リスボン旅行記② テージョ川から大航海

2016年7月30日
 リスボンの美しい景色を作っているのは街並みだけではない。大西洋からイベリア半島にかけて流れるテージョ川の景色が、街のどこを歩いても美しい景色を作り上げている。河口ゆえに、海と見紛うほど幅広で、天気が良いせいもあって青色が冴えて、本当に美しい。
 
 街1番の小高い丘、サンジョルジュ城からみたテージョ川。大航海時代の人々も、こうして大海の遙か向こうの世界に思いを馳せたのではないか。そう思うと、わくわくした。
サンジョルジュ城からテージョ川

 リスボンの街が一望できる、観光メイン街からはなれたビジネス街、リベルダーデ通り周辺にある、エドウアルド7世公園から、テージョ川を眺める。右は、観光繁華街、ガレット通りの坂道から、ふと見えたテージョ川。町歩きをしていると、そこここにテージョ川が垣間見えて、嬉しくなってしまう。
エドウアルド7世公園からテージョ川 シアード ガレット通りからテージョ川

 リスボンの海の玄関口、コメルシオ広場から。潮の満ち引きを感じながら、テージョ川に足を浸すことさえできる。カラフルな舟も浮いている。漁船だろうか、網を投げ入れながら、川をゆらゆらと移動していた。
コメルシオ広場からテージョ川 テージョ川の舟

 テージョ川クルーズも楽しい。コメルシオ広場から乗船し、ベレン地区の世界遺産、ジェロニモス修道院や発見のモニュメント、ベレンの塔などを眺めつつ、大西洋側にむかってクルーズ。真っ赤な美しい橋、4月25日橋のしたをくぐり、くるりと反転、リスボンの対岸側を眺めながら、のんびりクルージングを楽しんだ。おそらく、ザビエルも、ルイスフロイトもこうしてこの川から大西洋に流れ、インド、マラッカ、マカオへ、そして日本に向かったのだろう。感動!
テージョ川クルーズ4月25日橋 テージョ川クルーズ

 コメルシオ広場にあるリスボンストーリーセンターでは、紀元前から近代までの歴史を、ふんだんな映像や模型で楽しむことができる。大航海時代の舟、そして船内。スパイスを積んだ船内には、香辛料の香りもただよい、雰囲気満点。
ストーリーセンター内大航海時代の舟 船内

 旅の手持ち本は、山本兼一「ジパング島発見記」(集英社文庫)。戦国時代に日本を訪れた、ゼイモト(種子島に鉄砲を伝えたと言われる)、ザビエル、ルイスフロイト、天正少年使節団を遣欧したヴァニャリーノなど、ポルトガル人から見た最果ての国、ニッポンを描く歴史小説だ。みな、一様にリスボンから出航し、テージョ川を懐かしむ。それほど美しく、存在感のある川なのだ。旅を通して、私もちょっぴり大航海時代のポルトガル人の気持ちを味わうことが出来た。

 リスボンの国立古美術館にある、狩野派による南蛮屏風。インドのゴアで出航するポルトガル船、長崎に到着した宣教師などが描かれている。ポルトガルと日本の深い関係を味わうことが出来て、感動だ。
南蛮屏風


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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

リスボン旅行記①


2016年7月29日
バカンスでポルトガルの首都、リスボンに滞在した。なにかと不安定な世の中、ヨーロッパの中で穏やかな街を選んだ。ほとんどそれだけの理由だったが、想像以上の充実した旅となった。
オレンジ色の町並みが美しい。海と見紛うテージョ川の河口。この美しさは1755年のリスボン大地震による街の壊滅後に造られたことを、今回の旅で知った。
大航海時代のロマンにも思いをはせながら、ゆっくりと旅した。


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ふわふわ百日紅


2016年7月25日
我が家自慢の百日紅が満開だ。陽気な濃いピンク色をした、ふわふわした花びらがたっぷりふっくらした花。風がふくとゆらゆら揺れて、かわいらしい。
もとは鳥の落し種。玄関先の小さなスペースに芽生えて、そのまま生長を見守っている。同じスペースのハナミズキより、今は小さい木だが、明らかに生きが良い。いずれ席巻してしまうかもしれない。
小さなスペースの小さな生存競争、ちょっとワクワクしながら観察中。

ミシュランのタイヤ


2016年7月26日
愛車のタイヤを交換した。フランスのミシュランのタイヤだ。新品のタイヤは溝も模様もくっきりとしている。これまでもミシュランのタイヤだったが、今回タイヤを交換して、ミシュランのマークがくっきりと描かれている事に気づいた。
本当はもう少し安いタイヤにするつもりだった。ところが激安店では品切れだった。第二候補であったミシュランのタイヤは店にストックもあり、すぐに購入できた。予定よりも一万円ほど高くついたが、このくっきりした笑顔のマークをみるたびに、やっぱりミシュランでよかったとにんまりしてしまう。フランス好きには、やっぱりフランスタイヤ。

アナベル ドライ中

2016年7月21日 
 庭の西洋アジサイ、アナベルをドライフラワーに加工中。空中にかざした方が効果的だろうが、切ってそのまま薪ストーブの上に置いてみたら、それはそれでいい感じ。ちょうどエアコンの冷風や、窓のそよ風が通り抜ける場所。カラカラに乾燥してきた。
 しばしリビングで楽しんだら、玄関やトイレに飾る予定である。梅雨明けまでは、リビングの主人公にして愛でるつもり。アナベルもちょっと誇らしげ?

アナベル ドライ

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ワイン好きのお総菜45 ゴーヤとコーンのかき揚げ

2016年7月19日
 身体に良さそうな野菜、ゴーヤ。苦みが強くて好き嫌いが分かれる野菜の一つだろう。甘いコーンと一緒にかき揚げにしたら、白ワインにもよく合う、個性的な一品になった。
 ゴーヤはワタを取り除いて、半月の薄切りに切り、水にさらして苦みを取ったのち、水気をよく絞っておく。缶詰のスイートコーンはよく水気を切っておく。二つを混ぜ合わせ、小麦粉をまぶして軽く混ぜ合わせる。小麦粉と冷水またはビールを同量ずつ軽く混ぜ、先のゴーヤとコーンにさっくりと和える。揚げ油でカラリと揚げて出来上がり。塩を振っていただく。ワタナベマキさんの「つまみサラダ100」(別冊素敵な奥さん)主婦と生活社2016のレシピから。マキさんのレシピは、どれも簡単な調理方法なのに、材料の取り合わせがセンス良くて、大好き。
 職場の上司が、自慢のゴーヤをくれた。それを今度は、私が調理して、やはり職場の後輩達に振る舞った。苦みと甘みが程よく調和した、夏のかき揚げ。この日はスペインのカヴァに合わせたが、しっかりとした味わいの白ワインにも合いそう。蒸し暑い夏の日のパーティが、楽しく盛り上がった。上司には、みんなの笑顔とこの一皿の写真をプレゼントするつもり。

ゴーヤとコーンのかき揚げ

テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

ハワイ土産、パイナップル型クッキー

2016年7月18日
 職場の自室でパソコン作業をしていたら、後輩が寄ってくれてハワイのお土産を置いていってくれた。パイナップルが箱にあしらわれた美しい箱に、幾種類かのクッキーが入っている。丁寧に作られた箱は、マグネットできちんとフタが締まるように作られている。クッキーは素朴な味で、パイナップル、ココナツ、チョコレートなどの風味がついた、パイナップル型のキュートな形。嬉しくって、同室の同僚にお裾分けしながら食べた。クッキーと箱の可愛らしさが、やはり大好評。
 夏季休業を利用して、ご主人と二人でハワイ旅行を楽しんだとのこと。スカイダイビングやマリンスポーツを存分に楽しんだと、楽しそうな笑顔で知らせてくれた。今年、職場のワーキンググループのリーダーを御願いしているこの後輩には、会合の司会進行を打ち合わせる度に、私も帰省土産や美味しいお菓子を差し入れていた。そのお返しだと言う。私はこれまであまりハワイには縁がなかったが、この「ホノルルクッキー」調べてみたら、ハワイのお土産としては人気ナンバーワンの品らしい。(ハワイと言えば、マカダミアナッツチョコレートが1番の定番だと思っていた。)なかで、これは、ハワイアンキルトを模した箱のギフトコレクションのようだ。
 クッキーはあっという間に食べ尽くしてしまった。可愛らしい箱には、細かい文具を収納して、デスクの上に飾っておこう。毎日、後輩の気遣いを思い出しながら、楽しくデスクワークが出来そうである。

ホノルルクッキー

テーマ : スイーツ
ジャンル : グルメ

小ぶりの朝顔

2016年7月16日
 朝顔が元気いっぱい。毎年、こぼれ種から勝手に発芽して、開花する、紫色の朝顔。中央は赤紫、花びらのひだが陰影を示しつつ、徐々に青紫色になるその花色は、妖艶ささえ醸し出している。でも直径5~7センチほどの、ほんの小ぶりな花だ。
 春になると、庭中に発芽している。危険を感じて、私は片っ端から抜いてしまうのだが、園芸初心者の夫はこの朝顔をたいそう愛おしんでいる。私が抜きはぐった枝を、窓のフェンスに絡ませている。そして子どものように、開花を喜ぶ。
 毎朝、朝顔の開花ぶりを報告し合う。ささやかな幸せの積み重ねだ。

雑草あさがお

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

魔除けの果実、桃

2016年7月13日
 実家の宮城から福島に入り、国道4号線沿いを走ると、季節のフルーツ直売所が点々とある。先月はサクランボ、そして今月は桃を購入した。「ハシリの『白川白鳳』という品種です」と、直売所でおしえてくれた。赤味の強いピンク、産毛に囲まれた優しい肌触りの皮。まだ追熟が必要とのことで、2、3日味見はお預けだ。
 古代中国は、「魔除けの果物」「不老長寿の果実」と桃を尊んだそうだ。自然界に出来たにしては、あまりにも可愛らしい風貌の桃だから、古代から愛されて当然だろう。日本では、奈良にある卑弥呼のものとも言われるまき向遺跡から、桃のタネが2000個も発見されている。魔除けや不老長寿を願って祀られたのだろうか。
 葉っぱが段ボールには詰められていて、可愛らしい。親しい人にお裾分けしながら、大事に味わいたい。
 

白桃ふくしま

テーマ : ひとりごと
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ワイン好きのお総菜44 ヘルシー肉団子

2016年7月12日
 野菜たっぷり、油で揚げないヘルシーな肉団子。お庭でわさわさ茂った青ジソの上に盛りつけたら、更にヘルシーな印象になった。
 キャベツ1/4個はみじん切りにして軽く塩揉みし、水気を固く絞る。タマネギもみじん切り。しゃきしゃきした味わいを楽しみたいので、炒めずに生のまま、やはり塩もみして水気を絞る。合い挽き肉200グラムに、これらキャベツとタマネギ、卵、塩胡椒、ナツメグたっぷりを加えて、よくよく粘りが出るまでこね混ぜる。丸めてクッキングペーパーを敷いた天板に載せ、オーブントースターで30分ほど焦げ目がつくまでグリルする。
 以前、野菜は加えない肉だけ団子も作り、それも美味しかったが、野菜をたっぷり入れてしゃきしゃきさせたこの肉団子も美味しい。揚げていないことで、さっぱりとした味わいである。安いボルドーの赤ワインと合わせたが、しゃきしゃきさっぱりとした味には、しっかりとした白ワインでもおいしそう。

野菜たっぷり肉団子

テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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