リスボン旅日記⑦ ポルトガルワイン

ヴィーノベルデ2
2016年8月8日
 フランスや隣国スペインと比べると、華やかな知名度は少ないが、ポルトガルもワインが美味しい。ワイン好きの旅は、もちろんワイン探求の旅でもある。今回は、リスボン近郊のワイナリーをふたつ訪ねた。

 少人数の現地バスツアーで、リスボンからテージョ川を越えた南側のアラビタ半島を巡った。風光明媚なアラビタ自然公園のワイナリーでテイスティングを楽しむ。ツアーでは、シカゴから来たというアメリカ人夫妻、ロンドン在住の中国系オーストラリア人女性、アイルランド人カップル、そして私たち夫婦と8人が一緒になった。運転手兼ガイドの方に、いろいろ説明してもらいながら、味わう。赤、白、そして甘いデザートワイン。
ワイナリー1 ワイナリー3 ワイナリー2

アゼイタシオンというワインで知られた小さな街。そこにあるジョゼ・マリア・ダ・フォンセッカというワイナリーでは、樽が並ぶ蔵や綺麗な庭を建学し、最後に試飲した。ここではモシュカテルワインという甘い食後酒が有名。琥珀色のモシュカテルワインを味わった。
 ワイナリーツアー3 ワイナリーツアー2 試飲

ポルトガルは、コルクの生産量世界一でもある。ツアー中、車中ではコルクの木片を眺め、ワイナリーの帰りにコルク樫の林にずずっと車を駐め入れ、コルクの説明を聞いたりする。
コルク コルク樫
 
 ワイナリーツアーは楽しかったが、食事と共にレストランで楽しんだポルトガルワインの思い出も素敵だ。最もよくいただいたのは、ヴィーノ・ヴェルデという爽やかな白ワイン。緑のワインという名前が面白い。リスボンのワインリストは、必ず赤ワイン、白ワイン、そして緑ワイン、というカテゴリーに分かれていた。緑ワインといっても、こちらからすれば白ワイン以外の何物でもないのだが、そこはポルトガルワインの一分野の地位をしっかりと占めているということなのだろう。ごくごく微かな発泡性白ワインが、ヴィーノヴェルデ。ポルトガル最北端、大西洋側のミーニョ地方で作られるDOPワインである(原産地統制名称ワイン。フランスワインでいうところのAOC)。魚のグリル、鮹のサラダにぴったりの、爽やかな辛口ワイン。カラリと暑いリスボンの気候のもと、とても美味しくいただけた。
 そして、スペインと同じく、サングリアが至るところでいただけた。白いサングリアが特にお気に入り。店によってフルーツやスパイスの配合が異なるのも面白い。美術館でいただいたグレープフルーツ、レモン、ミント、シナモン風味が、特に美味しかった。
ヴィーニョベルデ サングリア 赤 白サングリア

 遠い昔、フェニキア人の時代から、ポルトガルではワインが作られていた。ポルト酒、マディラ酒など、酒精強化ワインが有名だが、気楽なカフェやレストランで味わえる、カジュアルなワインもとても魅力的だった。

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

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Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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