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フジタの一生 藤田嗣治展


2018年10月8日
日本に生まれ、フランスに生きた画家、藤田嗣治の一生を眺めつつ、その作品を味わう充実の展覧会を鑑賞した。フジタの作品はこれまでも幾多の美術館で鑑賞してきた。中でも圧巻は国立近代美術館のアッツ島玉砕で、乳白色の裸婦や変なネコの絵などよりも、ずっと心に残る絵だった。また、フランスのランスにあるフジタの礼拝堂も良かった。不思議な髪型の日本とフランスを往き来した画家。

今回の展覧会で、切れ切れだったフジタの一生を追いながら、その作品を鑑賞した。高名な陸軍医師の次男として生まれ、黒田清輝、モディリアーニ、ピカソなどの影響を受け、良く似た画風を転々とし、そして有名な乳白色の裸婦へと至る・・。その後二度の大戦や南米の旅をへて、カトリック洗礼。様々に変わる画風とその背景にある激動の時代に生きたフジタの変化かがありありと感じられた。
ちょっと冷淡に見えていた、フジタの作品が、これまでよりも味のあるものに変化して見えてきた。良い展覧会だった。

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bordeauxlyon

Author:bordeauxlyon
のびやかな筑波山の麓に在住。ガーデニングとワイン、旅が生きがい、そして趣味は美術館巡りと短歌です。
美しい花や自然、アートに満たされた日々で、心地よい豊かな日々を過ごしたいと思っています。
花と画家のなかでも大好きなクレマチス、マティスを冠して、日々の暮らしについて語ります。

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