愛するワイン 甲州シュールリー

                                               2014年3月18日
毎日の生活にワインはもはや欠かせないものとなっている。フランス・イタリアのワインやスペインのカヴァが多い。しかし、ここ最近日本のワインにも大いに注目している。とりわけ白ブドウ品種、甲州のワインが好きで、ダース買いをしては、我が家のハウスワインとして楽しんでいる。
初めて山梨のワイナリーツアーに出かけたのは、かれこれ20年も前のことである。その頃はまだ甘口のワインが多く、正直辟易したものだ。しかし最近の日本ワインの品質向上はめざましく、数年前から毎年山梨を訪れては好みのワインを探求している。10月はじめに甲府であるブドウ祭りはワイン好きには楽しい企画だ。テイスティンググラスを買い、様々なワイナリーがテントを張る会場を酔っ払いながら巡る。周辺にあるワイナリーでも楽しい試飲が存分にできる。
10年ほど前に初めて訪れたワイナリー、ルミエールの甲州シュールリーが最も私と波長が合う。微かにピンクがかった薄い黄色、淡い香り、フルーティでさわやかな味。フレンチやイタリアンのメニューではなく、寿司や天ぷら、焼き魚にも合う日本自慢のワイン。それが現在の甲州ワインだ。ルミエールにはほかに樽で熟成させた甲州ワインもあり、よりまろやかでしっかりした香りとなっている。

ルミエール甲州シュールリー

甲州ワインの品質が向上したのは、1984年に初めてシュールリー製法のワインが生まれた時だという(サライ増刊 美味サライ25巻577号 2013年による)。シュールリーとは、澱とともにしばしワインを熟成させることだ。この製法が甲州に取り入れられた時から、甲州は甘口の大衆ワインから辛口のさわやかなワインへと変貌したらしい。最近和食がユネスコ無形文化遺産に認められたが、世界でもっと和食が親しまれるためにも、この甲州ワインは大きな役割を果たすのではないだろうか。

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Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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