2015年6月30日
東北自動車道、福島松川PA(上り線)にはETC丼なる名前のB級グルメ丼がある。2006年、スマートIC(高速道路のサービスエリアなどから、ETC搭載車両だけが通過できる簡易インターチェンジ)の恒久利用が開始になった頃、出来たメニューのように記憶している。Eはエッグ、Tはトン(豚)、Cはキャベツ。当時、このスマートICから一般道に降りて、近くの医大に通う用事があった。その頃を懐かしんで、久しぶりにこのETC丼をいただいてみることにした。
大きめの豚の生姜焼き3枚が、ポピュラーな味付けである。その下に、しゃきっとしたキャベツがマヨネーズとともに盛られている。真ん中にとろりとした温泉卵。ボリュームたっぷりの丼飯である。あとで調べると、食べログにも紹介されていた。コメントを読むと、福島にちなんで福神漬け、松川のMがマヨネーズと、私が知っている由来に、更に茶目っ気を吹き込んだ材料構成のようだ。お米も美味しく、もりもりと食べた。
2006年頃に食べたときと、微妙に変化しているような気がした。当時は豚肉3枚を食べると、ご飯の真ん中にまた豚肉が2枚挟まっていたような気がする。マヨネーズもなかったような・・・。おぼろげな記憶であるが、お肉がたっぷりでマヨネーズなしの方が好みではある。気さくなB級グルメ、少しずつ変化を遂げているのかもしれない。当時は多忙ななか、毎週のように新幹線や高速を使って茨城から福島まで通っていた。用事が終了した翌年、震災・原発事故があった。松川の田んぼの緑は健在だが、様々な状況が昔とは異なっている。
多少の変化はあっても、茶目っ気あふれたボリューム満点のETC丼。お米は福島産。もりもり食べて、元気に生きていきたい。
テーマ : グルメ♪食の記録
ジャンル : 旅行