名古屋でひつまぶし

2014年12月1日
 名古屋でひつまぶしを楽しんだ。2泊3日だというのに二日間のランチをひつまぶしにした。お腹いっぱいである。
 一件目はひつまぶしの名店、あつた蓬莱軒(HP→蓬莱軒HP)。熱田神宮に行くことを決めた理由も、その界隈に蓬莱軒があったからである。平日の金曜日に12時に行くと、すでに数人が待っている。私一人だったせいもあるのか、10分だけ待ちテーブルに案内された。ただしそこから20分待ったが。ひつまぶしを注文すると「普通もりでいいですか?」と言われたので、確認すると、女性用に小さいどんぶりにう巻きがついたレディース定食があるという。う巻き好きの私は、それを注文することにした。
あつた蓬莱軒
 たっぷりのう巻きと小さめの鰻がのったどんぶり。う巻きからは湯気がたっぷり立ち上がり、いかにも熱々で美味しそう。ちょっと甘めの卵に、やはり小さめに刻んだ鰻が入っていた。好みの問題だろうが、卵はあまり甘くなく、鰻はたっぷりが好みなので、美味しかったけどちょっと残念。丼の鰻はこんがり焼かれていた。たれにコクがたっぷりあって美味しい。山葵と海苔が香り高い。香ばしい鰻に薬味三品をかけて食べると、ああ、私はこの組み合わせが大好きだ~と叫びたくなった。ご飯は少し残したいと私の理性が訴えたが、かなわず完食してしまった。鰻丼は少なめでも、たっぷりのう巻きで、だいぶお腹いっぱい。周囲を見ると、普通のひつまぶしはもっと量が多そうだった。50~60歳くらいの男性集団も「ちょっと量が多いな~」と給仕の人に言っていた。
 二日目のランチ。タクシーに乗り、運転手さんに「どこか美味しいところに連れて行って」とお願いした。同乗する友人がひつまぶしがいいと言う。鰻好きの私はダイエット中?にも関わらず、同意してしまった。運転手さんによると、昨日訪れた蓬莱軒は「店は一流、味は三流」とのことだった。「こりゃあぜひとも連れて行きたいな~」とうきうきした口調で「イチビキ」という店に連れて行ってくれた。しかし、並ぶ二組前ですでに品切れとのこと。12時半だというのに・・。残念で、周囲にただよう鰻の香りが、殊更に美味しそうに感じられた。仕方なく、途中で運転手さんが「ここもまあ、いいよ」と言っていた「うな善」に向かった。こちらも10分ほど待ったが、その後カウンターに座ることができた。芸能人が訪れたらしき写真が飾られている。
やわらかひつまぶし
 届いた鰻はふっくらたっぷり。ふつうのひつまぶしと違い、切れ目が入っていないが、柔らかいのでしゃもじや箸で容易に切ることができる。追加で頼んだう巻きも甘すぎず、大きい鰻である。薬味のフレッシュさが蓬莱軒よりなかったが、美味しくいただくことができた。ご飯がだいぶ固めに炊かれていた。友人が「出汁をかけることを考えると、この方がいいんでしょうかね」と言う。出汁をかけるのが余り好きではない私には、もう少しふっくらしたご飯が良かったかなと思う。
 食べログ始め、いろんなランキングで味の優劣を問われる昨今。味には個人の好みが反映するので、あまりランキングに左右されたくもない。それより自分の舌で実際に食べ比べするのが楽しいのではないか。タクシー運転手さんとのおしゃべりや、行ったが品切れだったという残念逸話も、旅の土産話として記憶に残るもの。ましてや一回の旅で大好きな鰻を2回も味比べできて、幸せだった。帰宅後に体重計に乗るまでは。


テーマ : グルメ♪食の記録
ジャンル : 旅行

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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