
幕張の海

ワイン好きのお総菜41 水菜とちりめんじゃこのサラダ

2016年2月23日
 冬の庭に元気に育つ水菜。野菜売り場でもお手軽に購入出来るが、自分で育ててその丈夫さに驚いた。朝霜に凍ったように見えても、昼にはしゃんとしている。一度根を切った水菜では決して得られない強靱さが、庭の水菜にはあった。今宵はその強靱な生命力をたっぷりと美味しくいただいた。
 水菜は良く洗って水に放ち、しゃっきりしたら4、5センチほどの長さにカットし、良く水気を切る。お皿に盛り、たっぷりのちりめんじゃこ、かつお節、白ごまを振って軽く混ぜ合わせる。オリーブオイルと自家製ポン酢をかけて出来上がり。さっぱり淡泊な味の水菜に、ちりめんじゃことかつお節の旨みが加わり、まことに酒好きに合う一品となる。
 何度もしなっと凍ったはずなのに、なぜかしっかり葉っぱの細胞はよみがえっている。不思議だ。例えば、凍傷にかかった人間の肌は、半日で勝手に再生するだろうか?否、しないだろう。冬の厳しさは、思わぬところで植物の生命力を奮い立たせるのだな・・・。ワインと一緒に、水菜の生命力も身体に取り込んだ気持ちになる。明日も頑張ろう・・・!

水菜とちりめんじゃこのサラダ


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テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

美人じゃないワイン

2016年2月22日
 仕事関係の会合のため、幕張に一泊した。そして夜は親しい仲間とワインでおしゃべり三昧。ワインやビールが、次々と飲み干されていく。働き盛りの酒豪女四人、話が止めどなく続く。
 4人のなかで、年下の可愛い妹分Kが、大胆不敵なセリフを放つ。「私、デブとブスって嫌いなんですよね」 温厚な姉さんが「こらこら」とたしなめる。しかし・・・勇気を持って言うが、私も同感である。20を過ぎれば外見は整えられるものだ。つまり、ブスとは目鼻立ちの問題ではなく、日々の努力によって形成されるのだ。きわめて後天的なものだとおもう。デブやブスとは、内面の反映した姿に他ならない。
 肌や髪の毛は、特に年を重ねるほどきちんとした手入れが必要だが、例え高級化粧品を使わなくても、その努力に応えた成果がみえるもの。次に姿勢や表情、歩き方、ファッションに心を配ることが重要である。背筋が曲がり、うつうつした表情の女はうっとおしい。活力は、目鼻立ちや体型がどうであれ、魅力的にみせるもの。そして何より、他人への心配り。それがあれば、顔の造作は問題ではない。きちんとお手入れを重ねて、人との関係に心満たされた女性は、魅力あふれる素敵な存在。そんな女性をたくさん知っている。もちろん、この日集った人たちだってそうだ。いつも他人の幸せのために精一杯生きている。
 ブス・美人論で盛り上がっていると、お店の人が、なみなみとワインをついでくれた。表面張力目一杯の、美人じゃないワイングラス。でもお店の人の心配りと笑顔で、とても素敵にみえた。決してブスではない活力あるワイン。みんなでわあっと悦び盛り上がり、感謝を伝えた。じゅるっと一口、決して上品ではない飲み方をした。カジュアルな味だけれども、とっても美味しかった。

なみなみワイン

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

妖艶な紅梅

2016年2月21日
 待ちかねていた庭の紅梅が今、満開だ。今年は特にたくさん開花しているし、心なしか、しべが優美に長く感じられる。その様子は、まるで手招きしているかのようでもある。

 ひさかたの月夜を清み梅の花心開けて我が思へる君 紀郎女(万葉集8-1661)
 
 月が美しい夜、梅の花も誘われるようにして開花しました。私も心を開いてあなたのことを想っています・・・。そんな意味だ。明後日に満月を控えた今宵も、月が冴え冴えと美しい。月夜に照らされ、我が家の梅も、ひときわ妖艶に美しく、匂い立っている。
 この歌を詠んだ紀郎女は、10歳も年下の大伴家持と恋愛関係にあり、様々な恋歌を交わしている。情熱的で、魅力的な女性だったのだろう。この歌には、心だけでなく身体も開き、あなたを想っているという解釈もある。なんてエロティックな歌だろう。万葉の昔にこのような歌を詠んだ大胆さ・・・いや、逆に万葉のおおらかな時代だからこそ詠めた、年上女性の誘惑の歌といえるかもしれない。
 紀郎女がもう一首、月と梅を詠んだ歌も、ちょっと拗ねたような可愛らしさがにじみ出ていて魅力的だ。

 闇ならばうべも来まさじ梅の花咲ける月夜に出でまさじとや(万葉集8-1452)

 闇夜ならばいらっしゃらないのもまあ、仕方ないかもしれないけれど、梅が咲くこの月夜にいらっしゃらないとは・・・。恋しい人を待ちわびる、ちょっぴり可愛らしい歌。だが、先の歌の解釈を踏まえれば、心だけでなく、身体も恋人を欲している・・・そんな妖艶ささえ感じてしまう。そばに来て、抱きしめて欲しいのに、あなたはいない・・・そんな切なさが、梅の香りと美しさに身もだえするように募っていく。決して深読みし過ぎではないだろうと思う。
 月に照らされ、梅の花咲く早春の夜。我が家の庭にも、梅が切なく、そして妖艶に香っている。
 
紅梅2016 1

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

金曜日のパスタ32 ニラとニンニクの風邪予防フェデリーニ

2016年2月19日
 先日、頑丈な私もちょっとばかり咳と喉の違和感が出た。不味いと思って、食養生を試みた。幸い、夫は飲み会で不在だった。心置きなく、臭いの強い食べ物を試した。ニラとニンニクである。
 オリーブオイルでニンニクの薄切りを揚げ焼きしておく。薄切りと言っても、ちょっと厚めに2ミリ厚さくらいが私の好み。焦げないように注意して炒める。ニラは数センチ長さにカットし、フェデリーニの茹で上がり2分ほど前に鍋に一緒に投入。茹で上がったら、先のニンニクオイルと混ぜ合わせて出来上がり。
 ニラやニンニクの臭いの元は、アリシンと呼ばれる成分である。免疫力を高め、殺菌力があると言われている。もちろん薬ではないが、日頃から少しずつ摂ることで、元気が出そうな成分である。また、ニラは一度伸びてカットしても、再び葉っぱが増えてくる。そんな不屈の生長力も、なんだかとっても頼もしい。山のように投入した。
 おかげで翌日にはすっかり元気。咳や喉の違和感も減って、穏やかな週末になりそうである。
 

ニラとニンニクのフェデリーニ

つるバラの剪定と誘引(プロ仕様)

2016年2月18日
 ボウボウとしげり、にょきにょきと空高く伸びたつるバラ、ピエールドロンサール。昨年までは、夫と二人で素人誘引を行ったが、強風に煽られると誘引した壁の針金が簡単に抜けてしまった。つくばおろしの強風にも耐えられるよう、今年は思い切ってプロにワイヤー張りと誘引を御願いすることにした。

 こちらが整理前のピエール。ぼさぼさだ。剪定前に葉っぱをむしり取ってみたものの、手の届く高さで断念・・・。
剪定前

 家のメンテナンスを頼んだ地元の工務店に、造園業の方を紹介してもらった。まずは剪定。割り箸ほどの細い枝には花が付かないとのこと。遠慮なくばっさり、綺麗にカットしていく。
カット

 いろいろ悩んだが、スクリュータイプのビスを外壁に埋め込んでもらう。外壁だけでなく、その奥にある柱木までビスを埋め込んでもらった。トントン、柱のあるところを探してもらいながら、しっかりと。
ワイヤー

 頂芽優勢の性質を活かし、出来るだけ枝を横にびゅーっと引き延ばす。開花の様子、壁びっしりか適度なスキマをつくるのか、
開花時の壁の様子を想像しながら、そして、枝や花芽がどう生長していくのか。それらを薔薇の性質とすりあわせながら、デザインして誘引作業をしていく。
引っ張って固定

 できあがり。すっきり、枝の様相も美しい。
完成

 作業の様子が面白くて、一日、ずっと私も庭でこの作業を眺めていた。その作業はさながら薔薇との対話によって成り立つように思えた。品種の特徴はもちろん、我が家のピエールの健康具合、そして昨年の開花の様子、私の好み、それらを踏まえて、枝を整理し調えていく。素敵な仕事だ。春に開花したら、写真と共に感謝の言葉を添えたい。

 
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初めての冬登山

山の小径
2016年2月15日
 先日、職場の同僚達と雪景色の美しい冬登山を楽しんだ。最高に楽しかった!初心者の私でも冬山なんて登山できるのだろうか・・・。遭難、吹雪、雪崩、滑落・・・そんな不吉な場面を想像してしまい、不安でならなかった。だが、登山になれた同僚達が、景色が美しい、感動するよ、ぜひ見せたい、と目を輝かせて語る。面倒見の良い同僚達を信じて、参加した。もちろん油断は禁物だろうから、私も本やネット、登山専門店に足を運んで、一生懸命お勉強した。
 登山は昨年の筑波山片道登山以降、二度目である。登山が趣味の同僚達が、あれこれ悩んだ末に選んでくれたのは、長野の北横岳。冬山登山初心者向きの比較的優しいコースとのこと。朝4時半に集合し、茨城南部を出発、9時にロープウェイ山頂駅から登山を開始した。11時には山頂到着できた。晴天に恵まれ、一面の銀世界が輝いていた。スカイブルーと白銀のコントラストが美しい!


山小屋
 中腹あたり?にあるヒュッテ。輝く太陽と青空、真っ白な雪が美しい。なんども歓声を上げ、そして嘆息した。
氷のダイヤ
 ダイヤモンドよりも美しい、木の枝にできた氷の粒。
御嶽山
 雪をかぶる御嶽山。哀しいまでに美しい。

 感激したのは雪山の美しさだけではない。同僚の至れり尽くせりの面倒にも心から感激した。ゲイター(レッグウオーマーみたいな、靴に雪が入らないようにする装具)、雪用スパイク・トレッキングポール、雪に座ってもお尻が冷えない座布団様のシートと、冬山初めての私のために準備万端。ドラえもんのように、必要時に「ハイ」とバックから出てくる。装着も全てやってくれた。そして昼食にと、たっぷりのおでん、うどん、そして挽き立てのコーヒーまで準備してくれていた。雪山で香るコーヒーのなんと美味だったことか!今年度、仕事では苦楽を共にし、しょっちゅう熱く語り合った同僚たち。この一年、みんな本当に苦労を重ねて頑張った。この日は苦労は忘れ去り、ただ愉しさと親密さが満ちていた。
 何度も何度も愉しさのあまり、歓声を上げた。すっかり雪山の魅力にハマってしまった。最高に楽しい休日だった。この同僚達がいたからこそ、楽しめた雪山。また行きたい!!

 
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山のコーヒー

テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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