2014年10月6日
バルセロナのタパス巡りで覚えた味、シシトウ揚げ。旅するまではオリーブオイル炒めにしていた。現地で毎日たべて、やはりこれは揚げるのが大事だと気づいた。揚げることで柔らかく、皮がふんわりするし、青臭さがさわやかさに変化する。レシピと言うほどの作り方ではない。シシトウをオリーブオイルで皮が白っぽくなるまで揚げるだけ。揚げたてにフルールドセルなど美味しい塩をパラリとかける。決して食卓塩では駄目だ。妥協して伯方の塩とか、にがりがおおい日本の塩だろうが、塩の持つ旨みや食感が大事なので、できるだけ美味しい良質の塩がよいと思う。伯方の塩もにがりは豊富だが、フランスのフルールドセルに比べると、塩辛さが強い。対してオリーブオイルにさほど良いものは不要。私はAJINOMOTOエキストラバージンオリーブオイルで揚げている。

週末に親しい友人を夫不在の自宅に招き、二人でスペイン風のご飯を食べながらおしゃべりを楽しんだ。他にはアサリのサフラン風味ごはん。オリーブオイルで炒めたお米を、アサリむき身・サフラン入りのスープで炊き込んだだけ。土鍋で炊いた。かぼすを搾ってさわやかにいただく。パエリア鍋でなくてもスペインでは「アロス」という土鍋ご飯があるのでそれを真似してみた。

作り置きしたひよこ豆とチキンのチリトマト煮。自宅に招くときには、作り置きのおかずが1品あると便利だ。

他に生ハムと彼女がデパ地下で買ってきてくれたイカのサラダをいただいた。もぐもぐ、ぺらぺら忙しく、しかし沈黙もまた意味深い。遅くなるまで二人で過ごした。多人数女子会も楽しいが、心を許した友人と二人でおうちごはんもまたしっとりと楽しい。
ワインはスペイン、リアスバイシャスの白ワイン、ペドラロンガ。魚貝が美味しいガリシア地方のワインだから、アサリにもイカにもよく合う。シシトウ揚げにだってさわやかに合う。ただし車で来た彼女はノンアルコールビールで我慢・・・また今度は温かい料理に赤ワインに合うメニューでお招きしなければ。

バルセロナで買った、ガウディを彷彿させる模様のレンゲにおつまみ三品。
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