クレマチスの開花-麻生-

2014年5月7日
 庭のクレマチスが競演を始めた。私の庭には、麻生、ヴィルドリヨン、篭口、ダッチェスオブエジンバラ、マダムジュリアコレボンという5種のクレマチスがある。一週間ほど前から早咲き大輪系の麻生が美しく咲いている。蓮の花に似ている崇高な美しさを感じさせるクレマチスだ。
 クレマチスの魅力は、花の美しさはもちろんだが、多種多様に富んだ品種の豊かさにあると思う。色・形から分類すれば、麻生は薄紅色の大輪型、篭口は青紫色のベル型、ダッチェスオブエジンバラは緑がかった白の八重咲きだ。早咲き大輪系、ヴィチセラ系、インテグリフォリア系など様々な品種があり、花芽の付き方からは旧枝咲き、新枝咲き、新旧両枝咲きの3種類がある。観て楽しむには色や形・品種が、栽培して剪定するには花付きの3種類の違いをよく把握しておくことが大事である。開花のタイミングも重要である。早咲き、中生、遅咲きの違いを踏まえておくと、バラを始めとする他の花とのコーディネートに役立つ。(以上金子明人監修 「別冊NHK趣味の園芸 クレマチス 育て方から最新品種まで NHK出版 2009参考)
 家を建てた時、その美しさにひかれて真っ先に購入したのがこの麻生である。花芽の付き方は旧枝咲きといい、前年に伸びた茎にしか開花しない。そのため間違って短く剪定したりすると翌年には花が咲かないのだ。冬には枯れた様に見える茎を大切に大切に取っておき、春の芽吹き、5月の開花をじっと待つ。地植えにして3年目、今年も長い待ち時間を経て美しく咲いてくれた。四季咲きといって、次々と秋まで開花するクレマチスも多い中、忍耐が求められる品種だが、大きさや美しさはひとしおだ。今年は誘引の場所がお隣さん側に偏ってしまい、最初の開花は私ではなくお隣さんに向いていた。片思いのような数日間が続いたが、ようやく我が家側に誘引した枝に開花するようになった。一年に一度の邂逅である。昨年と同じ顔の花なのに、何度も挨拶したり写真を取りまくるのであった。

麻生201457

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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