ワイン好きのお総菜42 白アスパラのサラダ

2016年4月4日
 タケノコや山菜が日本の春を告げる代表的な野菜だとすると、フランスなどヨーロッパでは、それは白アスパラである。最近は日本でも、生の白アスパラをスーパーでみかけるようになった。嬉しい変化である。
 春頃にフランス・スイスを旅すると、やはりスーパーやレストランでは白いアスパラをよく見かける。調理法はごく簡単、穂先以外は皮を剥いて良く茹で、卵黄と溶かしバターのオランデーズソースを添えていただく。これだけで美味しい春の味覚だ。
 ちょっと高いのが難点だ。その昔、フランスでは17世紀に特権階級の間で大人気となり、フランス王ルイ14世は12月に白アスパラを食べたいといい、温めた庭で育てたアスパラがベルサイユで饗されたらしい(相原由美子 おいしいフランス極上の素材を訪ねる 岩波アクティブ新書92 2003)。絶対王政の贅沢王にはかなわないが、私も3本400円ほどのものを意を決して購入した。オランデーズソースを作るのは面倒だったので、冷蔵庫のマヨネーズを添えただけ。蒸した春キャベツも彩りに添えた。
 うっかりと軽い安赤ワインと合わせてしまった。フランスではロワール地方がアスパラの有名産地。ロワールの白ワインと合わせたら、さぞかし贅沢な一品となっただろう。でもまあ、春を告げる野菜は、どんなワインと飲んでもウキウキ感を高めてくれる。「毎年スイスで白アスパラを食べていた」とほら吹きな夫もうれしそうに平らげていた。

白アスパラ


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テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

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Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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