仙台 駆け足出張 グルメ三昧

2016年10月31日
 出張という名の研修で、週末の二日間、仙台に行ってきた。水、木、金曜日と普段よりもハードな仕事。その金曜夜に新幹線に飛び乗り、実家に滞在、土日はとっぷりと研修、というスケジュール。さすがの私も疲労困憊だった。だけど、三食プラスアルファで美味しい物をたんと食べ、元気回復。糖質ダイエット中のはずが、美味し宮城の米と肉、フライにスイーツもありの2日間。お腹の脂肪が気になるが、仙台自慢の品々は、歴史や誇りさえ感じさせてくれて、とっても大満足。
 まずは、研修前に以前から目を付けていた和菓子の店、森の香本舗へ向かう。昨年12月に開業したばかりの地下鉄東西線に乗ってみた。小さな店舗をようやく発見し、美しい和菓子を購入。季節の図柄、意匠が素敵。
森の香本舗 のれん 森の香本舗 秋の干菓子

 そしてランチに悩みつつ、結局いつも贔屓のかき料理の店、かき徳へと入る。昨年来た時、かきフライの衣があまりにもぼってりしていて落胆したのだ。だが、それまではほとんど毎年訪れる店・・・。躊躇しながら入店、かきフライに、かきの炊き込みご飯がセットになったランチメニューを注文した。今年は、衣も薄くてさっくり、炊き込みご飯も美味しい。かきは全てぷっくりと柔らかく美味。ああ・・・よかった・・・味も快復しているし、宮城の海も牡蠣養殖は復活している・・・と涙ながらにいただいた。
かき徳 
 研修の合間に、森の香本舗の「ローマ」という、胡桃をベースにした珍しい生菓子をいただく。生菓子に珍しい胡桃の香り、味わい。優しい味で、結構大きめなのが私好み。研修の疲れも癒やされた。そして実家に帰ると母が私の好きな牡蠣フライをたんと用意していた。笑っちゃったが、ありがたくたっぷりといただいた。

 二日目、研修が終了してアーケード街をうろうろ。お茶屋さん、井ヶ田でずんだパフェをいただいた。井ヶ田といえば、仙台初売りの茶箱が有名である→お茶の井ヶ田 仙台初売り我が実家にも昔、押し入れ収納箱として(井ヶ田の?)茶箱があった・・?ともかく、仙台のお茶屋といえば、井ヶ田が有名で、その一番町本店を訪れ、ちょっと一息ついたわけである。
井ヶ田 ずんだパフェ
ずんだもちの素朴な味わい、抹茶味のソフトクリームは、ほのかにクリームチーズのような濃厚な味。色が美しい煎茶も美味しい。
 
 研修なのに、なぜか仙台グルメ三昧の二日間。上野経由、茨城まで帰るというのに、アーケード街で野菜やお菓子、仙台駅で牛タン弁当と笹かまと、やはり食べ物を山のように買い込み、新幹線に乗り込んだ。それにしても、温かくなるお弁当を考えた人って素晴らしい!ヒモをひっぱり、牛タン弁当を温めた。ご飯を少し残そう・・・と思いつつ、麦飯完食・・・まあ、研修であたまを使ったからいいか・・・?
牛タン弁当
消石灰と水の反応で温める駅弁。弁当箱についているヒモを引っ張ると、弁当下部でなにやら化学反応を起こし、米・牛タンを温める。うーん、クールジャパン・・?

 馴染みの味、今回初めての味、両方楽しんで、帰路についた。研修も充実していて、疲れたけれども、やはり私らしく、食いしん坊の二日間だった。

仙台グルメ→
牛タン発祥の店 味太助
冷やし中華発祥の店 龍亭

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

勝手にピーマン

2016年10月30日
 秋風が時に身体を冷やす今日この頃。そんな庭に、肉厚のピーマンが1個。ふと気付いたら、いつのまにか萩の根元にピーマンの葉っぱが伸び、そして結実していた!全く、なんという生命力。生ゴミ堆肥として埋め込んだ、ピーマンのタネから勝手に発芽し、生長したと思われる。本当にびっくり。
 ラタトウイユかな、それともさっと炒めたピーマンかな。春から夏にかけて、毎週ピーマンは購入して調理していた。残骸のタネはまだまだ白くて、決して熟したものではないと思う。そのタネからしっかりと次の世代が生まれ、成果を生み出した。全く素晴らしいとしか言いようがない。
 もちろん、しっかりといただきました。小ぶりながらも、肉厚な、美味しいピーマン。たくましい生命力も、体内に取り込むことができた。

勝手にピーマン2016

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

躍動のデザイン、鈴木其一展

2016年10月27日
 江戸琳派の旗手と銘打った、鈴木其一展をみた。金箔を巡らした背景に、躍動するような青い朝顔が配置された素晴らしい屏風絵。素晴らしかった。
 その日は500円で入館できるせいもあったのか、土曜日だったからか、あふれるほどの鑑賞者。多くの絵を肩越しにみるような状況になってしまった。これまでに見たことがある絵は足早にさっと鑑賞し、お目当ての朝顔図をじっくりと鑑賞した。わざわざアメリカから帰国してくれた屏風画だ。愛おしまねば。
 大きな画面に、光琳の燕子花屏風を彷彿させる青。瑠璃色よりも、更に藍色に近い、鮮烈で深い青だ。緩やかで、だが意志をも感じさせるような蔓と葉の緑。金以外は寒色系の取り合わせなのに、この曲線と朝顔の美しさに、妖艶な雰囲気さえも感じた。生きている。まざまざとその躍動感を全身で受けることが出来た。
 やっぱり琳派の絵は素晴らしい。日本人であることを、勝手に誇らしく思った素敵な土曜日となった。

鈴木其一展

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

水差し長持ち アイビー

2016年10月26日
 トイレに飾るグリーンを、一年ぶりに交換した。飾るのはアイビー。庭で元気よく伸びていた同じ一枝を、ここ一年ばかりずっと飾り通した。薄暗くてほんの小さなガラスに差し入れただけだったのに、枝や葉っぱが伸び、緑色も保ったまま、一年が過ぎた。ガラス内には、いつしかしっかりとした根っこも生えていた。さすがに最近、葉っぱの先が黄色くなってきて、弱々しくなった。庭の元気な枝に更新した。
 アイビーは、ロープかと思うくらい、茎が強靱だ。切っても切ってもどんどん伸びる、拡がる。トイレの悪環境の中にあっても、その生命力は発揮された。ほんのちょっとの水さえあれば、生き残る。見習いたいエネルギー。
 また一年くらいは持つかな。手間いらずでありがたいことだ。もっとも、水がなくなれば補充するのはいつも夫で、私は本当に最初の飾り付けだけ。苦言を呟きながらも、またこれから水の交換や補充は夫が世話してくれることだろう。

アイビートイレ

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

イタリアみやげ 複雑バローロ

2016年10月24日
 思いがけず、美味な赤ワインをいただいた。イタリア赤ワイン、バローロだ。酸味をわずかに感じさせる、爽やかな口当たり。軽く煉瓦の色調。すみれや赤いベリーの華やかな香り。それらが全体的に上品な雰囲気を醸し出すが、味わいはしっかりパワーがある。強いミネラル、胡椒や軽い土の香り。質の高い赤ワインをたっぷりと味わった。なかなか複雑な味わいだった。
 夫がヴェネツイア出張した際に、空港で急いで購入したワイン。バローロという名だけ見て購入した。値も覚えていなくて、この日も「じゃあ牛肉にこれを合わせてみようか・・・?」と軽いのりで吞んだら、滅法美味しかった。オーストリア人との折衝を終えて、その後ヴェネツイアでイタリア人とお仕事してきた夫。オーストリア人は真面目で固すぎ、疲れたが、イタリア人はやたらと陽気で楽しかった、・・・と珍しく疲れた顔でぼやいていた。
 イタリアの白ワインは、陽気で軽やかで、それぞれが個性も豊かで私も大好き。だがイタリア赤ワインには、陽気さは感じない。特にDOCGの赤ワインは、ルネサンス貴族、というイメージ。文芸の最先端を謳歌しながらも、混乱と権謀術数が渦巻く世界に生きる。このバローロも、品良く洗練されているが、酸とすみれの香りで愛憎を隠しつつ、ぴりっとスパイス・ミネラルが潜んでいる。
 久しぶりの高級イタリア赤ワイン。洗練さと複雑さが織りなす味わいに、「ローマ人の物語」以前の塩野七生が描く、ルネサンスの権謀術数を読み解きたくなった。
 

バローロ

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

ユーパトリウム・チョコレート

2016年10月23日
 手のかからない宿根草、ユーパトリウムが今年も可愛らしく開花した。真っ白い綿帽子のような小花だ。ぽわぽわした感じがとても愛らしい。だが、葉っぱは紫がかった濃い緑色、茎も赤茶色とシックな色合い。チョコレートという名がつく、秋に似合う花だ。
 本当の名はコノクリニウムとか・・・。最初はユーパトリウムだった属名が現在はコノクリニウムに変わったという。流通名は馴染みのユーパトリウムのまま。なんだか紛らわしいが、名前の真偽はどうでもよいこと。愛らしさとシックな雰囲気を併せ持つ美しさ。それをじっくりと愛でれば、それでよい。

ユーパトリウム2016

車庫入れを邪魔するユーパトリウム

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テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

地植えパキラ

2016年10月22日
 熱帯の植物で、よくグリーンのインテリアとして用いられる植物、パキラ。我が家には、かれこれ20年近く一緒に暮らしているパキラがいるのだが、生育旺盛過ぎて、これまでになんどか切り戻ししている。そして切った枝は挿し木してまた新たな鉢植えになっている。
 今年も間延びした二枝をカットしたのだが、夫が試しに庭に地植えしようと言った。実験がてら春先に庭に地植えしたパキラが、元気に庭に根付いている。生き生きとした緑色の葉っぱを展開させている。感動的だ。
 そろそろ鉢上げして、室内にとりこまなければならない。まさか、茨城の外で越冬はできないだろうから。

地植えパキラ2

パキラ 過去記事
パキラと共に半生

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

醤油味 鶏の丸焼き 

2016年10月18日
 昨年、水害にあった茨城県常総市。市内の石下地区は、結城紬の街でもある。ドライブの途中で、なにやら黄色い派手な看板を発見。鶏肉の丸焼きを売っているようだ。車が次々と止まっては、馴染み客らしき人々がウキウキと買っていく。これは地元の人に愛される美味らしい・・・食いしん坊のアンテナがびんびんと私にも購入を迫る。
 土地の人に確認すると、美味しい店で有名らしい。さっそく車を戻らせて、店内に入った。ショーウインドウに、潔く鶏の丸焼きだけが並んでいる。美味しそう・・・しかも一羽1000円程度とは、激安ではないか。夫が不在の日だったから、小さめのものを一羽、選んでもらった。900円程度。
 自宅でゆっくり味わった。醤油味が少し濃くて、しょっぱいかなと思った。八角の香りが効いている。そして肉がとにかく旨みあり、しっとりジューシー。美味しかった。好みとしては、薄い塩味の方が好きだ。だが、この美味しさと安さ、どーんとした風貌。今度自宅でパーティするときの主役に決定だ。課題は綺麗に見栄え良く、一羽の鶏をカットする技かな・・・一人でまさに鷲づかみ。とても他人には見せられない姿でムシャムシャ食べてしまったのだから。


クロサワ 鳥丸焼き 鳥丸焼き

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

迷惑顔の秋明菊、気ままなキリギリス

2016年10月16日
 秋明菊が美しい時季となった。我が庭の秋明菊も、昨年は少し花びらが縮れ気味で心配したが、今年は元気に咲き乱れている。曇りなき真っ白な花びら、明るい黄緑色のめしべ、そしてたっぷりの黄色いおしべ。風に揺れる姿はいかにも秋の空気によく似合い、茶花としても良く、また先の鎌倉寺詣ででも多数の寺社に植えられていた。
 毎朝、心からの愛しみの言葉をかける。すると秋明菊も嬉しそうに微笑むかのよう。風に揺れながら、ごきげんようと言っているようだ。しっとりおしとやかな和の花。だが先日、キリギリスがどっこらしょとばかりに上に乗っていた。こちらも秋の虫で、明るい黄緑色が綺麗だが、結構な重量で秋明菊に乗っかっている。折れるほどきゃしゃな茎ではないが、花はなんだか迷惑顔に見えなくもない。「ちょっと~、重いわよ、早くどっかいってよ~」と言っているよう。キリギリスはそんな迷惑顔など、どこ吹く風、気ままに生きている風貌だ。
 昆虫の本で調べると、たぶん「ウスイロササキリ」という名の、キリギリス科の仲間。イソップ童話のありとキリギリスの話が嘘か誠か、知るよしもないが、我が家のキリギリスはのんびり享楽的で、他人の迷惑顧みずに気ままに生きているようだ。

秋明菊とキリギリス

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

鎌倉雨上がりの旅③ 精進料理

2016年10月15日
 鎌倉で禅寺めぐりをすると、精進料理をいただくのがお決まり。今回も、建長寺のほど近くにある精進料理の店でランチとした。塗りのお膳、器達に盛られた、品の良い精進料理。動物性タンパク質が使われていないが、コクのある胡麻豆腐、丹念に調味された季節のお野菜、そして揚げ物や生麩など、美味しいものがたっぷり。コース料理に湯葉の揚げ物も追加し、お腹いっぱいいただいた。
 精進料理はいつか作るのも挑戦したい。そう思ってだいぶ前に精進料理の本は購入し、久しい。だが、仕事の忙しさ、ストレスにかまけて、ついついワインが似合う肉や魚料理となってしまう毎日。私の理論では、ワインは動物を殺生していないから、精進料理と共にいただいてもだいじょうぶ。今回の旅で、精進料理を作りたい気分がムラムラとわき起こった。まずは揚げ出し豆腐からはじめ、次は手作りがんもどき、そしていつかは胡麻豆腐。いずれもしっかりした白ワインと合いそうだ。
 本来は、煩悩への刺激を取り払う料理が精進料理。本質を忘れてしまいそうだが、食物への感謝、大地の恵みへの崇拝だけは、いつでも忘れずにいただきたい。
精進料理

テーマ : 古寺巡礼
ジャンル : 旅行

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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