コロンとした美しさ 冬のバラ

2014年12月4日
 何週間にもわたって膨らんだバラのつぼみが、ようやく開いてきた。そんなときに冬の厳しい寒さが訪れた。こんなことではせっかく開きかけた愛しいバラが凍ってしまう。
 そう思って、庭のバラを切り取ってリビングに飾った。この時期に咲くことが果たして良いのかどうか、まだまだバラ栽培初心者の私にはよくわからない。それでも少しずつ膨らんでいったつぼみが嬉しくて、開花を待ち望んでいた。ようやく開いたバラは、コロンとしたまあるい形で美しい。5月のバラはあっという間に開花して、めいっぱい開いていた。今のバラはどうやら開きかけのコロンとした形で終わってしまいそうである。
 バラは「ピエールドロンサール」と、「しのぶれど」。愛をうたったフランスの詩人の名と、百人一首にもとりあげられた「忍ぶ」恋歌の初句を取ったバラである。やはり庭で凍えそうだったネメシアと一緒にいけたら、薄紅から薄紫のグラデーションの、素敵な花飾りとなった。自分で育て、自分の庭で開いたバラだと思うと感動もひとしおである。この一年、このバラたちにどんなに思いをかけ、そして私は慰められたことか。
 寒さはどんどん厳しくなるが、美しい取り合わせのバラたちで、心が温められた。

冬のバラたち

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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