バルセロナのんびり旅④生ハム味比べ

2014年9月18日
 スペインは生ハム(ハモン)の美味しい国。白豚で作られるハモン・セラーノの他、イベリコ豚のハモン・イベリコがある。更にハモンイベリコは豚の飼料や熟成期間などにより、格付けが違い、当然値段も異なる。今回の旅では、このハモンイベリコの食べ比べも楽しめた。
 バルセロナで最も大きなサン・ジョセップ市場は、肉加工食品屋の他に魚屋、八百屋、フルーツ屋、チーズ屋、ナッツやドライフルーツ専門店、簡単な食事とアルコールが楽しめるバルなどがひしめき合い、楽しさ満載。その中にある生ハムを物色した。
市場のサバ
市場の海老
市場のフルーツジュース

 ハモンイベリコの中で最も良いものは、デ・ベジョータと呼ばれ、どんぐりしか食べたことのないイベリコ豚から作られる。熟成は2から4年もかけられる。ついで、どんぐりと飼料で育てるレセボ、どんぐりを一度も食べたことのないセボの順で格が異なる。せっかくバルセロナに来たからには、食べ比べをしたいと思い、市場の生ハムを見比べた。
 たくさん吊り下がる、スライス前の生ハムの原形を見るのはなかなか壮観である。市場の生ハム
よくわからない表示を見ると、産地や他の品質だろうか、いろいろと書いてある。かろうじて読めたハモンイベリコのなかから、ベジョータとセボ、二種類の生ハムを切ってもらい、ホテルに持ち込んだ。市場のマダムも真剣な表情でお仕事してくれる。感心したのはナイフ一本で薄く丁寧にスライスしてくれたこと。生ハムは切り方が大事と聞いたことがある。専用のギロチンみたいなのでないと、薄く美味しくスライスできないと思っていた。手際よく、丁寧にスライスしてくれた。
市場の生ハム2
市場で真剣生ハム屋さん

 見るからに色が異なる。ベジョータは黒っぽい。噛み締めると旨味が強い。でもセボだってサシが入り、充分美味しい。交互につまみ、先日のワイナリーツアーの土産カバといただく。ハモンイベリコは脂の味わいが大事らしいが、二種類のハムはサシの具合が全く異なり、余り比較はできない。塩気も異なる。酔ってくると味の違いが更にわからなくなる。だいたい牛肉も霜降りより赤身が好みの私には、味の違いがよくわからなくなった。二倍も値段は違うというのに・・・松坂牛よりオージービーフを愛する庶民性が生ハム味比べを妨げたようだ。
ベジョータとセボ
結局、毎朝食べたホテルのいかにも平凡そうな生ハムが私には一番馴染んだ。サシは少なく肉の旨味に満ちた、ハモンイベリコより大分安そうな生ハム。ビュッフェでサラダと合わせて、たっぷりと。朝からカバと共にいただき、幸せな生ハムの旅だった。ホテルの生ハム
ホテルの生ハムとサラダ



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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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