高知旅日記1 鰹三昧


 
 高知は仕事の都合で出かけたのだが、なんといっても旅先では美味しいモノをたらふく食べたいもの。横浜の友人達と、あるいは職場の同僚達と、高知名産の鰹が美味しそうな店をぬかりなく予約しておいた。こういうことだけは素早いね、と夫に苦笑されながら。
 初日は黒尊という小さな居酒屋。大将お任せの料理が次から次へとでてくる。そしていずれもメチャクチャ美味い!!!大好きな白子はたっぷり、刺身盛りは分厚い鮃・鯖・鰤・鰹がどーんと盛られ、ニンニクの葉っぱで作ったというペースト状のヌタが添えられている。ちょっとジェノベーゼみたいな味わいで、刺身の新たな美味しさを発券した。そして鰹のたたきもたっぷり。絶品とはこの耳セのためにある言葉、それだけ美味しい魚たち。素っ気ない風だが、美味しく味わうために、適切なアドバイスをしてくれる愛すべき大将。この店には、虜になった。
 いずれもお皿が心憎い。備前、あるいは古伊万里のよう。そう大将に言うと、頑固者らしい顔が、ちょっとはにかんで嬉しそう。たらふく食べた。およそ10年分の鰹は食べたような気分になった。
 二日目は、有名鰹料理の老舗、司へ。隣のお座敷からたばこ臭がぷんぷんで、マイナス30点。お味はまあまあ。前日が素晴らし過ぎて。
 数年前に初めて訪れた高知。そのときも街中の居酒屋で鰹をいただいた。隣になった土地のおじさん達が、ニンニクスライスを添えて食べるんだとおしえてくれた。生き生きした鰹、炙られたスモーキーな香りが良くニンニクと合って、美味しかったし、土地の人々と楽しく飲んだ思い出も好印象。いつか鰹のためにまた訪れたいと熱望していた高知。今回の鰹料理でも裏切られることなく、鰹と土地の人とのふれあいは素晴らしかった。

テーマ : 四国旅行
ジャンル : 旅行

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Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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