南蛮文化薫る城下町、臼杵

2017年1月23日
 大分で臼杵市に立ち寄った。大分市の東南に位置する、大友宗麟縁の城下町である。お目当てはふぐ料理。そして、キリシタン大名だった大友宗麟を彷彿される街並みだ。
 空港からレンタカーを借りて東九州自動車道を通過、臼杵に到着したのは13時半。車から創業100年というふぐ料理店を予約したつもりが、どうやら間違い電話をしたらしく、そこでふぐ料理は堪能出来なかった(料亭 山田屋さん。対応が丁寧だったので、いつかまたちゃんと訪れたい!)。観光案内所で紹介してもらい、寿司・ふぐ料理の店で、ふぐ料理をいただいた。すり身状の肝をポン酢に入れた(ふぐの肝は猛毒があることで知られるが、大分では食べられるようだ。実はカワハギの肝?真偽はよくわからない)。初めて堪能した。まったりとコクがあり、手製という唐辛子ペーストも旨みがあって美味しい。臼杵 ふぐ

 すぐそばにある、酒蔵を訪れた。現代タイル作家によるアズレージョがあり、宗麟時代の南蛮交流が壁面に描かれている。天正遣欧少年使節だろうか、4人の少年のタイル画が、リスボンから日本を巡る航路を囲むように描かれている。アズレージョとは、ポルトガルの青タイルによる壁面装飾のこと。昨年旅したリスボンで、たくさん素敵なアズレージョを見て、感動した。→リスボンの旅 アズレージョそれ以来、南蛮貿易の軌跡をたどる旅をしたかった。長崎やマカオを訪れたい。そう思っていたが、まずは大分帰省で思いがけず南蛮文化に出会うことが出来た。美しく清廉な青タイル。遠い昔にはるばるヨーロッパと関係してきた人々の祈り。酒蔵にしみじみと描かれていて、とても良かった。
 臼杵には、他にも城址、沢山の神仏など見どころがある。今回はわずか2時間足らずの滞在で残念。大分合同新聞では、現在、安部龍太郎による小説、「宗麟の海」が好評連載中で、安部ファンの私は、たまに読む断片的なその小説に大変魅力を感じている。大分では、この小説を将来大河ドラマに、という微かな運動もあるようだ。大河ドラマで有名になる前に、またいつかゆっくりと訪れたい。

臼杵アズレージョ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR