美人じゃないワイン

2016年2月22日
 仕事関係の会合のため、幕張に一泊した。そして夜は親しい仲間とワインでおしゃべり三昧。ワインやビールが、次々と飲み干されていく。働き盛りの酒豪女四人、話が止めどなく続く。
 4人のなかで、年下の可愛い妹分Kが、大胆不敵なセリフを放つ。「私、デブとブスって嫌いなんですよね」 温厚な姉さんが「こらこら」とたしなめる。しかし・・・勇気を持って言うが、私も同感である。20を過ぎれば外見は整えられるものだ。つまり、ブスとは目鼻立ちの問題ではなく、日々の努力によって形成されるのだ。きわめて後天的なものだとおもう。デブやブスとは、内面の反映した姿に他ならない。
 肌や髪の毛は、特に年を重ねるほどきちんとした手入れが必要だが、例え高級化粧品を使わなくても、その努力に応えた成果がみえるもの。次に姿勢や表情、歩き方、ファッションに心を配ることが重要である。背筋が曲がり、うつうつした表情の女はうっとおしい。活力は、目鼻立ちや体型がどうであれ、魅力的にみせるもの。そして何より、他人への心配り。それがあれば、顔の造作は問題ではない。きちんとお手入れを重ねて、人との関係に心満たされた女性は、魅力あふれる素敵な存在。そんな女性をたくさん知っている。もちろん、この日集った人たちだってそうだ。いつも他人の幸せのために精一杯生きている。
 ブス・美人論で盛り上がっていると、お店の人が、なみなみとワインをついでくれた。表面張力目一杯の、美人じゃないワイングラス。でもお店の人の心配りと笑顔で、とても素敵にみえた。決してブスではない活力あるワイン。みんなでわあっと悦び盛り上がり、感謝を伝えた。じゅるっと一口、決して上品ではない飲み方をした。カジュアルな味だけれども、とっても美味しかった。

なみなみワイン

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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