ぶらり 仙石線の旅

仙石線
2016年5月18日
 週末に、実家の宮城に滞在し、塩竃、松島を訪れた。半日で訪れた弾丸の旅だったが、馴染みの場所のそれぞれを、ゆったりと愉しむことが出来た。
 仙台から仙石線に乗り込む。久しぶりの乗車だ。東北本線から仙石線乗り場への乗り換えは、少し歩く。乗り込むときに、大阪から来たというおっちゃん(失礼!でもこれ以外の表現が似合わない・・)が、あたふた、うろうろと躊躇している。「これ、松島海岸にいくのかいな?」一人旅なのだろうか、落ち着かない様子で、でも楽しそうに乗車していた。私が降車するときに「ありがとうね~」と満面の笑顔。松島を楽しんでね、おっちゃん、と心でつぶやいた。
 30分ほどで塩竃に到着。この日、最大の目的、寿司屋に直行した。駅前には寿司屋がひしめきあっている。津波の被害をうけた駅前には、まだ空き地もぽつぽつとあるが、震災1年後に来たときよりも、活気づいているのが嬉しい。塩竃は鮪の水揚げ日本一を誇る漁港である。一度も冷凍されていない、美味しい鮪が味わえるのだ。寿司屋「しらはた」で鮪たっぷりの寿司を味わい、塩竈神社へとゆっくり歩いた。途中には銘酒、浦霞の蔵がある。道には津波注意の看板があり、心が痛む。神社では、結婚式を行っていて、垣間見を愉しんだ。
 しらはたの寿司  浦霞 塩竃神社 津波看板
 
 塩竃の街並みを愉しんだ後、再び仙石線に乗り、今度は松島海岸を訪れた。この日二つ目の目的、松島湾を眺めながらも日帰り温泉を愉しむためである。
松島一の坊から松島湾 松島湾 円通院 庭 円通院 政宗 臥竜梅移植
 松島一の坊というホテルの最上階から、松島湾を一望しつつ、温泉に入った。15時までの日帰り入浴のところ、14時半に到着したから、正味30分の温泉だったが、真っ青な海と空を眺めて、一人で湯船に浸かったから、本当にのんびりできた。帰路の松島湾も美しい。島々の間に、白いディンギーが浮いている。ヨット遊びを楽しむ優雅な方がいるのだな。
 駅前には、瑞巌寺のとなりに円通院という寺もある。庭園が美しい、静かな寺だ。沢山の花が咲き乱れていて、美しい寺である。こちらに臥竜梅があったような気がして、お寺の人に確認した。臥竜梅とは、伊達政宗が朝鮮出兵の際に甲に持ち帰ったという梅である。私の記憶違いで、お隣の瑞巌寺にあるそう。「でも、瑞巌寺から挿し木した臥竜梅が、おとなりの茶店前にありますよ」とのこと。早速探してみたら、ありました。看板もなにもなく、茶店の人に聞いても「梅?あれかな~・・?」と心許ない。だが、ちゃんとありました。そんな話を、円通院からすぐ近くを一緒に歩いていた男性二人連れが、興味深そうに見聞きしていた。「臥竜梅ってなんですか?」「これですかね?」「今夜の話のタネにしよう」他にも何人かのご友人と松島旅行しているのだろうか、楽しげに会話を交わしていた。旅先では、こんな見知らぬ人とのちょっとした会話が楽しいもの。
 半日で塩竃、松島をささっと巡り、でもゆったりと愉しむことが出来た。今度はまた、いつものように家族や友人達と、一泊で愉しみたいと思う。

テーマ : 日帰りお出かけ
ジャンル : 旅行

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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