赤ワイン色のカミキリムシ

2014年5月27日
 庭の白薔薇、アイスバーグを眺めていたら、いつものハナムグリ(カナブンを小さくしたような虫)とは違う、きれいな紅色の虫がいた。ワインレッドといってもよいような美しい紅色だった。いかにもカミキリムシといった風情。
 さっそく先日買った、子ども向けだがやたらとリアルな写真が満載の昆虫図鑑「講談社の動く図鑑MOVE 昆虫」(講談社 2011)で名前を調べようと思った。カミキリムシには8ページも割いて解説しているし、たくさんのカミキリムシを紹介している。しかし私が見た鮮やかな美しい赤いカミキリムシは載っていない。茶色いのや緑色、そしてかの福岡伸一先生が少年時代に出会い、それが生物学者へのきっかけとなったというルリボシカミキリなどは紹介されている。日本に800種のカミキリムシがいるとこの図鑑には書いてあるから、私がみたのは世にもめずらしいカミキリムシなのかもしれない。そんなことを考えながら数時間経過した。
 どうもすっきりしない私は、今度はインターネットで調べることにした。するといとも簡単にこれが「ベニカミキリ」ということが判明した。
http://www.insects.jp/kon-kamibeni.htm
前胸部の黒い斑点が私の写真では見えにくい。全身真っ赤だと思い込んで調べていたのも悪かった。もう一度前述の図鑑を調べると、ちゃんとベニカミキリは掲載されていた。しかしどうみても図鑑ではオレンジ色である。紅色ではない。
 薔薇の花粉をむしゃむしゃ食べていたから、薔薇にはいい迷惑だろう。しかし、この紅いカミキリムシが純白の花びらと黄色い花粉をステージとして存在する姿はとても美しかった。ブルゴーニュの赤ワインにも似たその美しさに免じて、そのまま花粉を進呈することにした。

アイスバーグを食べるカミキリムシ?

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR