冬のご馳走チーズ モンドール

2016年12月28日
 冬の定番チーズ、ヴァシュランモンドールを食べた。もみの木の一種で包まれた、とろとろのウオッシュチーズだ。表面にある固い皮をめくれば、中にはとろりとした柔らかいチーズがある。ウオッシュによくある臭みがあるが、もみの木の香りがそれを上手に隠してくれる。
 黄金の山という名前の、特別感あふれるチーズ。表示されている賞味期限を、わざわざ2週間ほど遅らせていただいた。おかげでとろとろ具合が抜群。クリスマスから年末にかけて、自分を労いたい気持ちの時。バナナの香りがするお気に入りのパン、ワインと一緒に美味しくいただいた。

モンドール とろりモンドール

過去のモンドール記事→
黄金の山のチーズ モンドール

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

桃感の洋梨 ル・レクチュ

2016年12月27日
 親しい後輩から毎年プレゼントしてもらうフルーツ、ルレクチェ。洋なしの一種だ。日本で洋なしと言えば、ラ・フランスが最も有名だが、こちらのルレクチェは生産量も少なく、幻の洋なしとも言われるという。長野出身の後輩が、実家から送られるこのレクチェをお裾分けしてくれる。貴重なこの洋なし、毎年心待ちにしているのだ。新潟県に次いで、長野で生産されているよう。
 病気に弱いうえ、追熟に40日程度かかるので、保管場所も必要。そのため生産量は少ないようだ。貴重な味である。
 ラフランスと比べても、ねっとり甘めで香り高い。後輩によれば、その香りと味は桃に近いという。確かにそうかもしれない。ラフランスには爽やかな香りが漂い、それはリンゴに近い。後輩は、ラフランスはレクチェに比べたら、まだまだ日本なしに近いと主張する。まあ、私はラフランスも好きだけど・・・
 洋なしも品種が増えて、嬉しい。後輩自慢のレクチェ、来年も密かに楽しみにしている。

ルレクチュ

テーマ : 美味しいもの
ジャンル : グルメ

ワイン好きのお総菜49 チキンとムール貝のパエリア

2016年12月26日
 クリスマスの夜ご飯は、黄金色のパエリア。オイルの量を気にせずに、どぼどぼ使ったら、罪作りな美味しさに仕上がった。
 厚手のフライパンで、みじん切りタマネギをよく炒め、更に唐揚げ用のチキンも皮目がこんがり色づくように炒める。いずれもオリーブオイルたっぷりで。オイルを足して、お米2カップをよく炒める。透き通るほどになったら、ビール350ml、トマトソース大さじ3くらい、サフランで色づけしたスープ1カップほどを加えて、軽く混ぜ合わせたら蓋をして、弱火で10分火を通す。ムール貝を加えて更に15分ほど弱火を通す。スープがなくなり、米がふっくらスープを吸い込んだら出来上がり。本当はパエリアパンでここまで作れたらいいが、薄い鉄製のパエリアパン、なかなか上手に使いこなせていない私。オリーブオイルをたらしてよく焼き、できあがったパエリアを盛りつけて、軽く焦げ目を付けるようにしてから火を止める。殻つきムール貝も飾り付け、食べる時にレモンとたっぷり絞る。
 この日は「イベリア半島のクリスマス」をテーマに夜ご飯。パエリアに添えたのは、今年リスボンで美味しかったイワシのグリル。Jスペイン風キャベツの素朴なオムレツ。そしてスペインのお酒、カヴァ。チキンや七面鳥はなくても、スペイン・ポルトガルの味で盛り上がる。今年の旅、そして来年の旅計画で話も盛り上がった。ちなみにあまったパエリアは翌日のお弁当に。夜には大喜びでカラのお弁当箱を洗っていた夫である。

チキンとムール貝のパエリア

→スペイン料理
海老の簡単パエリア
シシトウ揚げ
→ポルトガル料理
イワシの炭火焼き

テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

金曜日のパスタ40 舞茸と豚挽肉のパケッリ

2016年12月25日
 クリスマスイブの夜ご飯に赤と緑の鮮やかなパスタを作った。夕方遅くに帰宅して、ぱぱっと作り置きのトマトソースで簡単パスタ。茹でたブロッコリーの鮮やかな緑と、トマトソースの赤で、クリスマスを演出した。パスタは何でも良いけれど、珍しい極太イカリングのようなパケッリで、珍しさも演出。楽しいイブのご飯となった。
 作り置きのトマトソースには、今回、舞茸とタマネギがたっぷり。フライパンでよく炒めた豚挽肉に、この舞茸入りトマトソースを加えて温める。パスタに絡むよう、柔らかめのソースにしたかったので、迷いながらトマトジュースで緩め、塩で味を調えた。ばれるかな?うん、大丈夫、悪くない味。パケッリは表示通りに茹で、この舞茸挽肉トマトソースとよく和える。お皿に盛りつけたら、ブロッコリー、チーズのパルミジャーノレッジャーノ、粗挽き胡椒を振りかける。
 クリスマスカラーでなんだか楽しい。そして太いイカリングのような珍しいパスタ。ふと夫が、「今日のソースはいつもより、酸味があるね」と呟く。あらら、トマトジュースがばれた。「俺、味、ちゃんとわかるでしょ。なんでもかんでも美味しいと言ってるわけじゃないんだ」とどや顔になる。そう言いながら、馴染みの我が家の味、満足げに平らげていた。
舞茸と挽肉のパケッリ

テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

日本の美意識がいきる 和菓子たち 

2016年12月23日
 今年、見事にハマったモノ・・・それは和菓子。茶道の稽古を再開してから、先生のお宅で美味しい和菓子をいただくようになり、こと食べることには研究熱心な私は、旅先でその土地の和菓子を探求し、買いあさっている。上品な甘さ、和の色あい、そしてお抹茶や日本茶によく合う菓子。名前や由来を聞くと、歴史や文化の香りも高く、一口一口が味わい深い。今年、美味しかった和菓子についてまとめたい。

松江和菓子 やまかつら 松江の著名な茶人、松平不眛公生誕250周年を記念して作られた菓子。若草色のそぼろと小豆の粒がポイントの羊羹、中心に薄く黒糖餡という、贅沢な構成の、薄茶によく合う和菓子。鳥取の学会会場で販売していた。
彩雲堂 やまかつら
大分 雪月花 薄い最中皮に柚子餡が挟まれた、上品な銘菓。大分出身の画家、福田平八郎による包装紙。鮮烈なまでの柚子の香りが素晴らしい。
雪月花 大分
鎌倉 こまきの生菓子 光琳菊  美鈴の生菓子 秋の菊を琳派風のデザインで模様づけ。柿は実物そっくりの愛らしさ。
こまき 光琳菊 美鈴 柿
仙台 杜の香本舗 秋の干菓子と生菓子 もとグラフィックデザイナーという店主さんの美意識が生きる、ハイセンスな菓子。
森の香本舗 秋の干菓子 森の香 生菓子

 もっとたくさんいただいた。洋菓子も華やかで美味しいが、和菓子は日本の自然や歴史を感じさせ、ほっと寛ぐ美味しさ。ますますハマっていきそう・・・。どんどんダイエットから遠ざかる日々だ。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

柚子豊作、無病息災の願い込めて

冬至のプレゼント
2016年12月21日
 庭の片隅にある小さな柚子の木。今年は大豊作だ。数えてみたら、合計21個もの黄色い柚子の実を付けた。春の開花から、ずっと結実を楽しみに待っていた。白い花も清楚で可愛らしいが、青柚子もまた頑なな感じで愛しかった。秋を過ぎると、どんどん黄色みを増していった。そして今日の冬至である。
 大豊作を自慢したくて、職場の同僚にひとつひとつ包装し、プレゼントした。南天の葉っぱも一緒に袋に入れ、「光陰矢如」「いつもありがとう」など、メッセージを添えた。喜んでもらえたようだ。同僚には、闘病しながら仕事を続けている人もいる。できるだけ、穏やかな体調と気持ちでこれからもすごして欲しい・・・そっと、そんな願いを込めてプレゼント。
 そして私も今夜は我が柚子を湯船に浮かべて、冬至の柚子湯を愉しんだ。いつもの柚子入浴剤に比べたら、ずっと控えめな香りだったが、それでもやはり、本物の香りはみずみずしかった。夕食にはカボチャも食べたし、これで風邪もインフルにも負けない冬を迎えられそうだ。
冬至の柚子

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

キュートなリンゴ酒 甘酸っぱい思い出

2016年12月19日
 シャンパンやカヴァの洗練された味が大好きだが、同じ泡モノでももう少し素朴な、そう・・表現が悪いかもしれないが、素朴な田舎娘といった感のリンゴ酒、シードルも好きだ。濃い目のリンゴジュースをそのままお酒にして、泡立たせたという感じの本場フランス シードル。食事よりは、軽いサンドイッチや、もちろんクレープと一緒にたべたら最高。
 輸入食品屋で見つけた、かわいいラベルのシードル。薄いブルー、しかもよく見るとレース模様入りの背景に、真っ赤なリンゴとシードル用の器が描かれている。シードルの本場、ノルマンディーやブルターニュでは、グラスではなく陶器のボウルでシードルを飲むのだ。素朴なカンペール焼きの模様が可愛らしい。
 昔、フランスのリヨンに一人で訪れた時、最初に入ったのは、なぜかブルターニュ風のガレット専門店。メインは塩味のガレット、そしてデザートは甘いクレープというランチセットをいただいた。飲物はもちろん、濃い目のシードル。ボウルにたっぷりと注がれた。冷たい雨が降る日だった。ホームステイという不安な状況を、甘酸っぱいシードルが慰めてくれた。
 可愛らしいラベルが、そんな甘酸っぱいランチの光景を彷彿させた。絶品、というほど感動的な味ではないシードルだが、このラベルの得点で、また買ってもいいかなという思いにさせる。

シードル

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

会津みしらず柿

2016年12月17日
 会津若松出身の友人が、美味しい柿を贈ってくれた。みしらず柿という、渋柿を渋抜きした柿だ。その名に諸説あるが、足利将軍家に献上したとき、「未だかかる美味な柿を知らず」と褒め称えられたという説を私は信じている。それほど美味で、高貴な人に献上するにふさわしい品ということだろう。
 さすがにとっても美味しい。甘くて甘くて、とろけるよう。カットして食べると、その食感はフレッシュフルーツというより、上質なコンポートのよう。甘くてしっとり、焼酎で渋抜きするせいか、微かにシェリー酒のような典雅な香りさえする。見た目も輝くような美しさ。毎日たっぷり食べた。そろそろ最後の1個が近づく。さよならを告げる日が近づき、寂しくてならない。
 会津は小学校の修学旅行で訪れてから、何かと縁のある土地。親しい友人も多いし、職場にも会津出身の人がいる。そろいもそろって、みんな一途な頑固者。一度決めたら何事も絶対に曲げない。だから、時々苦労している。それゆえ、信用できる、愛すべき人々。同封の手紙には、最も美味な一級品は売れ切れていた、来年はもっと美味しいみしらず柿を贈るね、と添えられていた。ふふふ、とほくそ笑む私。絶対にこの約束を忘れることはないだろう、誠実で頑固なひとの一言。来年もこの美味しさを、確実に味わえそうだ。

aizu mishirazu aizu mishirazugaki

テーマ : 美味しいもの
ジャンル : グルメ

おんせん県宣伝VTR シンフロ

2016年12月15日
 先の大分帰省で目が釘付けになった面白いVTRがある。「シンフロ」と題された、温泉でシンクロナイズドスイミングを展開するVTRだ。空港やレンタカー屋で放映されていた。
 大分各地の温泉で、白い水着に身を包んだ女性達が、シンクロを華麗に魅せる。濁り湯、岩風呂、川沿い、砂風呂、海を眺める温泉と、いつかいきたいと思わせる素敵な温泉で、バシャバシャと肢体を披露する女性達。
 ユーチューブで確認すると、故郷Uターンバージョン、など多数の動画があるようだ。楽しい・・・。→シンフロ フルバージョン
 いろいろ探すと、茨城のPR動画もあるようだが、今ひとつセンスが・・・それに比べると、おんせん県動画は、どれもなかなか面白い。また近いうちに行きたくなった。

大分シンフロ1

テーマ : 温泉旅行・温泉宿
ジャンル : 旅行

きらめく銀座

2016年12月14日
 仕事と、所要で銀座に出かけた。慌ただしく用事を済ませて、夕方しばしショッピングを愉しんだ。暮れゆく歩行者天国が、少しずつ冬のイルミネーションに輝いていく。
 今年、とみに目を奪われたのは、花の植木鉢風のライト。昼と夜、違った美しさを見せていた。また、街路灯も同じようなお花のライトで飾り付けられ、歩道にたくさん並べられている。優雅な街並みを演出していて、本当に素敵。フランス、リヨンを拠点にするアーティストが、この美しいイルミネーションをコーディネートしたらしい。→銀座イルミネーション2016 リッチで優雅な街、銀座によく似合う、美しい演出。最初は新聞広告で見て惹かれたのだが、実物を見て、改めてその美しさに歓声を上げた。
 本当は夫かだれかと共に歓声を上げたかったが、人混みを嫌う夫はこの日、羽田から茨城にさっさと直帰。仕事の仲間ともすれ違いで結局一人の銀座めぐり。でもまあ、内緒の買い物もあったし、一人イルミネーションも満ち足りた気分で眺めることが出来た。

銀座イルミネーション

イルミネーション過去記事→
Tsukuba 光の森
広島ドリミネーション2015
丸の内 ツリーetc.
ミキモトのクリスマスツリー
仙台光のページェント
雪の長野 大町

テーマ : ぶらり旅
ジャンル : 旅行

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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