お部屋に紛れ込んだカマキリ

2014年9月26日
 世間では何かといろんな虫がニュースに出ることが多く、騒がしい。その姿や毒が人間を脅かしたりして嫌われることの多い虫たち。庭に出没する様々な虫に親近感を抱いている私としては、一概に虫が嫌われることはなんだか嫌なものである。もちろん蚊や蠅は大嫌いだし、蜘蛛も怖い。ユーモラスな姿を愛でるカマキリだって、実は怖くて触れない。
 最近我が家の室内には、様々な虫たちが急な訪問をしてくれて、びっくりさせられることがある。さあ寝ようと思った夜中に、白い壁に踏ん張って留まっていたカマキリを見たときもびっくりした。一体どこから紛れ込んだのか、通気口のわずかなスキマか、ドアを開けた一瞬だったのか。えっ、どうしてここにいるの?と話しかけてみた。こちらも怖かったが、カマキリも怖かったのか、微動だにせず、さりとて確かにこちらの気配を伺っている様子だった。きっと冷や汗をたらりとかいていたのだろう。とりあえず放っておいた。すると朝にはいなくなっていた。窓を開けているわけではないから、どこかに隠れているのではと、おそるおそる数日過ごしたが、どこにもいなかった。やはり通気口あたりから室外に逃げたのだろう。怖かったけど、ちょっと残念。
 朝の散歩の時、近所の道路でカマキリの屍をみた。羽色がこの室内に遊びに来たカマキリと同じ薄茶色だった。同じカマキリではないかもしれないが、ちょっと寂しくなった。
 
 
お部屋に蟷螂2

テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 学問・文化・芸術

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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