花の名前

2014年4月19日
 今日は天気も良く、絶好のガーデニング日和だ。昨日は雨が降ってろくに庭に出られなかったから、土曜の今日、庭に出るのがことのほか嬉しい。家を建てるときに「俺は庭仕事は絶対しないよ」とツンとすましていた夫だが今や植物に魅せられてしまい、昨夜から早起きして庭にでるとウキウキしていた。しめしめとほくそ笑む私である。
 咲き乱れるチューリップや開花が待ち遠しいバラとクレマチスを静かに眺めていると、剪定ばさみを抱えた夫が枯れ枝や徒長した枝を切りたいと細々と私に話しかけてくる。また以前教えた植物の名前を何度も確認しては私をガッカリさせる。果ては私が大切にしている芽を踏みそうになったり、愛らしい忘れな草を雑草と呼んだり、全く怪しいにわかガーデナーの夫である。
 今朝の朝日新聞天声人語には、意外にも夏目漱石が植物音痴だったエピソードが披露されていた。末文が私にとって小気味よく効いていた。「名もない花とニヒルにいうよりも花の名前を知っている人の方が格好いい」学生時代の偏差値は明らかに夫の方が高いはずだが、我が家の庭では断然私の方が格好いいと思う。

わすれな草

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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